室内のドアが古くなったので取り換えたいものの、どのような色やデザインにすればよいのかわからないという方がおられます。
リフォーム業者によって取り扱っているメーカーが異なりますし、おすすめの色やデザインもさまざまです。理想のデザインとは異なるドアになるのを避けるためにも、慎重に選びたいものです。
そこで今回は、おすすめのドアの色の組み合わせやドアを選ぶときの注意点についてわかりやすくまとめました。ドアの取り換えをお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
室内のドアを取り換える方法
室内のドアを取り換えるときには、どの部分まで変更するのかを決めておきましょう。ドアを取り換える方法として、以下の3種類が挙げられます。
枠ごと交換する
室内のドアには枠がついています。部屋の雰囲気を変えたい方やドアのデザインを変えたい方は、枠ごと交換するほうがよいでしょう。
枠ごと交換するときには部屋の状況に注意しましょう。ドアを大きくしたら、周囲のものにぶつかるようになってしまったということもあります。また、枠を取り換える場合、壁紙のリフォームも必要になるでしょう。
ドア本体のみを交換する
枠はそのまま残してドア本体のみを交換します。ドアのみを交換する場合は、壁紙などのリフォームの必要がないので費用も抑えられます。
一方で、枠のサイズに合ったドアを使用しなければならないという制限が生じます。また、枠とドアのデザインや色が異なる場合には、違和感が残ることもあるでしょう。
面材を張り換える
ドアをきれいにしたいものの、大掛かりなリフォーム工事を避けたい場合には面材の張り換えがおすすめです。費用や手間をかけずにドアの色を変えられます。
デメリットとして、ドアの表面が傷ついているケースではきれいに仕上がらない場合もあります。
室内ドアの交換費用
室内のドアを交換する場合の費用メドは以下のとおりです。
(参考:リフォームガイド「室内ドアの交換費用は6万円~!」)
ドアを交換する場合、本体の費用に加えて撤去費用がかかります。また、枠ごと交換するときには、クロスや壁紙の費用がかかるので注意しましょう。
ドアの色を変えるときに覚えておきたいこと
どのような色にすればいいのかわからず、結局に無難な白色系にする方がおられます。おしゃれな部屋に変えたい場合には、部屋のテイストに合わせた色を選ぶようにしましょう。おもな組み合わせの例として以下のパターンが挙げられます。
ドアの色と床の色を合わせる
ドアの色を選ぶときのおすすめの方法は、ドアの色と床の色を合わせることです。同じ色で統一すると、開放感も感じられます。リビングなどの広めの部屋のドアの色を選ぶときにおすすめです。
ナチュラルブラウンやライトブラウンなどの色で統一すると、優しく落ち着いた雰囲気にもできます。部屋がぼんやりとした印象になったときには、小物などを置いてアクセントをつけましょう。
一方で、ダークブランなどの濃いめの色で統一すると、重厚感ある部屋の雰囲気になるでしょう。高級感のある部屋にしたい方におすすめです。
ドアの色と床の色を変える
ドアと床を別々の色にすると、おしゃれな雰囲気の部屋に変えらるでしょう。白系の床にダークな色のドアで合わせると、ドアがアクセントとなりおしゃれな印象も与えられます。
反対に、ライトブラウンの床に白のドアで合わせた場合は、明るくてスッキリとした印象になるでしょう。
色を統一しない場合には、ドアと床と壁の色をバランスよく構成することでも、居心地の良さを実現できます。
色に加えて機能オプション付きドアにする
最近のドアは、単なる部屋の仕切りだけではなく、生活を向上させるための機能がついたものもあります。家族のニーズに合わせたドアを選ぶようにしましょう。
遮音機能のついたドアを設置する
定期的に映画を鑑賞される方やピアノやギターを演奏される方は、遮音機能を持たせたドアを設置するのがおすすめです。遮音機能を取り付けることで、外部への騒音も気にせずにくつろげます。
チャイルドロック機能のあるドアを設置する
小さな子どものいる家庭には、チャイルドロック機能のあるドアがおすすめでしょう。高い位置にドアのロックが取り付けられており、子どもが誤ってロックをかけてしまう心配もありません。
まとめ
部屋をおしゃれにするには、ドアの色にもこだわりましょう。
色を選ぶときには、床や壁の色とのバランスも大切です。すべての色を統一するとスッキリとした部屋にできますし、別々の色にするとおしゃれな雰囲気にできるでしょう。
ドアの色を変えるリフォームで、さらに居心地がよいお部屋づくりに挑戦してみませんか?