タイルの材質を解説!玄関、外壁、浴室・お風呂にはどれを選ぶべき?
セラミックや石材、大理石やセメント、瓦など、タイルにはさまざまな材質があって、どの材質でDIYしようか迷ってしまうこともありますよね。タイルの中には、外壁や水回りに向かない材質もあるのをご存知でしょうか?そこで今回はそれぞれのタイルの材質についてまとめました!外壁や玄関、浴室・お風呂におすすめなタイルの材質もご紹介します!
セラミックや石材、大理石やセメント、瓦など、タイルにはさまざまな材質があって、どの材質でDIYしようか迷ってしまうこともありますよね。タイルの中には、外壁や水回りに向かない材質もあるのをご存知でしょうか?そこで今回はそれぞれのタイルの材質についてまとめました!外壁や玄関、浴室・お風呂におすすめなタイルの材質もご紹介します!
▼セラミックタイルの材質 ▼石材タイルの材質
▼大理石タイルの材質 ▼セメントタイルの材質
▼瓦タイルの材質 ▼玄関のタイルにはどの材質がいい?
▼外壁のタイルにはどの材質がいい? ▼浴室・お風呂のタイルにはどの材質がいい?
▼大理石タイルの材質 ▼セメントタイルの材質
▼瓦タイルの材質 ▼玄関のタイルにはどの材質がいい?
▼外壁のタイルにはどの材質がいい? ▼浴室・お風呂のタイルにはどの材質がいい?
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セラミックタイルの材質
磁器質・せっ器質・陶器質、3種類の陶磁器製タイルセラミックタイルは、陶磁器製のタイルを総称したものです。焼き上げたタイルの吸水率によって、磁器質・せっき質・陶器質の3種類に分かれます。
磁器質タイルは吸水率1%以下で最も水を吸いにくく硬い材質。変色・変形に強く丈夫です。せっ器タイルは、吸水率5%以下で素焼きのような素材のナチュラルな表情が楽しめます。陶器質タイルは、吸水率22%以下のタイルです。屋外使用は向きませんが、おしゃれなデザインの内装材が揃っています。
石材タイルの材質
天然石ならではの自然な色ムラ・模様が味わい深い石材タイルは、天然の石で作られたタイルです。天然石ならではの自然な色ムラや模様の違いがあり、味わい深さを感じられます。石を磨き上げて仕上げた、ツヤが美しいデザインも豊富です。
石材タイルの材質は「火成岩」「堆積岩(水成岩)」「変成岩」の3種類に分類されます。 ・火成岩:マグマが冷えて固まった岩石。マグマが急冷するほど黒くて砂っぽい。(安山岩、玄武岩、花崗岩など)
・堆積岩(水成岩):長い時間をかけて自然の圧力で固まった岩石。(砂岩、凝灰岩など)
・変成岩:火成岩や堆積岩が地殻変動の影響を受けて、変質した岩石。(大理石、蛇紋岩など)
それぞれ見た目の違いはありますが、どの石材も火や熱に強く、耐久性が高いのが特徴です。どっしりと重厚感が出せるのも石材タイルならでは。
大理石タイルの材質
石材タイルの1つ!美しい色・模様・ツヤがある大理石タイルは、石材タイルの1種(変成岩)。軟らかく加工しやすい材質です。色・模様のバリエーションが多く、高級感があるので人気があります。磨くとツヤが出るのも、大理石ならではの特徴です。
大理石タイルの主成分は、酸に弱い炭酸カルシウム。屋外使用で酸性雨にうたれると表面が劣化してしまいます。吸水性もあるため、寒い場所では凍結して膨張し、亀裂が入ることもあります。大理石タイルは、屋外ではなく屋内の内装材として使うのがベストです。
それぞれ見た目の違いはありますが、どの石材も火や熱に強く、耐久性が高いのが特徴です。どっしりと重厚感が出せるのも石材タイルならでは。
セメントタイルの材質
マットな質感で独特な幾何学模様が印象的セメントタイルは、石灰石や石膏を焼いて作られたセメントから作られています。軟らかく欠けやすい材質で、光沢のないマットな質感です。パッと目を引くような独特で華やかな幾何学模様デザインが揃っています。
水に強い反面、凍結するとボロボロ欠けてしまうので、寒い場所へのDIYには向きません。屋内の内装材として使いましょう。
瓦タイルの材質
屋外・屋内どちらでも使える!経年変化が楽しめる瓦タイルは、断熱性・通気性・調湿性に優れています。冬はしっとり暖かく、夏はカラッと涼しく過ごせるタイルです。
塗料でコーティングして着色するのではなく、素材本来の色なので、再塗装する手間がいりません。経年変化で味わい深さを増し、年を重ねることに違った表情を楽しめます。
ザラッとした表面の瓦タイルは、傷や汚れが目立ちにくいのも嬉しいポイント。屋内・屋外どちらでも使えるタイルです。
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玄関のタイルにはどの材質がいい?
衝撃・汚れに強く寒くても割れない、セラミックタイルがおすすめ玄関は土足で人が出入りするので、衝撃に強く汚れにくい材質のタイルがおすすめです。具体的には、セラミック(磁器質・せっ器質・陶器質)材質のタイルがおすすめです。
セラミックは、吸水率が低く凍結に強い性質があります。冬場寒くなりがちな玄関でもタイルが膨張して割れる心配がありません。「床用タイル」から選びましょう。
外壁のタイルにはどの材質がいい?
セラミックタイル(磁器質・せっ器質)と瓦タイルがおすすめ外壁は1年中外気にさらされ、雨や日光を浴び続けます。酸性雨や日差し、熱に長い間耐えられる、丈夫で変質の少ない材質のタイルを選びましょう。
具体的には、セラミックの磁器質タイル・せっ器質タイル、瓦タイルがおすすめです。タイルの詳しい材質がわからない場合は「外装用タイル」を選ぶと失敗がありません。
浴室・お風呂のタイルにはどの材質がいい?
大理石はNG!水に強い、磁器質タイル・せっ器質タイルがおすすめ浴室・お風呂などの水回りには、水に強い材質を選びます。お風呂の床をタイルでDIYする場合は繰り返し踏まれても壊れにくい、丈夫な材質のタイルを使ってください。
木水を吸いにくいセラミックタイル(磁器質・せっ器質)が断然おすすめです。ただし、セラミックタイルの中でも陶器質のタイルは磁器質・せっ器質よりも水を吸いやすいので避けましょう。
また、大理石を含む、石材タイルは水を吸収して変質するので、浴室・お風呂には向きません。
【まとめ】タイルの材質にあった場所でDIYしよう!
タイルには、セラミックや石材、大理石、セメント、瓦など様々な材質があります。外壁には向かない、水回りに向かない材質も。割れ・反りなどのトラブルなく、長持ちさせるために、それぞれの材質にあった場所でDIYしましょう!玄関、お風呂・浴室、外壁の材質で迷ったときは、セラミックの磁器質タイル・せっ器質タイルを選ぶのがおすすめです。衝撃や水、熱に強く、寒くても割れにくく、丈夫といった特徴があります。
■タイルの施工方法は?屋外・水回り・床暖房のタイルの選び方も解説!
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