【リノベ|インタビュー】モデルはオーストラリアのカフェ!コストバランスとデザインにこだわったゆったり1LDK

今回ご紹介するSさんご夫婦宅のテーマは「オーストラリアのカフェ」。実在するカフェをリノベーションで再現しました。デザインにこだわりつつ、予算内に収める工夫もたくさん詰まった家づくりです。加えて、スペースを有効活した空間づくりは参考になること間違いなし。デザイン・コストバランスを重視した家づくりはどういったものなのでしょうか。今回はSさんご夫婦に家探しの経緯から家づくりでこだわった点についてお伺いしました。

妥協したくないからリノベーションを選択

家を購入しようと思ったきっかけを教えてください。
 
「僕が部署を異動して、そこにいる限り転勤がないとわかったからです。それがきっかけで、家を買うことに前向きになりました」
 
最初からリノベーションでご検討を?
 
「はじめは新築ばかりで10社くらい見ました。でも、あまり内装が好みでないし、エリアも妥協しないといけなそうだし、出来上がるまで内見できない。なかなか妥協点が見つからなくてどうしようかと考えていたときに、兄からリノベーションを勧められました。兄が資材店で働いていて、自分の好みにしたいならリノベーションがいいよと。リノベ不動産さんも兄から教えてもらいました」
 
他にもリノベーション会社はご覧になりましたか?
 
「6社ほど見ました。物件探しからリノベーションまでワンストップでできるところを探していました」
 
リノベ不動産にした決め手は?
 
「営業の鶴内さんとデザイナーの高橋さんの人柄です。最初から親切で、そのまま自然と話が進みました。今後また部署が変わったり、広い家へ買い換える可能性もあるので資産価値なども気になっていたのですが、そのあたりも丁寧に調べてくれたのが好印象でした。この人たちなら一緒に家づくりができると思いました。横浜のショールームもセンスがいいなと。保証期間が長いのも安心できました」
 
エリアはどうやって決めましたか?
 
「最初から広範囲で探していました。僕たちの勤務先に行きやすくて、都心へも出やすい交通アクセスの良さを重視しましたね」
 
こちらの物件の決め手は?
 
「立地です。駅から近くて便利だし、売却するにも良いなと。治安の良さもポイントです。築年数のわりに汚くないし、管理もきちんとしていて、ベランダが広いのも魅力でした。高層住宅がないから目の前が抜けているので、誰かと目が合うこともないからプライバシーの面でも安心。広さもリノベーションがしやすい広さだと思いました。あとは住んでいる方々の感じの良さ。内見した日がちょうど花火大会の日だったんですが、毎年屋上で食事を持ち寄ってみんなで花火を観るみたいなんです。仲の良さを感じて、そこもいいなと思いました」

オーストラリアのカフェを忠実に再現

家づくりのテーマを教えてください。
 
「オーストラリアのカフェです。テイストを決めるときに住宅以外にもカフェの事例を見ていて、そこで見つけたオーストラリアのカフェが気に入りました。あれこれ詰め込むよりも一つに絞ったほうがブレないと思って、そのカフェを再現することにしました」
 
家づくりでこだわられたことは?
 
「カフェを完全に再現することです。全部取り入れながらも予算オーバーにならないようにやりくりしました」


 
間取りはどのように考えましたか?
 
「リビングは広くしたかったので、もともとあった2室を取り壊して広いリビングにしました。その分、寝室は寝るだけなので必要最低限の広さにしました。WICとパントリー、ワークスペースも絶対に欲しかったので取り入れてもらいました」

LDKには仕切りは一切なし。全てが一体化した空間です。モデルにしたオーストラリアのカフェを再現するために細部までこだわったお二人。壁は白で統一していますが、構造に合わせて梁から上は躯体塗装、梁から下はクロスを施しています。床はオーク材の無垢フローリングを白く塗装。白味がかった床はどこか柔らかい表情で、空間に溶け込んでいますね。タイル壁とドアは淡いグリーン系で統一して、空間のアクセントになっています。

素材・色合いにこだわり抜いたキッチン

キッチンでこだわった点を教えてください。
 
「キッチンは対面式と決めていました。カウンターの天板はメラミン化粧板です。カフェのカウンターが大理石みたいな感じで、それに似ている化粧板を見つけてくれました。あと、このパントリーの入り口のタイル壁。これがすごい大変でした。自分たちでタイルメーカーを回って数種類タイルを選んで、混ぜて貼ってもらいました。タイル選びが一番キツかったですね。サンプルって結構重いから、ショールームを2周するとなったときは、もう本当に嫌になりました(笑)」
 
