誰でもわかるリノベ用語集098
■モルタル
「モルタル」とは、セメント・砂・水を練り混ぜあわせて練ったものです。強度が強く、耐火性があることから、壁の下地、上塗りをはじめ、レンガやブロックの目地を塗るのにも使用されます。
各辞書・辞典からの解説
「モルタル」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「モルタル」とは、「セメントあるいは石灰と砂とを混ぜて水で練ったもの」のことであると説明されています。「壁の下地塗り・上塗りや、れんが・ブロックの目地(めじ)」を塗る際に使用します。
(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「モルタル」とは、「一般的にはセメント・砂・水を練り混ぜたセメントモルタル」のことです。「面が硬くて強度が大きく、耐火性がある」のが特徴で、左官材料として広範で用いられます。一方「乾燥による収縮亀裂が入り易い」というデメリットもあります。
(3)「日本大百科全書」より
「日本大百科全書」において「モルタル」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建築材料の一つ。セメントと砂と水を練り混ぜたものをセメントモルタルまたは単にモルタルというが、ほかに細粒骨材を石灰、アスファルト、あるいは合成樹脂などの結合材(あるいは固着材)に混ぜて硬化させたものをモルタルと称し、それぞれ石灰モルタル、アスファルトモルタル、樹脂モルタルという。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「モルタル」とは、「セメント・砂・水を練り混ぜたもの」であることがおわかり頂けたと思います。