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完全版|おしゃれな内装リフォーム・リノベーションのガイド〜種類・費用・事例まとめ〜

数ある住宅改修の中でも、特に部屋の印象を大きく左右するのが内装リフォーム・リノベーションです。内装をおしゃれにするだけで、家全体が洗練された雰囲気になることでしょう。今回は「完全版」と称して、おしゃれな内装リフォーム・リノベーションを実現するために知っておきたい、おすすめ事例や費用相場、ポイント・注意点を一挙に紹介していきます。

1. リノベーションとは?

内装リフォーム・リノベーションについて見ていく前に、そもそもリノベーションとはどのようなものなのか解説します。

改修することで新たな付加価値を生み出す「リノベーション」

リフォームとリノベーションは同じような場面で使われる言葉ですが、業界団体のリノベーション協議会はそれぞれを次のように定義づけています。

リフォーム:原状回復のための修繕営繕不具合箇所への部分的な対処
リノベーション:機能、価値の再生のための改修 その家での暮らし全体に対処した、包括的な改修
(引用:リノベーション協議会)

言い換えれば、リフォームは故障や破損によって機能的にマイナスになってしまった部分を「元に戻す」ための改修であるのに対し、リノベーションは住まいが現状提供している機能に「+αの付加価値を生み出す」改修であると言えるでしょう。

リノベーションのメリット・デメリット

最近人気のリノベーションですが、主なメリット・デメリットとしては次のような点が挙げられます。

リノベーションのメリット

  • ライフスタイルに合わせて住まいの内装や間取りを自由に設計できる
  • 新築に比べて物件の選択肢が広がる
  • 新築よりもリーズナブルに理想の住まいを実現できる

リノベーションのデメリット

  • 築年数が古いと想定外の改修が必要になる場合もある
  • ローンの金利が高めだったり控除が受けられなかったりすることがある
  • 入居までの時間がかかる

一般的なリノベーションがどのようなものか、全体像を理解したいという人はこちらの記事がおすすめです。

参考記事:リノベーションとは?リフォームとの違いや費用も徹底解説!

2. おしゃれな内装リフォーム・リノベーションの事例

内装リフォーム・リノベーションを検討するにあたって、どうすればおしゃれになるのかイメージが湧かないという人もいるかもしれません。続いては、内装のテーマ別に思わず真似したくなるおしゃれ事例を紹介していきます。

北欧風:明るい色合いとナチュラルな質感

シンプルでスタイリッシュなことから、日本で人気の高い北欧風インテリア。北欧風インテリアの特徴といえば「アースカラー」と呼ばれる、土・木・空といった自然を連想させる色合いを取り入れていることです。こちらの事例では、北欧風の定番であるグレーとホワイトに加え、空を思わせる淡いブルーを配し、全体を明るい印象に仕上げています。

参考事例:【リノベ|インタビュー】機能性も快適性も!時短テクが詰まった3LDK→1LDK

インダストリアル:躯体現しでありながら体温を感じるインテリア

躯体現し、無垢フローリングやヴィンテージ風の家具、ステンレスキッチンといった素材感を大切にするのがインダストリアルデザイン。産業的・工業的という名の通り、スタイリッシュな無骨さが魅力です。こちらの事例はインダストリアルデザインを基本としつつ、手作り感やアットホーム感をプラスしているのが特徴となっています。

参考事例:【リノベ|インタビュー】「背伸びしない×こだわり」のバランスが大事。自分たちらしいキッチンを造作で

海外風:非日常感を味わえるインテリア

内装リノベーションの魅力は、内装一つであらゆるテイストの部屋を再現できるということ。素材やインテリアにこだわれば、自宅を憧れの海外風に仕上げることもできるのです。

参考事例:【リノベ|インタビュー】海外インテリア好き必見!レンガ、タイルで各国のアイディアを取り入れた再リノベ

カフェ風:気に入った海外のカフェをそのまま再現

自宅でありながらおしゃれカフェ風に仕上げるというのも、人気の内装スタイル。ドアやキッチン壁にあしらわれたライトグリーンが印象的なこちらの部屋は、オーナー夫妻が気に入ったオーストラリアのカフェの内装を再現しています。

