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水回りのひび割れを放置しないで!ひび割れの原因と対策をご紹介

キッチンや洗面台、お風呂、トイレなどの水回りには、ひび割れするような箇所がいくつかあります。一見小さなひび割れも、放置すると家の構造体まで腐食してしまうなどの恐ろしい事態になることも。どうして水回りにひび割れが起こるのか、ひび割れを見つけたときはどうしたらいいのか、ひび割れの原因と対策を見ていきましょう。

 

 

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水回りのタイルのひび割れ

耐久性や耐水性に優れたタイルは、キッチンや洗面、お風呂、トイレなどの水回りに使われることの多い素材の1つです。タイルのひび割れの原因や対策について見ていきましょう。

 

タイルがひび割れる原因

タイルは耐久性が高いとはいえ、長年使用していると劣化してひび割れしたり、硬いものがぶつかって割れたりすることがあります。また、タイルとタイルの間の目地にはひびが入りやすく、目地の劣化によって水が浸入することもあります。

 

タイルのひび割れ対策

ひび割れの程度が軽いものであれば、割れた箇所に市販の補修材を自分で塗って修理することも可能でしょう。また、割れたところのタイルだけを貼り替えるという方法もあります。
ただ、長年使っている水回り設備や、ひび割れしてから長い間放置しているような場合は、表面のタイルだけでなく、下地の部分にまで劣化が進んでいる可能性があります。そのような場合は、業者に修理を依頼すると安心でしょう。

タイルがひび割れると、割れたところから水が浸入してカビが発生してしまうことがあります。さらに、ひび割れをずっと放置してしまうと、壁や床の内部にまで水漏れしてしまい、家の基礎の部分を劣化させる原因にもなります。タイルのひび割れを見つけたら、なるべく早く対策をとりましょう。

 

 

キッチンの天板のひび割れ

キッチンの天板に使われる素材は、ステンレスや人造(人工)大理石、天然石などいろいろです。素材や使い方によってはひび割れが生じることがあります。

 

キッチンの天板がひび割れる原因

天板の素材にもよりますが、重たいフライパンや鍋など重量のあるものを落としてしまうと、ひび割れてしまうことがあります。また、調理してまもない高温の鍋やフライパンを直接置いてしまうと、ひび割れの原因となることもあります。ガス台の開口部の近くなど、もともと細いつくりになっている部分は、ひび割れしやすいこともあります。

 

キッチンの天板のひび割れ対策

軽度なひび割れであれば、自分で修理できる場合がありますが、難しい場合は業者に依頼しましょう。部分的な修理で済むこともありますが、場合によっては天板ごと取り替えになることもあります。
天板がひび割れた状態だと、見た目があまり良くないうえ、ひび割れの状態によってはケガのリスクもあります。天板のひび割れは放置しないようにしましょう。

 

 

洗面台のひび割れ

陶器やホーロー、人工大理石、樹脂、金属など、洗面台や洗面ボウルに使われる素材には、様々なものがあります。洗面台のひび割れの原因や対策を見ていきます。

 

洗面台がひび割れる原因

洗面台のまわりには、身支度に必要なものを置いている場合も多いです。スキンケア用品のビンや容器、ドライヤーなど重たいものを落とすと、洗面台にひび割れが生じることがあります。中でも陶器製は衝撃に弱く、割れてしまうことも。ホーローは表面のコーティングにキズやひびができてしまうと、内部がさびてしまうことがあります。

 

洗面台のひび割れ対策

軽度なものであれば、市販の補修材で修復することができるでしょう。ただ、陶器製のものは補修が難しく、交換となる場合が多いです。
洗面台のひび割れを放置すると、内部にまで水が浸入してサビやカビの発生につながったり、下の階に水漏れしたりして、大掛かりな修復作業が必要となる可能性があります。ひび割れは早めに対処しましょう。

 

 

便器のひび割れ

便器に使われる素材の主流である陶器は、使い方によっては割れてしまうことがあります。

 

便器がひび割れる原因

洗面台と同じように、重たいものを落とすと便器もひび割れてしまうことがあります。また、高いところの物を取ろうとして便器の上に立ったり、物を勢いよくぶつけたりといった衝撃で割れてしまうこともあります。さらに、便器の汚れを落とそうとして熱湯をかけてしまうことも、ひび割れの原因となるので注意が必要です。

 

便器のひび割れ対策

トイレのひび割れを自分で修復するのは、難しいでしょう。水回りの修理業者に相談した場合でも、トイレ自体を交換することが多いと言えます。
ひび割れの程度が大きい場合、止水栓をしめる、便器内の水を汲みだす、水に強いテープでひび割れた部分を保護するといった応急処置が必要です。

 

 

まとめ

水回りには、壁や床のタイル、キッチンの天板、洗面ボウル、トイレなど、ひび割れする可能性のある箇所がたくさんあります。水回りのひび割れを放置すると、階下に水漏れしたり、内部にまで水が浸入して家の基礎の部分まで傷めてしまったりして、大掛かりな修復作業が必要となる場合も。水回りのひび割れを見つけたら、なるべく早く対策をとりましょう。

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