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完全版|フローリング(床材)のリフォーム・リノベーションのガイド〜種類・費用・事例まとめ〜


HAGSアイテム:【リフォーム向け】無垢フローリング・パネル RFシリーズ ホワイトアッシュ

床は、家づくりの中でも面積が大きく、家具が接するところも多いので、インテリアを考えるときには最初に考えるとよいとされています。裸足で過ごす住まいなら直接人の肌が触れることも多いため、人への影響や機能性も気になります。では、どうやって床材を選んでいけばよいのでしょうか。

今回は、「完全版|フローリング(床材)のリフォーム・リノベーションのガイド」と題し、床のリフォーム・リノベーションで抑えておきたい項目をまとめて解説していきます。

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床材の種類・特徴


HAGSアイテム:【床暖房対応】無垢フローリング ピノアース W91

住宅の床材としてよく使われるものには、フローリング、フロアタイル、クッションフロアなどがあります。コルクも人気が高まってきています。

フローリング

木の板を床に敷き詰めるフローリングには、大きく二つの種類があります。原木の丸太から一枚一枚切り出す無垢フローリングと、薄い板を何層も重ねた合板の表面に化粧板を張った複合フローリングです。

リノベーションで人気の無垢フローリングの魅力は、木本来の自然な木目や木肌、心地よい足触り、部屋を快適に保つ調湿機能など、自然の木の良いところを取り入れるところでしょう。一方で、冬場に収縮して隙間ができることや、傷がつきやすくメンテンナンスに気を使う、複合フローリングよりも価格が高い、という点は注意が必要です。

複合フローリングは、表面がコーティングされて光沢があり、反ったり収縮したりすることもないので掃除や管理に手がかからないという特徴があります。化粧板に精巧なプリント技術が使われているものや無垢材の薄い板を使っているものもあり、バリエーションが豊富な点も魅力でしょう。価格も無垢フローリングよりは概ねお手頃に入手できます。

■参考記事
・「気になるあの床材にはどんな特徴がある? フローリング」

フロアタイル


HAGSアイテム:磁器質タイル オキシド フロアー [600角]

タイルは水や汚れ、摩擦に強いという特徴から、キッチンや洗面などの水回り、玄関土間などに使われることが多い床材で、陶磁器のもの、塩化ビニール素材のものなどがあります。色柄や形状のバリエーションが豊富でデザイン性が高いので、カフェやショップをお手本に、水回り以外にも用途が広がっています。

■参考記事
・「気になるあの床材にはどんな特徴がある?タイル編」

クッションフロア

クッションフロアは、塩化ビニール製の床材で、クッション材が入っており、踏むと柔らかいのが特徴です。シート状になっているので、複雑な形の床でも合わせることができます。水や汚れに強く、手入れが楽で、価格もお手頃で、DIYでも張り替えや重ね張りをすることもできます。

デザインが豊富なだけでなく、フローリングや石材などの自然素材を高い精度で再現したプリントや、表面にリアルな凹凸を付けることで、本物らしさを追求した製品も登場しています。

コルク


HAGSアイテム:コルクフロア コンフォート シグニチャー (ファッショナブル)

コルクは木の皮を粒状にして固めたものです。床材としてはコルクタイルがよく使われます。弾力があって足腰にやさしく、断熱性や防音性も期待できます。表面が滑りにくいこともあって、子ども部屋や年配の方やペットと暮らす住まいにおすすめの床材といえます。

■参考記事
・「おしゃれな内装にするためには?人気の壁材や床材もご紹介」

無垢フローリングの素材別の特徴

床のリノベーションで人気の無垢フローリングは、木の種類ごとの特徴が板にも現れています。木目や木肌、色味、香り、硬さや柔らかさ、経年変化の様子など、木の種類によってそれぞれ違いがあります。

大まかな傾向として広葉樹と針葉樹に分けることができます。

広葉樹は相対的に堅い材質のものが多く、傷が付きにくく、収縮や膨張も比較的小さいという特徴があるとされています。アカシア、オーク、バーチ(カバ桜)、チークなどが床材としてよく使われます。

針葉樹は、空気を多く含み軽く柔らかい材質で触り心地がよいのですが、傷がつきやすく収縮・膨張にも注意が必要です。成長が早いので生産量が多く価格も相対的にお手頃なものがあります。主な材種には、パイン(マツ)、ヒノキ、スギなどがあります。

