部屋をおしゃれにリフォームするには、インテリアに合わせた椅子選びも大切です。例えばキッチンカウンターにおすすめの椅子として、座面を高めに設計したカウンターチェアが挙げられます。
そこでこの記事では、カウンターチェアとは何かについて詳しく解説します。記事を一読すれば、カウンターチェアの魅力や使い方もわかるでしょう。部屋のリノベーションと共に家具の入れ替えを計画されている方や、おしゃれな椅子を設置したい方は必読です。
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カウンターチェアとは
カウンターチェアとはキッチンやバーのカウンターの高さに合わせて設計された椅子のことで、他の椅子よりも浅く腰掛けられるように作られています。製造メーカーによっても異なりますが、一般的なカウンターチェアは回転式になっており、高さを自由に調整できるものが多いようです。
通常の椅子は足を床につけて座りますが、カウンターチェアの場合は足置き用のポールを使って座ることが可能です。
カウンターチェアの脚は製造メーカーによって異なります。スッキリと見せるために1本のポールで支えているカウンターチェアや、4本脚で座面を支えて安定性を重視したカウンターチェアもあります。ライフスタイルや部屋の雰囲気に合わせて、好きなタイプのカウンターチェアを選んでみましょう。
カウンターチェアのメリット
デスクチェアやソファとは異なり、カウンターチェアはデザイン性や実用性を意識した椅子です。ここでは。カウンターチェアのメリットを2つ紹介します。
部屋をスッキリと見せられる
カウンターチェアのメリットの1つ目は、部屋をスッキリと見せられることです。腰を掛けるように設計しており、座面の面積は狭めになっています。また、座面を支える脚も細めに設計されているのでスッキリとした印象を与えるでしょう。
ソファやベンチなどはサイズが大きいので、使用しないときもスペースを取ってしまいます。部屋のスペースが限られている方には、不便に感じるときもあるかもしれません。一方で、カウンターチェアなら使わないときはコンパクトに片付けられるので邪魔になる心配も不要ですね。
使い勝手がよい
カウンターチェアのメリットの2つ目は、使い勝手がよいことです。食事をしたりお酒を飲んだりするときにカウンターチェアを使用しますが、パソコンを使った作業をするときにも使えます。また、リングでテレビを見るときや大人数で集まるときにも利用できるので便利です。
カウンターチェアはデスクチェアやロッキングチェアに比べて、サイズがコンパクトで軽量に作られています。持ち運びも容易なので、テラスや庭で休憩するときにも使えるでしょう。様々な場面で使えて、オールマイティとも言われます。
カウンターチェアのデメリット
デザインや形状が他の椅子と異なるカウンターチェアは、特有のデメリットもあるので注意しましょう。ここでは、カウンターチェアのデメリットを2つ紹介します。
長時間の使用は難しい
カウンターチェアのデメリットの1つ目は、長時間の使用が難しいことです。多くのカウンターチェアは座面を狭めに設計しているので、長時間座ると腰に負担がかかる恐れもあります。背もたれが付いていないタイプのカウンターチェアは、腰だけではなく背中にも負担がかかるでしょう。腰痛持ちの方や年配の方は、体に負担がかからないか前もってチェックすることをおすすめします。
転落事故には要注意
カウンターチェアのデメリットの2つ目は、転落事故の危険性です。カウンターチェアは座面の位置を高くしており、バランスが崩れると倒れる可能性があります。子どものいる家族の場合、子どもたちがカウンターチェアで転倒しないように注意したいものです。特に、子どもたちがカウンターチェアの上に立ち上がろうとすると、バランスを崩してけがをする危険性もあります。
カウンターチェアはこのような方におすすめ
カウンターチェアは、カウンターテーブルを使用する方にもおすすめです。朝は食事をするときに利用できますし、夜にはゆっくりとお酒を楽しむときに使えるでしょう。コンパクトなサイズのカウンターテーブルなら、1人用の食事スペースとして設置できるので便利です。
カウンターキッチンを設置しているマンションや一戸建ての場合は、カウンターチェアを置くことで食事のスペースも確保できます。キッチンで食事をするので、リビングとの部屋の使い分けもしやすくなるでしょう。
まとめ
カウンターチェアは、部屋をおしゃれにアレンジしたい方におすすめです。他の椅子と比較すると座面が高くコンパクトなデザインになっているので、邪魔にならないというメリットもあります。
一方で、長時間の使用には向いておらず、バランスを崩すとけがをする可能性もあるので注意が必要です。年配の方や子どものいる家族が使用するときには、体の負担や安全面のチェックを怠らないようにしましょう。
カウンターチェアは、カウンターテーブルやカウンターキッチンを使う方にもおすすめです。食事やお酒を楽しむスペースとして利用してはいかがでしょうか。
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