もとはL字型キッチンでしたが、火まわりを壁付にして水回りと並行に設置。奥にパントリーを造りました。水まわりと火まわりを並行にしたことにより、前後の動きで作業できるので効率が上がります。対面式キッチンはゆったりLDKに欠かせない設備。全体を見渡せる空間はそれだけで開放的になります。
 
造作棚は壁はオープン収納、キャビネットはクローズ収納ですっきりと品のある仕上がりに。冷蔵庫はパントリーに置いて見えないので、生活感を感じさせません。お二人渾身のタイル壁がキッチンに爽やかさを加えています。
 
カウンター頭上のペンダントライトがかわいいですね。
 
「実はこれ、シーリングコードと照明を別々に買ったんです。ゴールドのシーリングコードを探していたんですけど、なかなか見つからなくて。そしたらHAGSでこのコードを見つけました。ブラケットや取手もゴールドで統一しています。細かい部分も妥協しませんでした」

小上がりでキレイに収めた寝室

寝室は小上がりにしました。小上がりの下には大きな引き出しを2つ作って収納を確保。室内には造作棚があるので、スマホや時計、雑誌など細々した物を置ける仕様です。
 
小上がりは寝室以外にも、和室やちょっとした来客スペースとして造る方が増えています。小上がりは目的に合わせて自由に造ることができ、スペースを無駄なく使えるのでリノベーションでも多くの方が取り入れています。リビングの光を取り込むため、室内窓を設置しました。このように日差しを取り込めない部屋に室内窓をつけると、隣の部屋から明るさを取り入れられます。デザイン性があり抜け感が出る室内窓はリノベーションでも人気のアイテムです。

スペースを無駄なく使ってワークスペースに

リビングと寝室の壁には造作デスクでワークスペースを造りました。デスクがなければ普通の壁ですが、このようにデスクを設けるだけでスペースの有効活用ができます。近年、ワークスペースをリビングの一部に造る傾向があります。同じ空間内に違うことができるスペースがあると、自分の中のスイッチが入りやすく集中できますね。それぞれ違うことをしながらも同じ時間を過ごすことができ、つながりを感じられます。

ホールのような土間で清潔感ある美しい玄関に

広い玄関ですね。
 
「玄関はいろいろな物を置けるように土間を造りました。その分、廊下は短くしています。廊下はそれほどいらないので削りました」
 
ゆったりした広さは土間というより、もはやホール。白を基調にした玄関は開放的かつ品格漂う空間ですね。靴収納はフローティングタイプ。浮いて見えるデザインが空間全体をよりすっきりと見せています。玄関は自分好みにアレンジを効かせられるスペース。セレクトショップのような靴収納を造る人も入れば、このようにモデルルームのような高級感ある空間など、希望に合わせて変えられます。玄関もリノベーションでいろいろなバリエーションを楽しめる場所です。
 

クロス・床で生まれ変わった洗面室&トイレ

洗面室と浴室、トイレは変えられましたか?


 
「洗面室は間取り以外全て変えました。室内自体はドアやクロス・フロアタイル、照明を変えて洗面台自体も一新。洗濯機上部の棚やタオルホルダーは新たに設置したものです。トイレはクロスとタイル、トイレットホルダーを変えました。浴室はそのままです。洗面室とトイレにもカフェのテイストや色味を取り入れました」
 
洗面室は奥様のメイクコーナーも兼ねています。寝室を必要な広さのみに狭めた分、洗面室で身支度を完結できるようにメイクアイテムを置いて座れる仕様にしました。カフェの内装を取り入れて、クロスもLDKのテイストを引き継いでいます。洗面カウンターもメラミン化粧板で大理石風に。まるでホテルのパウダールームみたいですね。

トイレも同様にカフェテイストに仕上げています。総柄だけど、淡い色味で品があるクロスがポイント。ゴールドのペーパーホルダーもこのクロスにマッチしていますね。ホワイトとグレージュにゴールドが差し色になって、まるで海外のインテリアのような空間に。

リノベーションで困ったこと

リノベーションで困ったことはありましたか?
 