世界三大銘木といわれるブラックウォルナット、チーク、マホガニーや、日本で昔から使われてきたスギやヒノキなど、名前や特徴が知られている木材もありますが、それ以外にも魅力的な材種はたくさんあります。無垢フローリングを選ぶときには、先入観を持たずいろいろと見比べてみることをおすすめします。

本物志向の方向け床材選びにはコチラ
・「無垢フローリング|本物志向の床材選び。広葉樹編「ナラ・タモ・セン・桜…」【リノベアイテム】」
・「樹種によってこんなに違う!無垢床材の特徴を比較して好みのものを選ぼう」

樹種ごとの特徴はコチラ
・「スギでできたフローリングの魅力とは?温もりと香りで人気の木材」
・「パイン材の床のメリットやデメリットとは?無垢フローリングの特徴もご紹介」
・「マツ(パイン)のフローリングの魅力」
・「バーチ(カバザクラ)でできたフローリングの魅力とは?淡い色合いで主張しすぎない木材」
・「カバ桜のフローリングで明るくやさしい雰囲気に。人気の秘密は?」
・「アカシアフローリングの魅力」
・「ウォルナットでできたフローリングの魅力とは?色合いが美しい高級木材」
・「クルミフローリングの魅力」
・「ケヤキフローリングの魅力」
・「タモフローリングの魅力」
・「カリンフローリングの魅力」
・「カエデのフローリングの魅力」
・「クリフローリングの魅力」
・「どんぐりフローリングの魅力」

フローリングの幅や張り方の違い

フローリングは板の幅や張り方で、仕上がりの印象が大きく変わります

フローリングの幅

日本で販売されているフローリング(無垢)の板は、一般的に横幅(短辺)が90~120㎜といわれています。材種や塗装などにもよりますが、幅が広いフローリングは高級感のあるテイストにマッチします。幅が狭いフローリングはモダンなインテリアと相性が良いとされています。

通常、幅が広くなると価格も上がります。特に無垢材は、幅が広くなるとそれだけ幹の太い丸太が必要になり、希少性も高まるからです。また、無垢材は部屋の湿度が低い冬場は収縮し、目地が広がる現象が起こりますが、幅が広いほど収縮が大きくなるとされています。

フローリングの張り方

どんなお部屋にも馴染むフローリングの張り方といえば、部屋の長手方向に壁と並行にまっすぐ張っていく方法でしょう。

まっすぐな張り方にも種類があり、板の切れ目をどの程度揃えるか、によって「乱張り」(板のつなぎ目がランダム)、「定尺張り・りゃんこ張り」(1列おきにつなぎ目が揃う)、「すだれ張り」(つなぎ目が一直線に揃う)などがあり、仕上がりやコストに違いがあります。

ちょっと特別感があっておしゃれなフローリングにしたいなら「斜め張り」はいかがでしょうか。部屋の壁に対して斜めに張っていく方法で、動きがあって個性的な空間演出ができます。

フローリングの板を組み合わせて床に模様を描く張り方もあります。「寄木張り」と呼ばれるもので、代表的な「ヘリンボーン」はV字をつなげてジグザグに張っていくパターンで、ヨーロッパ風の優雅さがありつつ、奥行きも感じさせてくれます。正方形のパターンを組み合わせていく「市松張り」はレトロ感が魅力です。

フローリングの張り方をもっと詳しく
・「事例付き!無垢フローリングの適切な幅を紹介します」
・「真っ直ぐだけじゃない!知っておきたいフローリングの張り方事典」

フローリングのリフォーム・リノベーションのポイントと落とし穴

フローリングをリフォーム・リノベーションでは、方法や選ぶ建材によって、仕上がりやコストが変わってきます。ポイントをおさえて、後悔しないリフォーム・リノベーションを計画しましょう。

●リフォーム・リノベーションの方法|張り替え、重ね張り
リフォーム・リノベーションの方法は大きく2種類あります。

張り替えは、もともとの床材を剥がして、新しい床材を張っていく方法です。下地のチェック、修繕もできるので、築年が経って床の軋みなど不具合を感じる場合におすすめです。また、張り替えをしない部分との段差ができにくい点もメリットです。この方法では、取り除いた古い床材の処分費用がかかります。また、重ね張りと比べて工期も長くなる傾向があります。