参考事例:【リノベ|インタビュー】モデルはオーストラリアのカフェ!コストバランスとデザインにこだわったゆったり1LDK

デザイナーズ:ホテルやサービスアパートメントをイメージしたおしゃれ空間

画像を見た瞬間、本当にここが家なのかと疑問を持つほどスタイリッシュに仕上げられたこちらの部屋。海外で最近よく見かけるブティックホテルやサービスアパートメントの開放的な客室を参考に仕上げた、「コンクリート・クール・ステンレス」をテーマとした内装が特徴的です。

参考事例:【リノベ|インタビュー】「ブティックホテル」な自宅が完成。62m2台を広く見せる、ルーバー使い

アクセントクロス:壁紙だけで雰囲気は大きく変わる

部屋の雰囲気を決めているのが、場所ごとに異なった色合いのアクセントクロスです。家族がくつろぐリビングはピンクのアクセントクロスで華を添え、リビングには清潔感のあるグリーンのアクセントクロス、寝室には落ち着いたブルーのアクセントクロスを採用。壁紙を変えるだけで、内装の印象をガラリと変えることができます。

参考事例:【リノベ|インタビュー】リノベ済×「やりたいとこだけ」再リノベ!色使いで大変身の2LDK→1LDK

ヘリンボーン:床の張り方も内装のポイント

この部屋のようにヘリンボーン柄を取り入れると、部屋のおしゃれ度がグンとアップします。玄関からリビングまで同じ方向にフローリングを張っていけば、本来の広さ以上に空間の広がりを演出できるのも嬉しいところです。

参考事例:【リノベ|インタビュー】空間デザイナーの施主と建築家が造り上げた至極のリノベ「1LDK+趣味の収納土間」

戸建て:ナチュラルな内装で温かみのある暮らし

マンションに比べ構造的な制約が少ないため、自由度の高いリノベーションが可能な戸建て。こちらの家は、元からある吹き抜け空間を上手に活用して、木をふんだんに使用した明るくナチュラルな空間を実現しています。白い壁やタイルと無垢材の組み合わせは、ナチュラルなインテリアの鉄板です。

参考事例:【戸建てリノベ|インタビュー】吹き抜けのあるリビングで、天井にもウッドパネル。木に包まれる暮らし

3. おしゃれな内装リフォーム・リノベーションの費用相場

テイスト別のおしゃれ事例を見て、実際に内装リフォーム・リノベーションにチャレンジしてみたいと思った人もいることでしょう。次は、具体的に検討するにあたって気になる費用相場について解説していきます。

施工事例で見る費用の目安

内装リノベーション費用は、使用する素材と工事をする範囲(面積)によって大きく変わります。ここでは、実際の施工事例を元に費用感を確かめていきましょう。

フルリノベ:1,350万円(税・設計料込)

築38年・専有面積81.86m2のマンションをフルリノベーションしたこちらの部屋の費用は、設計料込みで1,350万円ほど。躯体以外の床・壁などを全て取り払った上で、間取りをゼロから作り上げる全面的なリノベーションです。

参考事例:&Reno「vol.23【リノベ|インタビュー】ひと続きの土間とリビング、こだわりを集めたシンプルな家」

一部既存残しリノベ:850万円(税・設計料込)

リノベーションする範囲を絞ることによりコストダウンを図ることができます。こちらの事例では、寝室のみ既存の状態をそのまま活用。そのほかの空間をリノベーションすることで、費用を一部削減しています。

参考事例:&Reno「vol.24【リノベ|インタビュー】グリーンが映える、木とモルタルとアイアンの家。アパレルな二人のオシャレDIY。」

既存残しリノベ(LDKだけのポイントリノベ):300万円台

ポイントをさらに絞れば、もっとコストダウンを図ることも可能。こちらの家では中心となるLDKのみにスポットを当てることにより、300万円台というローコストでのリノベーションを実現しました。

