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ダクトレールなら配線も変幻自在!自由な照明でおしゃれなお部屋に!

ダクトレールなら配線も変幻自在!自由な照明でおしゃれなお部屋に!

夜のお部屋を彩る照明は、日によっても気分によっても自由にコントロールしたいものです。明るさの調節だけでなく、照らしたい場所を変えたり、照明器具を変えてみたり、カフェにあるような自由度の高い照明には憧れるものです。
特に1日の疲れから解放され、癒しとくつろぎの空間を演出するリビングには、照明インテリアの存在はとても重要です。

最近人気のダクトレール照明は、そのことをかなえてくれる自由度の高い照明です。照明器具をレール上のどこにでも動かすことができるので、ライフスタイルに合わせた照明を手に入れることができます。もちろん、取り付け方法によっては天井に張り巡らすダクトレールのレイアウトも自由に決めることができるモダン的な照明です。

この記事ではそんなダクトレールの配線について、その一般的な取り付け方法からレイアウトまで解説します。

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  • オーダーメイドキッチンが光る部屋

配線用ダクトレールとジョイナでお部屋が変わる!

ダクトレールなら配線も変幻自在!自由な照明でおしゃれなお部屋に!

ダクトレールに取り付けたスポットライトやペンダントライトを動かせる範囲は、レール上のみですが、ダクトレールの配線自体は天井や壁上の隅々まで張り巡らせることができます。

最もシンプルなものは、天井にダクトレールを直線状に取り付けただけのものです。これだけでもスタイリッシュな空間を作り出せるのですが、ダクトレール同士をジョイナ(日本産業規格では「エルボ」と言います。)でつなぎ合わせることにより、コの字型や口の字型のレイアウトに仕上げることができます。

ジョイナとは直線のダクトレール同士をつなげる接合部品のことで、つなぎ方によりL型ジョイナ、T型ジョイナ、クロス型ジョイナの3種類あります。L型ジョイナは、文字通り2本のダクトレールを直角につなげるためのものです。
同様にT型ジョイナは、3本のダクトレールをT字につなげるもの、そしてクロス型ジョイナは4本のレールを十字型につなげる役割を果たします。その他にもつなげる角度を自由に決められる水平自在ジョイナというものもあります。

ただし、ジョイナはレールではないため、ジョイナ上に照明器具を取り付けることはできません。このため、照明器具をレールとレールの曲がり角に動かすことはできません。

照明器具を動かせるのはあくまでレール上のみです。ジョイナ上には取り付けられないものの、さまざまな形状のジョイナを用いてダクトレール同士を組み合わせることで、好みの照明レイアウトに仕上げられるのがダクトレール照明の大きな魅力です。

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直付けやパイプつりなど選べるダクトレールの配線方法!

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ダクトレール照明は、天井シーリングを利用した簡易取り付け型ダクトレール以外の取り付け方法なら、レールの配線は比較的自由です。そのうち、最もシンプルな取り付け方法が直付け型ダクトレールで、天井に直接ダクトレールを取り付ける方法です。もちろん、配線を曲げたい時はジョイナを使用してダクトレール同士をつなぎ合わせます。

埋め込み型ダクトレールは、ダクトレールを天井に埋め込む方法で施工していきます。ダクトレールを埋め込ませるための天井工事が必要になるので、直付け型よりも手間や費用がかかります。ダクトレールを直角につなぎ合わせたい場合は、ジョイナをも埋め込むことになります。埋め込み型は直付け型と比較して施工が面倒な分、天井の見た目やデザインがスッキリするので、お部屋全体をリフォームする際にはぜひ検討したい施工方法です。

この2つの方法以外にも、天井からパイプハンガーを使ってダクトレールを吊り下げるパイプ吊り型ダクトレールもあります。パイプハンガーには伸縮できるものがあり、照明器具の高さを自由に変えることで、さらに変化に富んだダクトレール照明を楽しむことができます。もちろん、ジョイナを使用することでダクトレールの配線を直角にすることも可能です。

また最近では天井だけでなく壁上にダクトレールを直付けする施工例も見られます。壁上なので人の手が届きやすい分、手入れがしやすいのがメリットですが、レールに触れると感電する恐れがありますので、ダクトレールを覆うダクトカバーの取り付けが必須になります。

さまざまなダクトレールの配線レイアウトをご紹介

ダクトレールなら配線も変幻自在!自由な照明でおしゃれなお部屋に!

ダクトレールの配線レイアウトは実に多種多様で、それぞれのご家庭の好みや用途に合わせてレイアウトが決まります。ただ、リビングやダイニング、キッチンなど用途や間取りによっては、そのレイアウトが似てくることもあります。例えば、リビングは空間が広めですから、ダクトレールもロの字型で照明を囲うようなレイアウトがよく見られます。

ちょうど写真のようにロの字型のダクトレールを2つ並べたようなレイアウトも散見します。反対にキッチンは直線状の場合が多いため、ダクトレールレイアウトも直線的なものが多いようです。リビングとダイニングが分かれている間取りの場合は、ダイニングに直線状のダクトレールを取り付けて、ペンダントライトを装着するおしゃれな演出も多く見られます。

ダクトレール照明は、天井の隅々までを使って自由にレイアウトすることができるのが大きな魅力の一つです。各部屋の間取りや、ご自身の好みに合わせて自由なダクトレール照明を取り入れたいものですね!

 

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まとめ

ダクトレール同士は、ジョイナという接合部品を用いて直角につなぎ合わせることができます。これにより、ダクトレールレイアウトの幅が広がり、より自在にダクトレールを配置することができます。