重ね張りは、すでにある床の上に新しく床材を重ねて行く方法です。下地もそのまま使っていきます。床材の処分費用がかからず、作業も比較的短い時間で進めることができます。重ねた床材の高さが段差になってしまうことがあるので、注意が必要です。ある程度対策することもできますので、施工前に専門家に相談してみましょう。

●目的に合ったフローリング材を選ぶ
フローリング材は、バリエーションがあり、色やデザインだけでなく、機能もそれぞれ違っています。インテリアのコーディネートも気になりますが、暮らす人の使い心地を考えて目的に合ったものを選びたいですね。

無垢フローリングなら、調湿作用や足触りのよさ、複合フローリングならお手入れのしやすさがあります。年配の方や小さいお子さんがいるなら足腰にやさしいクッションフロア、DIYなどの作業が多いなら汚れや衝撃に強いタイルも選択肢になるでしょう。

●マンションでは管理規約の確認を
マンションのリフォーム・リノベーションでは、管理規約を守らなければなりません。床に関しても、床材の種類や工事可能な範囲、騒音対策、工事可能な時間帯などについて、定められていることがあります。不明点は管理組合に直接問い合わせるなど、事前にしっかり準備しましょう。

フローリングリノベーションのポイントをもっと詳しく

・「フローリングのリノベーション前に確認したい5つのチェックポイント」
・「フローリング張替えリフォームにおけるメリット・デメリットは?成功の秘訣も解説」
・「フローリングをリノベーション!バリアフリーで心地よい住まい」
・「ペットのためのフローリング選び」

フローリング・床材のリフォーム・リノベーションの費用相場

フローリングのリフォーム・リノベーションの費用は、工事の方法、フローリング材の種類などによって違ってきます。目安の費用相場は参考として、施工にあたっては相見積もりを取って検討するようにしましょう。

●フローリングの費用
工事の方法では、一般的に、張り替えのほうが重ね張りよりも費用がかかります。費用相場の目安としては、6畳の広さで、重ね張りなら約6~14万円、張り替えで複合フローリングなら約9~14万円、無垢フローリングを使うなら約12~19万円です。

張り替えでは、下地の補修が必要になると費用が増えるので、見積もりの段階で想定しておきましょう。

もし床暖房を新たに導入することを検討しているなら、フローリングを剥がして張りなおす作業が伴うのでフローリングのリフォーム・リノベーションもできます。フローリングだけを単独で施工するよりも、全体の費用では節約になることが多いです。

●フローリング以外の床材の費用
フローリング以外の床材でリフォーム・リノベーションする場合の費用も見てみましょう。

まずフロアタイルは、フローリングの上なら重ね張りすることができ、費用も節約できて8畳で6~10万円ほど。カーペットや畳など古い床材を取り払って新規に張る場合は、8畳で8~15万円ほどかかります。

カーペットの張り替えは、カーペットの種類、グレードによって費用が変わってくるので幅があります。目安としては、だいたい12畳で6~10万円ほどです。

畳の費用は、表替え(畳の表面と縁を新しくする)なら1畳あたり5,000〜2万円程度、新調(畳床も含めてすべて新しくする)なら1畳あたり1万〜3万円程度、裏返し(畳表を裏返すだけ)で済ますなら1畳あたり4,000円前後といわれています。

■フローリングの費用に関する参考記事
・「フローリング 張り替え 費用(Wordpressアップ前のためドキュメント共有)」
・「フローリング 重ね張り 費用(Wordpressアップ前のためドキュメント共有)」
・「リフォームで、フローリングに床暖房を入れる費用はいくら?」

■フローリング以外の床材に関する参考記事
・「フロアタイルの張り替えでかかる費用は?コストを抑える3つのコツも詳しく解説」
・「カーペット張り替えにかかる費用はいくら?」
・「畳の張り替え費用はどれくらい?和室に欠かせない畳の基本」

フローリングのリフォーム・リノベーションのタイミング


HAGSアイテム:【簡単リフォーム】 無垢フローリング パイン ピノアース W91 t6mm

フローリングのリフォーム・リノベーションを検討するタイミングは、床材の耐久年数が一つの目安になります。

無垢フローリングのように30年以上使い続けられる物もありますが、複合フローリングやクッションフロア、フロアタイル、畳などは、10年程度経過したらリフォーム・リノベーションを検討してもよいでしょう。

