扉・ドアのハンドルにはどんな種類がある?アンティークでおしゃれな材質も!
扉やドアを開けるときに欠かせないのが、ハンドルパーツ。一言に「ハンドル」といっても、形状や用途によっていくつか種類があるのを知っていますか?そこでこの記事では、扉のハンドルの種類と特徴をまとめました。併せて、おしゃれでアンティークに仕上がる、人気のハンドルの材質もご紹介します!扉のハンドルや取っ手をDIYするときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
扉やドアを開けるときに欠かせないのが、ハンドルパーツ。一言に「ハンドル」といっても、形状や用途によっていくつか種類があるのを知っていますか?そこでこの記事では、扉のハンドルの種類と特徴をまとめました。併せて、おしゃれでアンティークに仕上がる、人気のハンドルの材質もご紹介します!扉のハンドルや取っ手をDIYするときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそも扉のハンドルとは?
握って操作する、細長い取っ手のことバーやレバーのように細長い取っ手をハンドルと呼びます。つまみや引手と同様にドアを開閉するときに握る部分です。扉やドアにつけるハンドルは縦向きにレイアウトするのが一般的です。円筒状のドアノブも総称して、ハンドルと呼ぶこともあります。
ハンドルの種類と名称
用途によって、それぞれ名称がある.ハンドルには、プルハンドル、スティックハンドル、バーハンドル、レバーハンドル、握り玉といった種類があります。プルハンドル以外は、ドアに使うことが多いので「ドアハンドル」と総称することも。
プルハンドルは、引き出しの持ち手や家具の扉などに使います。とくに長さが決まっているわけではありませんが、10cm程度の比較的コンパクトなハンドルをイメージしてください。シンプルに「ハンドル」と呼ぶことも多いです。
スティックハンドルは、細い棒状のドアハンドルです。長さは50cm前後で鍵のないものが多く、室内のドア・扉に使われています。
バーハンドルは、スティックハンドルよりも四角くて幅のあるデザインが特徴です。玄関ドアによく使われるので、バーの両端に鍵をつけるための穴が開いています。スティックハンドルと同様に、50cm前後の長さが多いです。
レバーハンドルは、10cm前後のハンドルです。トイレやお風呂、お部屋の扉によく使われています。鍵あり・鍵なしも選べます。鍵なしでも、そのまま引っ張れば開くわけではなく、レバーを下に押し込むことで扉が開きます。室内ドアの主流ハンドルです。
握り玉は、円筒状のハンドルです。レバーハンドルと同じように、鍵あり・鍵なしが選べて、ハンドルをひねることで扉が開きます。ドアノブとして知られているのは、この握り玉タイプのハンドルです。
ハンドルの材質・素材
アルミ、アイアン、真鍮、ステンレス、木などたくさんある!ハンドルの材質・素材はアルミ、アイアン、真鍮、ステンレス、木、プラスチックなどたくさんの種類があります。中でも、さび付いた表現ができる、アルミ、アイアン、真鍮素材はアンティークな雰囲気にピッタリで特に人気があります。
アルミハンドルの特徴
シルバー・ダークグレーの色合いと上品な光沢アルミハンドルは軽くて丈夫なのが特徴です。軟らかく加工しやすい素材のため、シンプルなデザインから複雑なデザインまで豊富に揃っています。シルバーやダークグレーの色合いで、上品な光沢があり、光を反射してキラッと煌めく素材です。熱が良く伝わるので、手で触るハンドルの場合は、コンロ周り、直射日光の当たる場所、氷点下になる場所など、極端に熱い・冷たいところは避けたほうが安心です。
アルミハンドルのお手入れは、水拭きしてから乾拭きするだけでokです。もしサビや汚れが気になるときは、 薄めた中性洗剤を含ませて拭く、目が細かい紙ヤスリで磨いてください。
アイアンハンドルの特徴
マットなブラック系の色合いで木製家具との相性が良いアイアンとは鉄のことです。しかしながら、鉄は単体ですともろい・サビやすい性質があるので、アイアンハンドルには炭素の量を増やして合金にした「鋼(はがね)」が使われています。鋼は鉄よりも硬くて丈夫です。加工しやすくなり、デザインの幅も広がります。マットなブラック系の色合いで木製家具との相性が良く、アンティークに仕上がるので人気があります。
アイアンハンドルは、柔らかい乾いた布で拭いてお手入れします。ゴシゴシ擦ると傷がついてサビの原因になるので、優しく拭いてくださいね。汚れが気になるときは、中性洗剤をつけた布で水拭きしたあと乾拭きで水気を吸い取りましょう。ワックスを塗るとサビ対策できます。
真鍮ハンドルの特徴
ゴールドの色と美しい光沢!経年変化も味わい深い真鍮は、銅と亜鉛の合金です。黄銅とも呼ばれ、ゴールドの色と美しい光沢があります。経年で色褪せ、渋くアンティークな味わいが出ます。磨けば何度でも光沢を戻すことができるのも魅力です。水に弱い性質があり、ほうっておくと変色やサビが発生してしまいます。
お手入れ方法は、アルミやアイアンハンドルと同様です。普段は柔らかい布で乾拭きするだけで大丈夫です。汚れたら中性洗剤をつけて水拭きした後、乾拭きします。水に弱いのでしっかり水気を取って乾かしましょう。もし緑青のサビが出てきたら酢と塩を1:1で混ぜた液体をつけて磨くとキレイになります。光沢を出したいときは、研磨クリームをつけてクロスで磨いてください。クリームの代わりに、重曹と水を2:1で混ぜた液体でも代用できます!
【まとめ】用途に合った種類を選ぶ!アンティーク感のある材質が人気!
ハンドルには、プルハンドル、スティックハンドル、バーハンドル、レバーハンドル、握り玉など様々な種類があります。室内の扉に使うのか、家具に使うのか、玄関に使うのか、用途に合ったハンドルを選びましょう。アルミやアイアン、真鍮素材のハンドルはアンティークな雰囲気が出せるので人気です。普段のお手入れは乾拭きでokです。汚れたら中性洗剤をつけて水拭きし、乾いた布で水分を拭き取ってくださいね。
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