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まるで別の家!こだわりの天井リノベ事例3選。Befor Afterで解説!

事例提供:クラシカ


この記事を書いたのは
はせがわ あかね|整理収納アドバイザー
作業療法士として働きながら、整理収納・子育て・インテリアなど暮らしに役立つアイデアを発信。
あなたらしく「暮らしやすい」空間づくりを提案します


こんにちは!片づけクリエイターのはせがわあかねです。

家は人が住まうための、いわば「箱」のようなもの。この箱を構成するのが、面である壁・床・天井です。リノベーションでといえば、間取りの変更や床材の張り替えなどをイメージしますが、実は、天井をリノベーションするケースも多いんです。

そこで今回は、オーナーがこだわり抜いた天井のリノベ事例について解説していきます。

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天井はプロにお任せ!リノベがオススメな理由

家を構成するのは、壁・床・天井といった“面”の要素です。これらの面は、自然と視界に入る分量が多くなるため、部屋のイメージチェンジをする際には、この3つの部分に変化をつけることが有効です。

壁はポスターや棚を配置したり、壁紙を変えたり、床はラグやフロアクッションを敷いたりして自分で簡単に部屋のイメージを変えることができますよね。しかし、天井はどうでしょうか。高所で重力に逆らった作業をするとなると危険もありますし、気軽には模様替えできません。

そこでオススメなのが、プロにお任せする天井のリノベーションです。それではここから、実際のリノベ事例を見ていきましょう。

天井リノベ事例1:天井現しで開放感UP

事例提供:アスプリード

こちらは、天井現わし(配線や配管を隠すための天井のボードを取り払い天井を高くする)のリノベーションをした事例です。配管がむき出しとなるため、配管箇所を覆うように梁加工を施しています。

現わしになった天井部分はホワイト塗装にすることで、より高く開放感的に。また、梁には同じくホワイトベースの木目調クロスを使用し、のっぺりとしがちな天井の良いアクセントになっています。

事例提供:アスプリード

施工前の写真と比べると、開放感の違いがよくわかりますね。上げた天井の高さに合わせてエアコンの位置を変更したり、リビング横のキッチンにも同じクロスを使って統一感を出したりと、細やかな気配りが感じられるリノベ事例です。

天井リノベ事例2:躯体現しで雰囲気満点に

事例提供:アスプリード

こちらの事例は、躯体現わしにした天井に鉄管配線でライティングレールを取り付けています。先程の事例とは真逆の発想で、配管をあえて見えることでインダストリアルな雰囲気たっぷりの大人な空間に。

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施工前の写真がこちら。床面積は変わらないのに、ほんの少し天井が高くなるだけで、見違えるほどおしゃれな空間になります。照明が部屋に与える印象も大きく、天井のリノベと合わせてライディングプランを変更すると◎

天井リノベ事例3:木目でおしゃれ感を演出

事例提供:アスプリード

3LDK→2LDKへとリノベをしたこちらの事例では、キッチン部分の天井を床と同じナチュラルなウッドへと変更しています。色味と木目の方向を揃えることで、より統一感のあるワンランク上の洗練されたインテリアへ。また、手前から奥へと自然と目線が誘導されるので、奥行きが増したように感じられます。

事例提供:アスプリード

リノベーション前のキッチンと比べてみましょう。間取りの変更と合わせて天井に木目をあしらうことで、お部屋の気品もUPしています。

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まとめ

普段は注視することのない天井ですが、実はいつも視界に入っている部屋の印象を変えるための重要なポイントです。

天井現しで高さを変えたり、クロスやパネルをあしらって見た目に変化をつけたり…一口に天井リノベと言ってもその方法は様々です。

広さなのか?おしゃれ感なのか?自分が部屋に何を求めるのかで、天井リノベーションの内容も変わってきます。何をどうしたら良いかわからない時は、色々なリノベ事例を参考に、好みのものをピックアップしていくと道筋が立ちやすいですよ。

オーナーこだわりの天井リノベ事例を参考に、まさに『仰げば尊し』な素敵な天井を手に入れてみてはいかがでしょうか。