10年経っていなくても、床鳴りやきしみ、日焼けや色あせ、落ちない汚れなどがひどくなっていると感じるならば、リフォーム・リノベーションのタイミングかもしれません。

カーペットは耐久年素が短めで5~6年程度といわれています。素材や使用環境にもよって変わってきますが、色あせや黒ずみ、擦れやダニなどが気になってきたら、リフォーム・リノベーションを考えてみましょう。

■参考記事
・「フローリングの耐用年数ってどれくらい?張り替えの時期におけるポイント」
・「床の張り替えリフォームのタイミングとは?おもな床材の特徴も解説」

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フローリングのリフォーム・リノベーションのおしゃれな事例

斜め張りが目を引くシックなLDK

むき出しの天井に配管、ブラックの壁や梁が大人っぽい雰囲気のLDKです。シックな雰囲気になじむ床の無垢フローリングは、斜め張りになっていて目を引きますね。斜め張りにすることで奥行き感を出し、空間を広く見せる効果を取り入れています。

・事例「リフォーム事例【キッチンデザインの教科書】9.事例||面積60㎡台 Part2 ~こだわりアイデア~」

選べないなら混ぜてしまう。リノベならではのオリジナルフローリング


ランダムな濃淡のあるこちらのお部屋の床、こんなに色のバリエーションがある材種は何だろうかと気になりませんか?実は4色の無垢フローリングを混ぜて張っているのだそう。どの色がいいのか一つに決めきれなかったところ、全部をまぜて使うことにしたということです。

世界で一つだけのオリジナルの床にできるのも、リノベーションならではの魅力ですね。

大柄のヘリンボーンで遊び心をプラス


ホワイトをベースカラーにブルーのアクセントクロス、棚や床は木材を合わせてナチュラルにまとめています。ヘリンボーン柄の床がおしゃれ感をアップしていますね。実はこの床は塩ビタイルなのだそう。タイルはデザインが豊富で好みに合わせやすいだけでなく、客人の目を気にしない寝室などにつかうことでコストカットもできます。

フローリングとタイルでインナーバルコニー付きのリビング


グリーンがよく映えるこちらのLDKの床は、オークの無垢フローリングを囲むように、キッチンと窓際にフロアタイルを張っています。水に強いタイル張りのインナーバルコニーなら、植物の水やりも気兼ねなくできますね。

フローリングのリフォーム・リノベーション、プロとDIYの違いとは?

フローリングのリフォーム・リノベーションは、実はDIYで行うこともできます。詰めて張っていくだけのDIYしやすい建材も販売されています。材料と道具の費用だけで済むので、費用を安く抑えることができるというメリットがあります。

一方で、プロに依頼すると、費用はDIYよりも多くかかってしまいますが、それだけメリットもあります。まず、仕上がりの美しさ。DIYで隙間ができがちな壁際や角もしっかり揃えてくれるでしょう。また、古いフローリング材の処分も任せられます。道具や資材の手配、保管といった準備もお任せでやってもらえます。

また、DIYではプロに比べて、準備から施工まで時間がかかります。生活しながらのDIYになるならば、資材の保管場所や施工途中の部屋が使えなくなることも、計画を作る時から考えておかなければなりません。プロに頼むと工期が短くなるので、スケジュール調整もシンプルになります。

■参考記事
・「フローリング張り替えをリフォーム会社に依頼するメリット・デメリット 」

自宅の床をDIYリノベーションする方法

DIYで床をリノベーションするなら、道具と資材を用意するところから準備することになります。四角く見える部屋でも、細かいところで凸凹があることもあります。正確な部屋の形状を調べ、必要な資材の量を正確に見積もるようにしましょう。

板を置く配置をしっかりシミュレーションすることも大切です。単純に端から張っていくだけでは、部屋の端だけフローリングの幅を狭くなってしまったり、継ぎ目を揃えようとしてうまくいかなかったりすることもあり得ます。

大まかな作業の流れは次の通りです。

張り替えの場合、初めにもともとのフローリングを剥がし、下地を整えます。そのあとは、張り替え、重ね張りとも、板を仮置きして配置を調整します。場所が決まったら、板の裏か下地にボンドを塗って順に張っていきます。貼り替えでは釘打ちをして固定することもあります。最後の列は、隙間に対して板がやや大きめになるようにし、しっかりはめ込んでいきましょう。