参考事例:&Reno「vol.51【リノベ|インタビュー】300万円台のプチリノベ。大人隠れ家的「チリムーロ」なLDKづくり」

一部分のリフォーム・リノベーションの費用相場

リノベーションする箇所を絞ることで費用を削減できるという話をしましたが、部分的にリフォーム・リノベーションを施す場合の費用相場はどれくらいなのでしょうか。ここでは、よくある4つのパターンについて大まかな費用相場を解説していきます。

(1)和室から洋室へのリノベーション

築古物件では和室から洋室へのリノベーションがよく行われます。畳からフローリングに変えるだけでなく、壁や天井の仕様変更、収納の変更など内容はさまざま。部屋全体をリノベーションする場合の費用相場は50〜100万円程度、部分的に行う場合の費用相場は次の通りです。

  • 畳からフローリングへの変更:6〜30万円程度
  • 壁の変更:10〜35万円程度
  • ふすまからドアへの変更:8〜15万円程度
  • 収納の変更:15〜50万円程度

参考記事:和室から洋室へのリフォーム・リノベーションの費用相場は?変更する際の注意点も紹介

(2)部屋の間仕切りをするリノベーション

子ども部屋を2つに分けたり、リビングの中にちょっとしたワークスペースを設けたり、新たに間仕切りをするリノベーションを考えている人もいることでしょう。間仕切りに何を使うかによって費用相場が異なります。

  • ドアを使用する場合:15〜20万円程度
  • 格子戸を使用する場合:15〜20万円程度
  • パーティションを使用する場合:15〜20万円程度
  • 障子やふすまを使用する場合:障子1枚あたり3〜5万円程度、ふすま1枚あたり4〜5万円程度
  • 壁を新たに作る場合:8〜25万円程度

参考記事:リフォーム・リノベーションで部屋の間仕切りをする場合の費用相場とは?

(3)フローリング(床材)のリノベーション

部屋全体に広がるフローリングをリノベーションするだけでも、雰囲気を一気に変えることができます。足が直接触れる部分でもあるため、快適性がアップするのもポイント。6畳部屋のフローリングをリノベーションする場合の費用相場は次の通りです。

  • 重ね張り:6〜14万円程度
  • 張り替え(複合フローリング):9〜14万円程度
  • 張り替え(無垢フローリング):12〜19万円程度

こちらの記事では、フローリング以外の床材を使用する場合の費用相場も紹介しています。合わせてチェックしてみてください。

参考記事:完全版|フローリング(床材)のリフォーム・リノベーションのガイド〜種類・費用・事例まとめ〜

(4)壁紙クロスのリノベーション

アクセントクロスを効果的に用いたリノベーション事例を紹介しましたが、壁紙クロスのリノベーションについても費用相場を見ていきましょう。

  • 安価な量産品のクロスを使用する場合:1m2あたり750〜800円程度
  • 標準的なクロスを使用する場合:1m2あたり1,000〜1,500円程度

参考記事:完全版|壁紙クロスリノベーション・リフォームのガイド〜種類・費用・事例まとめ

4. おしゃれな内装リフォーム・リノベーションのポイント・注意点

内装リフォーム・リノベーションを検討するにあたって、意識しておきたいポイントや注意点を紹介します。

費用とやりたいことのバランスで全体実施・一部実施を決める

フルリノベーションするとなればどうしても費用は高くなりがち。やりたいことを実現しつつコストをカットしたいなら、場所を絞って一部のみリノベーションするというのも一つの方法です。

参考記事:リフォーム・リノベーション 一部実施と全体実施の費用の違いとは?

