壁リフォームすることで、お部屋の雰囲気は全く変わります。
しかし、壁リフォームで部屋をおしゃれにしたい!と思う反面、
● 壁リフォームって、壁紙を張り替えるの?塗装するの?
● 壁紙を張り替えるのと、塗装するのはどっちがいいの?
と悩む方も多いかと思います。
そこで今回は、おしゃれな壁にリフォームするために、壁紙、塗装のそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
どうやって壁のリフォームをするのか決めよう(壁紙or塗装)
壁のリフォームには2種類あります。
それは、「壁紙の張り替え」もしくは「塗装」です。
新築マンションや、新築住宅では、壁紙を使うことが多いのですが、リフォームをするとなると、自分で壁紙を貼るのか、塗装をするのか選択できるのが良いところです。
どちらを選択するべきか、比較検討材料として、メリット・デメリットをご紹介します。
壁紙を張り替える、そのメリットとデメリット
まずは壁紙を張り替える場合のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
【抗菌・消臭・防カビが期待できる】
機能性の高い壁紙を使用する場合、抗菌や消臭、防カビが期待できます。
人の出入りや、食事のにおい、湿気などで、部屋の壁はどうしてもにおいがつきやすかったり、汚れたり、カビが繁殖したりしやすいものです。
そういった際に、高機能な壁紙は力を発揮します。
【手間がかからない】
塗装と比べると、既存の壁紙を剥がし、新しい壁紙を張り替えるだけなので、手間がかかりません。
また、塗料のにおいもないので、においの精神的なストレスはありません。
【デザイン性の高い壁紙を選べば、お部屋はおしゃれ空間にできる】
壁紙はデザイン性の高いものも売られているため、選択次第では壁紙を張り替えるだけで、自分好みのおしゃれ空間を演出することができます。
【簡単なお手入れでお掃除簡単】
機能性の高い壁紙を選択すれば、お手入れを簡単にするだけで楽にきれいな状態をキープすることができます。
デメリット
【時間が経つと剥がれてきてしまうことがある】
湿気などにより、壁紙のつなぎ目の部分から剥がれてきてしまうことがあります。
そうなった場合は、張り替えの時期だと割り切ることも必要です。
【つなぎ目が目立つ】
壁紙は膨張収縮するため、つなぎ目が目立ってしまうことがあります。
塗装と違い、何枚もの壁紙を使用してリフォームするため、時間が経つとどうしてもつなぎ目はわかるようになってしまうようです。
【擦れに弱い】
壁紙は擦れに弱いため、汚れたからといって擦ってしまうと、壁紙が削れてしまいます。
壁紙はトントンと、叩くようにして汚れを取ると良いでしょう。
壁を塗装する、そのメリットとデメリット
次に、壁を塗装する場合のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
【質感・素材感がおしゃれ】
塗料でのリフォームは、壁紙にはない質感・素材感を出すことができます。
例えば、壁紙を剥がし躯体を出して、その上から塗装すると、素材を生かしたおしゃれな空間が出来上がります。
【色の組み合わせが自由自在】
壁用の塗料の数はかなり豊富です。
それゆえに、自分の好みのカラーを選べ、色を混ぜ合わせて、より自分好みの色を壁に塗装することも可能です。
部屋に個性を出したい人にとっては、ぴったりのリフォームです。
【壁が汚れた際に、修復がラク】
壁が汚れた際には、上から塗装し修復ができます。
壁紙は、汚れが気になる場合は慎重にお手入れしないと壁を痛ませてしまうのに対し、塗装だと汚れの修復がかなりラクなことがわかります。
【つなぎ目がない】
壁紙はどうしてもつなぎ目が発生してしまうのに対して、塗装は塗るため、その心配がありません。
デメリット
【ニオイはどうしても避けられない】
塗料を塗った後はどうしても避けられないのがニオイです。
時間がたてば、塗料独特のニオイはなくなっていきますが、ニオイがなくなるまで換気をよくしましょう。
【手間がかかる】
壁紙は一旦張り替えるものを決めてしまえば、後は張り替えるだけですが、塗装は違います。
塗装対象の材質を考慮して塗料を選ばなくてはならず、また、塗料のカラーオーラーに沿って、色を混ぜ合わせて希望の色にするなど手間がかかるため、施工に時間がかかってしまいます。
【費用が高い】
塗装は上記ご紹介した通り、手間がかかる分、費用も発生します。
まとめ
壁紙の張り替え、塗装のメリット・デメリットはおわかりいただけましたか?
以前では、壁紙が主流だったのですが、最近では、様々な塗料を使用して、お部屋をおしゃれにリフォームしている人も多いようです。
既存のデザインでおしゃれなお部屋にしたいのであれば、やはり壁紙の方が良いでしょう。
自分の頭の中で理想のデザインが出来上がっている方は、自由の効く塗装を検討してみてはいかがでしょうか。