「予算を守りつつ、デザインを妥協しないことが大変でした。そこで活用したのが施主支給です。例えばIHの加熱部分は白を希望していて、最初検討していたものはコストがかかって全体を圧迫してしまうため、施主支給でコストダウンしました。他にもレンジフードと食洗機を施主支給しました。施主支給の場合、スケジュールやサイズを自分たちで調整しないといけないということもあり、施工の川井さんに逐一電話して相談しました(笑)」

Sさんご夫婦からメッセージ

最後に、Sさんご夫婦からリノベーションを検討されている方に向けてメッセージをいただきました。
 
「こだわるところは徹底的にこだわるのがいいと思います。ショールームに行くときや打ち合わせには、好みの画像や雑誌を持ち歩くのがオススメです。自分たちではイメージが明確なはずだけど、探しているうちに、だんだんよそ見したり自分自身がわからなくなる時があるので、すぐに戻れるように、調べられるように持ち歩くのがいいと思いました。

あとは、担当者さんに好みを共有したり、わからないことはすぐに相談するのも大切。画像はチャットアプリで共有すると間違いないと思います。僕たちが画像を送って希望を伝えたら、最初に提示してもらった間取りがほぼほぼ今の状態でした。自分たちの希望をしっかり伝えるには、たくさん送りすぎかな? と思うくらい画像を送るのがいいと思います。それくらい報連相はこまめにしたほうがいいですね」

まとめ

今回のリノベーションのポイントを見ていきましょう。
 
1、将来性と暮らしやすさを重視した物件選び

Sさんご夫婦は将来売却することも踏まえて立地を重視。売却を考えている方は、土地の変動率や物件の資産価値などを担当者に調べてもらうのがオススメです。加えて、周辺環境や物件内に住む方の印象も重視すると、納得した物件選びができます。
 
2、専有面積はリノベーションのことを踏まえて決定

当初はもう少し広い物件にしようと考えていたお二人。しかし、リノベーションにかかる費用やリノベーションしやすいかどうかも考えた上で、今のご自宅に決められました。広さに悩まれる方は単に広いからと言う理由で選ばず、コストバランスやリノベーションのやりやすさを考えると決めやすいでしょう。
 
3、絶対的なモデルを決めてテーマのブレを回避

いろいろなテイストを盛り込むとまとまらないと思った結果、オーストラリアのカフェをモデルに決定。好きなテイストが多かったり、テイストがなかなか決まらない方は、Sさんお二人のように揺るぎないモデルを決めるのがオススメです。そうすればデザインや色、建材選びがスムーズに進みますよ。
 
4、施主支給を活用して予算内に収める

家づくりでよく活用されるのが施主支給です。施主支給とは自分たちで選んで購入し、取り付けだけ行ってもらうこと。納期などのスケジュールやサイズなど調べることは多いですが、予算配分が調整しやすくなります。
 
5、小上がり・ワークスペースでスペースの有効活用

小上がりはこれという決まりがないので、自分の目的に合わせてオリジナルな空間を造れるのが魅力です。Sさんご夫婦は小上がりを個室にして必要な広さだけを確保。その分、LDKの広さがとれました。
 
ワークスペースも同じく、ちょっとした場所に造れることから人気です。仕事に集中できるスペースや、お子さまの学習スペースとして多くの方が取り入れています。Sさんご夫婦の場合、寝室とリビングの壁に造作デスクを設置してワークスペースにしました。自分だけの時間がとれつつ、同じ空間でつながりを感じられるスペースはリノベーションで人気の造りです。
 
どちらにも共通しているのがスペースの有効活用です。余ったスペースで空間に彩りを添えられますよ。
 
6、実は自分仕様にアレンジできる玄関
 
玄関も自分の目的に応じて造り込める場所。収納目的や自分の世界観を反映させるなど、その人なりにアレンジが楽しめます。Sさんご夫婦の場合、カフェのテイストを引き継ぎながら土間を広くして、ホールのような空間に仕上げました。靴収納はオープンタイプが人気ですが、モデルとなったカフェのモダンでエレガントなイメージをそのままにクローズタイプの収納にしています。クローズタイプの靴収納は隠せるので、生活感を感じさせません。自分の好みに合わせて造れるのが玄関の魅力です。
 
7、もとからある設備を活かした洗面室&キッチン
 
リノベ済物件は、水回りを変える必要がないことが多いです。もとからあるものを活かして内装だけ変えれば、予算をはみ出すこともありません。施主支給と同様に抑えるところは抑えて、こだわりたいことは予算配分の割合を多くして納得できる家づくりをしてみてくださいね。
 
 
以上の7点で理想の住まいを実現したSさんご夫婦。テイストの選定やモデルに近づくための工夫、スペースの活用方法など、どれも取り入れたいことばかりでしたね。気に入ったポイントを参考に、リノベーションで理想の住まいを叶えてくださいね。

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