キッチンのサイズや位置はそのままが良いけどもう少しスペースを広くとれたら良いのに。そう思うケースもあると思います。既存の壁を壊して広くスペースをとれることもありますが、単に広くするのではあまり意味がありません。キッチンでどこにどんな家電やモノを置いてどう動いたら楽か。考えるポイントです。
キッチン周りの家電と収納、作業場にも目を向ける
キッチンのサイズや位置はそのままにする場合、次に家電置き場と収納を考えましょう。
冷蔵庫を買い替える予定がある方は、リフォームの打ち合わせが始まる頃までに決めてくと、必要な寸法やドアの開く向きで使い勝手の良い置き場所の検討ができるのでベストです。また電子レンジやオーブン、コーヒーマシーン、炊飯器、ポットやブレンダー、パン焼き機など、その人の暮らしによって使う頻度が高い家電があります。どこに置いたら便利に使えるか、散らかって見えないか、具体的に検討しましょう。
また調理器具以外のモノ、食器や常温食品やストック類などは、収納するスペースが必要になります。同じように、自分にとってどこにどう置いてあると使いやすく楽なのか考え、担当者に話してみましょう。分からなければ、まず自分の使いたい家電やモノたちを書き出しておくと良いですね。
リビングやダイニング側との繋がり
写真を例にとります。リビングやダイニングの繋がりに造作収納カウンターを設けています。収納の半分はキッチン側から使え、もう半分はリビングダイニング側から使用できます。またカウンターになっていることで、配膳の準備スペースや、コーヒーマシーンとカップを置いたカフェコーナーに出来るなど暮らしに合わせて使うことが出来ます。リビングやダイニングとの程よい仕切りになりながら、収納と作業場を叶える場所となっています。
このように具体的に使える場としてキッチンを広げる計画を立てると実際にも使いやすくなりますね。カウンター下を一部オープンにしてゴミ置き場のスペースにしても良いですね。ダイニング側には扉を付けて中が見えないようにするなど、暮らしに合わせて決めましょう。
まとめ
具体的な置くモノと置く位置が分かると、必要なコンセントも決まります。キッチンの周りをどう広げてどう使うか、大切なポイントです。ぜひ考えてみましょう。
こちらもおすすめ
HAGSのキッチンカウンター・キャビネット
事例集ダウンロードはこちら
