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「光触媒」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「光触媒」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集171

■光触媒

「光触媒(ひかりしょくばい)」とは、「光を吸収すると、他の物質に化学反応を引き起こさせる触媒機能をもつ」物質のことです。1971年に日本で発表された技術です。光触媒の代表は酸化チタンです。

各辞書・辞典からの解説

「光触媒」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「光触媒」とは、「太陽や蛍光灯などの光が当たることで触媒として働く物質」のことであると説明されています。「酸化チタン」などがあり、「光が当たると水や酸素と反応して活性酸素や水酸ラジカル」が生成されます。物質の特徴として「酸化力」が強く、有害物質を二酸化炭素や水に分解することができます。

(2)「日本大百科全書」より
「日本大百科全書」において「光触媒」とは「光を吸収すると、他の物質に化学反応を引き起こさせる触媒機能をもつ物質」のことです。日本で発見、開発された技術のひとつで、代表的な光触媒は酸化チタンです。「有害物質の除去、空気浄化、脱臭、殺菌、抗菌、防汚、防曇」などの働きがあります。

(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「光触媒」とは、以下のような文章で説明がされています。
「光化学反応の一種と定義される、光を照射することにより触媒作用を示す物質の総称。代表的な光触媒活性物質として、酸化チタン (TiO2) が知られている。」

(1)〜(3)を合わせてみると、「光触媒」とは、「光を吸収すると、他の物質に化学反応を引き起こさせる触媒機能をもつ」物質のことであるとおわかり頂けたと思います。