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どんな種類が高くなりがち?無垢材の価格の決まり方

数多くの種類がある無垢材は価格もいろいろですが、高い・安いはどのようにして決まるのでしょうか?人気が高い種類や硬質な種類、安定性が高い種類など、価格が高くなりがちな例を上げていき、傾向を見ていきます。

あくまでも価格が高い傾向があるだけであり、必ずしもすべてが高くなるわけではないことです。あわせて「価格が高い=良い」わけではないことも、意識しながらお読みください。

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人気の種類の無垢材は価格が高くなる

需要と供給のバランスで価格が決まるのは、無垢材でも同じです。人気があり希少な種類ほど、価格は高くなっていきます。写真は価格の高い樹種の代表、ミャンマー産チークです。

世界3大銘木>その他の樹種

「マホガニー」「チーク」「ブラックウォールナット」は、木目の美しさや優れた風合いから「世界3大銘木」と呼ばれており価格も高価。特にマホガニーとチークは希少性が増しており、入手は年々難しくなっています。

比較的手に入りやすいのがブラックウォールナットですが、さすが世界3大銘木。たとえば無垢フローリング材としての価格帯は、トップクラスになります。

天然物>人工物

木材が採取される林には自然まかせでできた天然林と、人の手で育てられた人工林の2種類があります。希少性から価格が高くなりがちなのは、天然林から採取された天然物の無垢材。育った環境により、それぞれの個性が際立ちます。

有名なところでは天然物の屋久スギ。一枚板のテーブルにとんでもない価格が付いているのを、ご覧になった方も多いでしょう。

ブランド人工林>ノーブランド人工木

天然物の無垢材が、すべての面において優れているわけではありません。人工林から採取された無垢材は、整然とした木目や品質の安定性が特徴。一部の産地はブランドとなっており、価格も高い傾向にあります。

「吉野スギ」「天竜スギ」「尾鷲ヒノキ」は、数あるブランド木の中でも特に高名です。

硬質な種類の無垢材は価格が高くなる

柔らかい無垢材は加工しやすい一方で、キズが付きやすいというデメリットがあります。いつまでも美しくあってほしいと願うからでしょうか?家具やフローリングでは、硬い無垢材の方が価格も高くなりがち。とはいえ柔らかい樹種の方が向く用途もありますから、高ければよいというものでもありません。写真は柔らかい樹種の代表、スギ材です。

広葉樹>針葉樹

無垢材としてよく使われる木の種類は、ヒノキなどの広葉樹と、スギやマツなどの針葉樹に分けられます。価格が高い傾向にあるのは広葉樹で、針葉樹より硬さがあるとされています。

また広葉樹の木目は表情が豊かという特徴がある一方で、針葉樹の木目は単調だったり節が多かったり。これらのことも広葉樹の無垢材の方が、価格が高くなる理由かもしれません。

安定性が高い無垢材は価格が高くなる

無垢材の難点として湿度の変化で膨張・収縮することがあげられるでしょう。フローリングなら板同士の隙間の変化や反りなどとしてあらわれてくることが多いようです。そういった変化が少ない、つまり、安定性は高いほうが使いやすいということになるでしょう。そのため、安定性が高い種類の無垢材は価格が高くなる傾向があるのです。

芯材(赤味)>辺材(白味)

丸太の中央付近から取れる木材は「芯材」と呼ばれ、芯材を取った残りの部分は「辺材」と呼ばれます。芯材は色味が強いことから「赤味」、辺材は薄いことから「白味」とも呼ばれるのですが、芯材の方が辺材より組織が詰まっており、安定性が高いとされているのです。

見た目の良い種類の無垢材は価格が高くなる

世界3大銘木の例でもわかる通り、見た目が良い樹種ほど高価ですが、これは同一の樹種でも起こります。同じスギでも見た目の良いとされる種類の方がより高くなるのです。

ただし、良い・悪いという判断は見る方の主観に大きく左右されるものなので、一概に決めることはできないでしょう。

節がない>節が目立つ

無垢材に現れる節は見た目が良くないとされており、あまり好まれないものです。不人気の理由は抜けてしまう(抜け節)ことや、将来抜けるかもしれない(死に節)から。節が目立つのは辺材ということもあるでしょう。

見方を変えれば、節が目立つ無垢材は安価に手に入るというメリットもあります。たとえば同じ吉野スギの無垢材のフローリングでも、節ありは節なしよりはるかに安価です。

一枚が大きい>小さい

一枚板の無垢材は、細切れのものより価格は高くなります。先述した屋久スギの一枚板テーブルが良い例ですが、このことは無垢材のフローリングでも同じです。一枚の板が大きく・長くなるほど価格は上昇していくのです。

だからといって細切れの種類すべてが安価というわけではありません。異なった長さのフローリング材を使う乱尺貼りや、V字になるように貼っていくヘリンボーンは、1枚が小さい割には高価になりがち。写真は高級樹種・マホガニーのヘリンボーンです。

まとめ

以上の種類をまとめると希少な広葉樹の芯材で、見た目が美しいものほど高価ということができますが、美観の評価は人によって違いが大きくなることも。高価な無垢材だから、すべての方が好むか?というと必ずしもそうとは言い切れません。

無垢材の選ぶとき、あえて不人気のものを選んで価格を抑えるという方法もありますし、見た目で選んだ結果、安価だったということもあるでしょう。無垢材の好き嫌いはご本人次第、なるべく多くの種類を試されることをおすすめします。

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