素材選びは4つの視点で考える

内装リフォーム・リノベーションの肝となる素材選び。次の4つのポイントを意識して選びましょう。

  • お手入れがしやすいかどうか
  • 機能性はどうか
  • 経年変化を楽しめる素材か
  • 見た目や質感のイメージ違いがないか

参考記事:リフォーム・リノベーションで大切な素材選び。4つのポイント

希望を叶えてくれる業者を選ぶ

どれだけデザインや間取りにこだわっても、工事に問題があれば台無しになってしまいます。内装リフォーム・リノベーションを満足のいくものにするためには業者選びが大切。業者を見極めるうえでのポイントは次の3点です。

  • 目的や希望に合った内容を実現できる業者か
  • 信頼できる担当者がいるか
  • リノベーションにかかる費用想定は適切か

参考記事:リフォーム・リノベーションの業者選び。押さえておきたい基本ポイント3つとは?

5. 内装リフォーム・リノベーション失敗しないコツ

内装リフォーム・リノベーションで失敗しないためには、いくつかのコツを押さえておく必要があります。こちらの記事では、おしゃれな内装の基本となる3つのコツ「色」「素材」「テーマ」について解説しています。

参考記事:リフォームリノベーションでこだわりたい内装!インテリアで押さえておきたいコツを解説

その他に意識したいコツについても紹介していきましょう。

配色を意識する

色の組み合わせは部屋全体の印象を大きく左右します。おしゃれな内装にしたいなら、テーマや統一感を意識して配色を決めることが大切。配色を考えるにあたってのコツを知りたい方は、以下の記事が参考になります。

参考記事:内装リフォーム・リノベーションでおしゃれな配色にする3つのコツ

素材感を意識して材料を選ぶ

色と同じく部屋の印象を決めるのが素材感です。温もりがあるナチュラルテイスト、モダンでスタイリッシュなイメージなど、目指す内装に合う素材感の材料を選ぶようにしましょう。

参考記事:リフォーム・リノベーションで内装をセンスアップ!コツは素材感をいかす材質選び

照明の組み合わせを考える

照明も内装の大切な要素。シーリングライトによる一室一灯照明ではなく、場所ごとに適した複数の照明を組み合わせる多灯照明を導入すると、快適でおしゃれな部屋を目指せます。

参考記事:照明選びのコツは組み合わせにあり。内装のリフォームリノベーションで取り入れたいテクニック

内装に統一感を持たせる

配色・素材・照明、全てにこだわった結果、チグハグな印象になってしまうこともあるかもしれません。常に意識したいのが、内装に統一感を持たせることです。

参考記事:こだわりのリフォームリノベーション〜内装に統一感を持たせるコツとは?

使い勝手のいい収納を確保する

せっかくこだわりの内装を実現しても、荷物があふれかえるようでは台無しです。おしゃれな部屋を保つためには、使い勝手のいい十分な収納スペースを確保することが重要。収納スペースを設ける上でのコツはこちらの記事をチェックしてください。

参考記事:内装リフォーム・リノベーション|快適な収納を叶える4つのコツ

6. 内装リノベはDIYできる?

内装リノベーションにこだわれば、当然かかるコストも増えていきます。コストを抑えたいならDIYにチャレンジするというのも有効。内装リノベーションのうち、DIYでも施工可能なのは次に挙げるものです。

  • 壁紙を貼り替える
  • クッションフロアなどで床にアレンジを加える

一方、フローリングや畳を貼り替える、間取りを変更する、コンセントや照明の位置を変更するといった内容は、プロに依頼するのが得策です。

参考記事:DIYでも内装工事はできる?!おすすめのリフォーム・リノベーションを紹介

まとめ

今回は「完全版」と題して、内装リフォーム・リノベーションのあれこれを紹介してきました。内装は生活と密接に関わる部分だけに、デザインだけでなく機能性や安全性にも気を配りたいところ。紹介した参考記事の数々も合わせてチェックしながら、ポイントをしっかりと押さえて、リノベーションの内容を検討してみてはいかがでしょうか。イメージはあってもどのように実現すればいいかわからないという方は、プロの業者に相談してみるのもいいでしょう。

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