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「コルクタイル」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

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■コルクタイル

「コルクタイル」とは、コルクを使用して作ったタイルのことを指します。

まずコルクとは、コルク樫(コルクがし)の樹皮の組織を剥離して、加工をした素材のことです。コルクを使った製品は日常生活においても見かけることがあります。例えば、掲示板としてコルクボードが使われたり、ワインの瓶にはコルク栓が使われていたりします。

そのコルクを原料として、タイルのように板状に成形したものをコルクタイルと呼びます。Pタイルやタイルカーペットのように、床に敷き詰めて使う、内装材の一種類です。

コルクタイルは、原材料であるコルクそのものに柔らかさと弾力性があるため、転倒した時などに衝撃が緩和されるというメリットがあります。また、そのクッション性から歩行感も良いとされています。

さらに、一般的なフローリングに比べて足が滑りにくいため、子供や高齢者、ペットなどにとってはより安心できる内装材と言えます。保温性があり一定の温かさを保つことができるため、はだしで歩いてもひやっとした感覚になりにくいのも特徴です。

そのほかにも、断熱性、防水性、防音性、防炎性など多くのすぐれた特徴を持っており、機能性の高い内装材として幅広く使用されています。

各辞書・辞典からの解説

「コルクタイル」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

「リフォーム用語集」より

「リフォーム用語集」において「コルクタイル」とは、「細片化した天然素材のコルク樫(かし)の樹皮を板状に圧縮成型した仕上材。」と説明されています。また、ほかにも「弾力性・断熱性・防水性・防音性・防炎性・保温性・調湿性などに優れている。」と複数の面で評価されており、やはり機能性の高さが大きな魅力と言えるでしょう。

さらに「タイル状とシート状のタイプがあり、床・壁・天井の仕上材として用いられる。」とも説明されていることから、床以外にも使用できる内装材であることが分かります。

以上より、「コルクタイル」とはコルクを使ったタイル状の内装材のことで、断熱・弾力・防水・防音・防炎など機能面において優れているため床や天井などで幅広く使用されている、ということが分かります。

 

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