誰でもわかるリノベ用語集047
■容積率
「容積率」とは、建築物の各階の床面積の合計の敷地面積に対する割合のことです。都市計画区域内の用途地域によって建設できる建物の容積率の上限などが定められています。
各辞書・辞典からの解説
「容積率」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「容積率」とは、「建物の延べ面積の敷地面積に対する割合」のことであると説明されています。
(2)「日本大百科全書」より
「日本大百科全書」において「容積率」とは、「建築物の各階の床面積の合計の敷地面積に対する割合」のことであると説明されています。「建築基準法52条」で詳細の基準が定められています。容積率の規定が導入によって「建築物の高層化を許容し、それに伴う都市の公共施設と建築物の容量との調整を図るために、地域の種類に応じて容積率を定める方法」が一般的となっています。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「容積率」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建物の延べ面積の敷地面積に対する割合。建築基準法では、都市計画区域内の用途地域ごとに、建築できる建物の容積率の上限が定められている。」
(1)〜(3)と合わせてみると、「容積率」とは「建物の床面積の合計の敷地面積に対する割合」であることがおわかり頂けたと思います。