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キッチンをセルフリノベーションできる?できないこととは?メリット・デメリットもご紹介

キッチンをセルフリノベーションできる?できないこととは?メリット・デメリットもご紹介

最近はDIYをする人も多く、住まいを快適にするために自分でリノベーションする人も増えています。その中でもキッチンは、様々な設備があり、電気や水道、ガスなどのインフラが集中しています。そのようなキッチンのリノベーションを自分で行うことはできるのでしょうか。また、セルフで行うメリットやデメリットについても解説します。

セルフリノベーションとは

まずリノベーションとは、工事などによって新築の状態のときよりも住まいの機能や価値を高めることです。そのためにどのようなデザインにするか設計し、材料を調達してつくり上げ、塗装やタイルなどで仕上げるところまで、すべて自分で行うのがセルフリノベーションです。希望の予算や、都合の良い時間に合わせて行えます。

 

キッチンのセルフリノベーションでできること・できないこと

キッチンをセルフリノベーションできる?できないこととは?メリット・デメリットもご紹介

リノベーションする業者は、必要な資格や技術を習得しています。素人がリノベーションする場合、業者と全く同じようにはできないことが多いでしょう。こちらでは、セルフリノベーションでできること、できないことをご紹介します。
 

セルフリノベーションでできること

できることの例としては、まず収納を増やすことが挙げられます。キッチンにはデッドスペースがあることも多いでしょう。そのような空間を有効活用して、その場所にぴったりの収納棚やスパイスラックを手作りすると、見た目がすっきりして調理しやすくなります。作業台が足りない場合は、スペースさえあればキッチンカウンターを取り付けることも可能です。

さらに、見た目をおしゃれにリノベーションする方法もあります。カッティングシートやリメイクシートを壁や家具、家電に貼ると、簡単に雰囲気を変えることができます。レンガ調、木目調や様々なカラーのシートが販売されており、好みのものを選べるでしょう。また、キッチンの作業台や水回りにタイルを張ると、一気に印象が変わります。水に強いタイルを使えば、機能面も向上します。簡単に使えるシート状のタイルもあります。


セルフリノベーションでできないこと

セルフでできないことは、水道やガスの配管の移動や交換、電気配線の改修などです。これらを行う際は資格が必要であり、資格がないのに行うことは違法です。

 例えばキッチンの場所を移動するとなると、排水配管やガスの配管を移動させる必要があります。また、コンロなどのキッチン設備の交換で電気配線の改修が必要になることもあります。ガス漏れや漏電の恐れもあるため、安全に暮らすためにもこれらは業者にお願いしましょう。

セルフリノベーションのメリット・デメリット

キッチンをセルフリノベーションできる?できないこととは?メリット・デメリットもご紹介

業者に頼まずに自分でリノベーションする場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
 

セルフリノベーションのメリット

まず、業者に頼むよりも費用を安く抑えられます。材料費の支払いは必要ですが、業者に依頼した場合にかかる設計費や人件費は発生しません。また、同じ材料であってもホームセンターやネットなど、買うところによって価格は異なります。なるべく安いところを探して材料を調達できるのもメリットです。

 さらに、自ら行うことでその作業に必要な技術や知識が身に付きます。素材や部材には様々な種類があるため、それらの特徴や効果の違いについて詳しく知ることができます。また、工具の使い方も習得できるでしょう。

また、業者にお願いするよりも自分のアイデアや希望を形にしやすいというメリットもあります。他にはないオリジナルな空間を作れます。家づくりの過程を楽しむことで、より愛着もわくでしょう。家族みんなで行う場合は、コミュニケーションがとれます。


セルフリノベーションのデメリット

メリットがある反面、デメリットもあります。まず、リノベーションの規模によっては想像以上に時間や労力が必要です。1つ1つの作業は地道なもので、根気強く続けていかなくてはなりません。仕事をしている場合は、思うようには時間がとれないこともあるでしょう。

 また、仕上がりの美しさや完成度は、プロにはかなわないかもしれません。それも味ととらえることもできますが、場合によっては使い続けると不具合が出ることもあります。失敗しても保証はありません。ドライバーやノコギリなどの工具は、日頃使い慣れていない場合は特にケガのリスクもあります。

まとめ

キッチンをより使いやすく快適にするために、リノベーションは有効な方法です。古くなったキッチンの見た目をきれいにすることも可能です。

セルフリノベーションにはメリットも多いですが、デメリットもあります。どのようにリノベーションしたいのかを明確にし、セルフでできることは自分で、できないことは業者に頼むなどして、状況に合わせて行いましょう。