■参考記事
・「フローリングをDIYでリノベーションしたい!DIYの方法を徹底解説」

フローリングのリフォーム・リノベーションの業者選びのポイント

プロに任せるなら、業者選びが重要になります。良い業者を選ぶためには、複数の業者に現場を見てもらい、見積もりを出してもらう、相見積もりをするようにしましょう。担当者とコミュニケーションをとるのも、業者選びのポイントです。

見積書を比べるときにはどうしても費用が気になるところですが、どのような作業にどのくらいの費用がかかっているか、丁寧に見るようにしましょう。もし分からない用語などがあれば、遠慮なく担当者に聞いて、理解するようにしましょう。

アフターサービスの内容や期間も大事なチェックポイントです。費用にどこまで含まれているのか、明確にしておきましょう。

■参考記事
・「フローリングリノベーション。業者依頼でおさえておきたい5つのコツ」
・プロのキモチ|無垢フローリング、DIYの参考になるプロの「丁寧な施工」

フローリングを長持ちさせるお手入れ方法

フローリングはお手入れをするときれいな状態を長持ちさせることができます。生活の中で少し気にしておきたいお手入れや、黒ずみやカビきしみなどのトラブル対処法も知っておくと安心です。

基本のお手入れは、日常の掃除でホコリやごみを取り除いておく程度ですが、気を付けたいのは乾いた布巾やワイパーを使うこと。フローリングは水に弱いので、水拭きは避けましょう。また、水や油など、液体が落ちたら速やかに拭き取ることが大切です。

年に数回、ワックスがけをすると表面の保護ができ美しさを長持ちさせられます。ワックスがけはDIYでもできます。ホームセンターなどでワックス液を入手して使用方法を守ってトライしてみてください。

●黒ずみ、カビ
普段のお手入れをしていても、フローリングはだんだんと黒ずんでくることがあります。裸足で歩いたときについた皮脂や古いワックスなどが原因であることが多いです。こういった黒ずみには、専用洗剤を使ってお手入れをすると確実です。頑固な汚れには、ワックス剥がしという方法もあります。

洗剤や方法を間違うと、フローリングを傷つけてしまうこともあります。黒カビの対処に台所用・洗濯用の漂白剤は使わないようにしましょう。ワックス剥がしで専用の溶剤を規定時間より長く置いたり、規定量より多く使ったりするのも、避けましょう。

DIYでの作業に不安があったり、範囲が広かったりするなら、専門業者に相談してみるとよいでしょう。

●きしみ、浮き
フローリングのきしみや浮きは、多くの場合経年変化やシロアリ被害が原因で起こるとされています。DIYでの対処は難しいので、手遅れになる前に、早めに専門業者に相談するようにしましょう。

■フローリングのお手入れについての知識はコチラ
・「フローリングの黒ずみ対策に、専用洗剤を使ってスッキリ落とす」
・「やってしまいがち?フローリングのカビ取りNG集」
・「黒ずんだフローリングがワックス剥がしでよみがえる。DIYで気を付けることは?」
・「フローリングが浮いてきたときの対処法」
・「フローリングのきしみ、その原因と防止方法を知っておこう」

■無垢フローリングのお手入れをもっと詳しく
・「『無垢フローリング』水拭き掃除はできるか?」
・「無垢フローリングと湿気の絶妙な関係〜湿気にまつわるメリット・デメリットとは?」
・「無垢フローリングの膨張を防ぐ方法、おすすめの手入れとはーキズ補修」

HAGSでオシャレな「床材・フローリング」を探す
オシャレなリノベ事例を見る
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まとめ

HAGSアイテム:【HAGSオリジナル】無垢フローリング Vivi Wide アカシア W120 ミックスUNI [オイル/UV]

フローリングのリノベーションについて、知っておきたい項目をまとめてきました。床材の種類から張り方やリフォームの手順、お手入れまで、多くの内容を駆け足で見てきましたが、床のリフォーム・リノベーションに関するイメージが、具体的になってきたのではないでしょうか。

気になるところは参考記事や事例のページにより詳しい情報がありますので、合わせて読んでみてください。

 

▼そのほかの完全版記事はコチラ