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オシャレな「壁付けI型キッチン」のリフォーム・リノベーション事例をまとめてみました

事例提供:株式会社空間社

壁付けI型キッチンは、ほかのキッチンレイアウトに比べて、省スペースで、スペースが限られている家でも設置しやすいのが魅力です。この記事では、そんな壁付けI型キッチンを取り入れた、オシャレなリフォーム・リノベーション事例を7つ紹介していきます。

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事例1:すべての機能を壁一面に統一したスッキリI型キッチン

事例提供:株式会社空間社

1つ目に紹介するのは、築40年あまりの昭和の家をリノベーションした事例です。もともと和室だった部分にLDKを配置し、キッチンも新設しています。

調理スペースや収納など、必要な機能をすべて壁一面に集約することで、リビングダイニングのスペースにゆとりを持たせているのが特徴。ステンレスのキッチンカウンターや収納、通常は壁裏に使用する不燃材をあえてそのまま使用した壁面など、マテリアル感のある仕上がりにしているのもオシャレなポイントです。

機能が1ヶ所に集約されているため、日常の使い勝手がよいのも嬉しいところですね。

事例2:コンパクトだけどナチュラルで洗練されたI型キッチン

事例提供:株式会社空間社

約43平方メートルという、家族で暮らすには小さめのマンションリノベーション。床はモルタルの土間仕上げとし、壁や天井は白で統一した中にナチュラルな木のテイストを加えるという、シンプルな北欧テイストの空間です。

そんな住まいに設けられたのが、画像にあるシンプルな壁付けI型キッチン。住まいのサイズ感に合わせてコンパクトではありますが、コンロ、オーブン、シンク、収納といった必要な設備が効率よく配置されています。作業スペースは限られるものの、最小限の移動で家事が済ませられる利便性も兼ね備えています。

キャビネットはIKEAの製品をベースとしつつ、表面にナラ材を使用して白塗装拭き取り加工を施すなど、部屋のテイストに合わせたこだわりが見事です。

事例3:お年寄りの一人暮らしに合わせたリノベーション

事例提供:株式会社デコラホームステイジング

こちらの部屋に住んでいるのは、80歳のおばあちゃん。もともと壁一面に昭和を感じさせる一般的な壁付けキッチンが置かれていましたが、離れて暮らす息子さんの「火が心配」という意見を踏まえ、新たにIHコンロのオシャレなキッチンに生まれ変わりました。

高齢の一人暮らしではキッチンのサイズが小さめでも問題ないことから、キッチンをダウンサイズし、冷蔵庫スペースを並列で設けています。

キッチンは、メインで使う人の年齢やライフスタイルによって、必要なスペックや広さが変わるもの。暮らす人のライフスタイルに合った作りに見直せるのもリノベーションの魅力です。

事例4:生活感を排除したモノトーンでシンプルなI型キッチン

事例提供:ツバメクリエイツ株式会社

日頃から料理をしたり洗い物をしたりする場所であるキッチンは、どうしても生活感が出てしまいがちですよね。オシャレなリノベーションを実現しても、キッチンから生活感が溢れてしまうと残念な印象になりかねません。

こちらのキッチンは、白のスクエアタイルに黒の目地を配した壁と、一面ステンレスの収納からなるシンプルさが魅力。モノトーンに統一することで、余計な生活感を一切感じさせません。ステンレスやタイルは汚れても、水拭きすればすぐ綺麗になるのも大切なポイント。

常に整理整頓や清掃を心がけて、いつまでも綺麗に使いたくなるオシャレなキッチンです。

事例5:サブウェイタイルでオシャレ度アップのI型キッチン

事例提供:SCOMO

コストや機能性を考えると、各メーカーから販売されているシステムキッチンを選ぶケースも多いのではないでしょうか。デザインが豊富で、さまざまなカスタマイズが可能な昨今のシステムキッチンですが、造作キッチンに比べるとオリジナリティやこだわりを演出しづらいのは事実です。

こちらのキッチンでは、一般的なシステムキッチンを採用しつつも、壁に白のサブウェイタイルを貼ることにより、こだわりをプラスしています。システムキッチンも上手く活用すれば、オシャレで特徴のあるキッチン空間を実現できます。

事例6:キッチンアイテムを置いて完成するシンプル空間

事例提供:M・DESIGN

キッチン設備そのものでオシャレに演出するのもよいですが、設備は必要最小限にとどめたうえで、こだわりの調理器具やキッチン小物でオシャレ空間を完成させるというのも一つの方法です。

こちらのリノベーションでは、業務用を彷彿とさせる無骨なステンレスの作業台に、必要最低限のシンクとコンロのみを配置。そこに食器や調味料などを設置することで、センスを感じるすてきなキッチンが完成しています。

単体では無骨で少し冷たさを感じるかもしれませんが、大きなグリーンを窓際に設置し、照明を暖色系とすることで、適度に落ち着ける空間に仕上がっていますね。

事例7:趣味に囲まれたガレージスタイルの無骨キッチン

事例提供:SCOMO

最後に紹介するのも、無骨でシンプルな壁付けI型キッチンの事例です。こちらの家は、オーナーの趣味である自転車が中心に置かれた空間となっており、それに合わせて全体がガレージのような仕上げになっているのが特徴。

キッチンも全体のテイストに合わせ、ステンレスの天板のみという究極に無骨でシンプルな作りです。食器棚や調理家電類は、すべて独立したステンレスのキャビネットへ集約しており、住んでいる人のライフスタイルを体現したキッチンと言えるでしょう。

一見、食器類や調理器具類が雑多に置かれている印象も受けますが、それも含めてガレージ風というテーマの中で展開されているように感じられるのが面白いところです。

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まとめ

今回は、オシャレな壁付けI型キッチンのリフォーム・リノベーション事例を7つ紹介してきました。壁付けI型キッチンは、スペースを有効活用できるだけでなく、限られた空間でライフスタイルを表現できるというのも魅力の一つです。リノベーションによって、自らのこだわりを詰め込んだオシャレなキッチンを実現してみてはいかがでしょうか。