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電気のタイプで部屋の印象が変わる。電球と蛍光灯の違いを詳しく解説

部屋の照明を決めるときに、電球と蛍光灯のどちらが良いのか悩む方も多いようです。電球と蛍光灯は明るさや電気代などで違いがあるので、自分に合った光源を選びましょう。
今回の記事では、電球と蛍光灯の違いを詳しく解説します。記事を一読すれば、自分に合った光源の選び方のヒントが見つかるでしょう。リノベーションの予定のある方や部屋の照明の交換を考えている方は、ご参考になさってください。

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電球と蛍光灯の違いとは

部屋に合った光源を選ぶには、まず電球と蛍光灯の違いを理解しましょう。大きな違いとして寿命、電気代、光色が挙げられます。

寿命の違い

電球や蛍光灯には寿命があります。使用環境や使用頻度によっても異なりますが、それぞれの寿命は以下のとおりです。

上記の表からも分かるように、電球の場合は白熱電球かLED電球かによって寿命が異なります。白熱電球は1日8時間の使用の場合は、1年以内での交換が必要です。一方でLED電球の場合は、10年以上の使用も可能です。蛍光灯の寿命は長いタイプでも、LED電球と比較すると短いでしょう。
注意点として、電球と蛍光灯では寿命を迎えるときの状態が異なります。白熱電球の寿命は明かりがつかないときです。蛍光灯は寿命を迎えると、明かりが消えたりついたりします。

一方でLED電球は球切れはせずに徐々に明かりが暗くなります。また、LED電球は熱や湿気に弱いので、寿命を迎えるまでに故障する可能性もあると覚えておきましょう。

参考:LEDの特徴・特性

電気代の違い

電球や蛍光灯を使用すると電気代がかかります。住んでいる地域や使用状況によっても異なりますが、それぞれの電気代は以下の通りです。

電気代は、LED電球<蛍光灯<白熱電球の順に上がります。LEDは消費電力を抑えて一定の明るさを保てるので、電気代を節約できます。一方で白熱電球は明かりをつけるときに熱を消費するので、他の光源に比べて電気代が上がります。

光色の違い

電球や蛍光灯には色の種類があります。リラックスを目的とした部屋か仕事に集中するための部屋かによって最適な色が異なります。電球のタイプとそれぞれの光色は以下のとおりです。

蛍光灯は5種類の光色から選択できますが、実際に流通しているのは昼光色、昼白色、電球色の3色です。白熱電球やLED電球と比較した場合、蛍光灯の方がバリエーションが多いことがわかります。

電球と蛍光灯ではどちらがおすすめ

電球と蛍光灯は場所や目的に合わせて使うのがよいでしょう。それぞれの光源とおすすめの場所は以下の通りです。

白熱電球のおすすめの使用場所

白熱電球は電気代が高く寿命が短いというデメリットがあるものの、光色が暖色の電球色なのでオレンジ色の暖かい光で部屋を照らします。そのため、寝室に置くサイドテーブルやナイトテーブルのライトにも向いています。就寝前に読書をするときに白熱電球の柔らかな光を活用すれば、リラックスした気分で熟睡できるでしょう。
白熱電球はスイッチを入れると、すぐに明るく光るというメリットがあります。そのため、電気をすぐにつけたいトイレや脱衣所などにおすすめです。トイレは長時間電気をつけることはないので、電気代の心配もないでしょう。

LED電球のおすすめの使用場所

LED電球は、電気代が安く寿命が長いというメリットもあります。リビングやダイニングなどの家族が集まる部屋に設置するのがおすすめです。光色は昼白色と電球色の2種類がありますが、仕事場や作業場として使用する方は昼白色のLED電球がおすすめです。一方でリビングをリラックスする場所として使われる方は電球色がよいでしょう。
LED電球は、湿気や熱に弱いというデメリットもあります。浴室には熱や湿気がこもりやすいので、LED電球を使うときには注意しましょう。

蛍光灯のおすすめの使用場所

蛍光灯はLED電球のように電気代が安く寿命が長いという点がメリットのひとつです。そのため、LED電球と同じように家族が集まるリビングでの使用がおすすめです。蛍光灯は青白い光を放つ昼白色や白い光を放つ昼光色など光色のバリエーションが多いので、好みに合わせて好きな光色を選ぶとよいでしょう。

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まとめ

電球と蛍光灯では寿命、電気代、光色が異なります。電球の場合は、白熱電球は電気代が高くLED電球は電気代が安い傾向にあります。蛍光灯は白熱電球よりは安いものの、LED電球よりは高めです。部屋に合わせて光源を選んで快適な空間づくりをしましょう。