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人気の造作棚をより引き立てるブラケット金具5選!

人気の造作棚をより引き立てるブラケット金具5選!

新築やリノベーションの際に多くの方が希望されるのが、造作棚(作り付けの棚)の製作です。おしゃれで機能的な「見せる収納」の人気の高まりが理由だと思われますが、意外とご存じないのがブラケット金具についてです。造作棚の見栄えを良くする重要な要素なのですが、ありきたりなもので済ませてしまいます。
 
ここでは造作棚をより魅力的にする、ブラケット金具を5つご紹介していきます。優れたデザインを持つものや、単なる棚をさらに機能的にするものをご覧ください。

 

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照明とは違う?ブラケット金具

ブラケットといえば多くの方が壁付きの照明器具を思い浮かべますが、ブラケットとは本来、壁から突き出た軒など支えるパーツのことで、棚を支える棚受けもブラケットと呼ばれています。
 
いくつかある造作棚の固定方法ですが、L字型をしたブラケット金具はおすすめです。理由は、構造がシンプルでトラブルが起こりにくいからです。取り付けや補修もDIYで十分可能です。 

男前ブラケット金具

人気の造作棚をより引き立てるブラケット金具5選!

依然として高い人気となっているインダストリアル系など「男前インテリア」です。無骨さを演出するために、上手くアイアンを使うことがポイントになりますから、ブラケット金具でもアイアン製を選びましょう。
 
写真は創業以来、鉄の加工や溶接をおこなってきた「杉山製作所」が手掛けたブラケット金具です。ずっしりと来る質感や頼もしそうな造りが、他のメーカー製とは大きく際立っていますから、一度実物に触れて実感したいところです。デザインは全4種類となっています。棚板にはぜひ古材を使ってください。 

経年変化が楽しめるブラケット金具

人気の造作棚をより引き立てるブラケット金具5選!

ブラケット金具は単純な構造をしていますから、よほど下手なものを選ばない限り一生使えてしまうのです。それだけに飽きが来ないデザインを選びたいものですが、素材は経年変化が楽しめる真鍮がおすすめになります。
 
真鍮とは、銅と亜鉛の合金で、製造されてすぐは美しい金色をしています。しかし使っているうちに酸化の影響で黒く変色していきます。身近なものなら5円硬貨に真鍮が使われていますから、想像しやすいでしょう。
 
変色はデメリットでもありますが、味わいが増したととらえることもできます。そして「ピカール」など金属磨きを使えば、すぐに製造当初の美しさを取り戻すのも真鍮ならでは。磨くたびに愛着も増していくことでしょう。
 
写真のブラケット金具は真鍮製インテリアやエクステリアの専門店「ゴーリキアイランド」が手掛けているものです。アーリーアメリカンなどカントリー調のインテリアにマッチします。 

かわいさ一番!ブラケット金具

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シンプルなブラケット金具に塗装をすると、こんなにかわいくなってしまう!ポップな色合いで人気なのが「TANNER」シリーズ です。イタリア製のブラケットに国内で塗装を施しており、信頼性も充分、使っているうちに塗装がはげてくるという心配も不要です。
 
展開は日本人好みの5色で、つや消し仕上げになっていますからケバケバしさはありません。シリーズで同じくシンプルなデザインのフックも販売されていますから、トータルでコーディネイトを楽しむこともできます。サイズは奥行き20cm用と30cm用の2種類が用意されています。 

ワザアリブラケット金具

人気の造作棚をより引き立てるブラケット金具5選!

造作棚は非常に便利なものですが、出っ張ったままになるのが難点です。そこで考えられたのが折りたたみ可能なブラケット金具、上でもご紹介した「TANNER」シリーズの一品です。
 
使わないときにはカンタンに収納できるのが最大のメリットとなっていますから、収納式の造作机にぜひ使いたいものです。書斎スペースやリビング学習、パントリーのアイロン台にも向いています。耐重量はブラケット金具1本につき40kgとなっていますから、よほど荒い使用をしない限りしっかりと支えてくれるでしょう。こちらもマットの5色展開となっています。 

DIY好適のブラケット

人気の造作棚をより引き立てるブラケット金具5選!

「ディアウォール」などツーバイフォーの木材を利用する、突っ張りパーツが人気になっています。壁に穴を開けることなく柱を立てることができますから、賃貸住宅でも棚をDIYできるのが人気の理由です。
 
そこで登場したのが写真のブラケット。ブロンズやグリーンの色目も良いですし、デザインも他の物よりも頭一つ抜けている印象です。1×4や1×6など他の規格サイズも用意されていますから目的に合わせてどうぞ。

まとめ

以上、おすすめのブラケット金具を4つ、金具ではありませんがブラケットを1つご紹介しました。最後にご紹介のブラケットもそうなのですが、造作棚といえば造りがカンタンですからDIYに挑戦したくなるのです。ただ注意したいのが耐重量についてです。ブラケット金具の耐重量が高くても壁が持たないケースが多々あります。
 
重いものを収納することを想定しているなら、石膏パネルに隠された下地を探して取り付けることが大切になりますし、下地がないならばプロに依頼して補強して貰う必要があるでしょう。
 

 

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