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お風呂をリフォームしたい!気になるその費用と工期は?

お風呂をリフォームしたい!気になるその費用とは?

お風呂は長く使っていると、水垢などの汚れにとどまらず、水漏れや壁のひび割れなど、機能性やデザイン性の劣化がどうしても気になってくるものです。また、一昔前の浴室であれば、そのデザイン性の古さや浴槽の窮屈さなどから、新品で広さやゆとりのある浴槽にリフォームしたくもなります。

風呂場は一日の疲れを取る癒しの空間でもあるため、せっかくリフォームするなら最高の空間を目指したいところですが、そこで気になるのがリフォームの金額です。当然ですが素材や施工方法にこだわればこだわるほど、リフォームに要する費用も高くなります。また、大きめの浴槽に取り替えるなどで壁工事や配管工事が必要になった場合には、その分の費用も見ておく必要があるほか、工事に要する日数もかかります。そこで今回の記事では、お風呂のリフォームについて費用の観点から解説していきます。
 

お風呂リフォームの費用はどのくらい?

お風呂をリフォームしたい!気になるその費用とは?

お風呂には大きく分けてユニットバス、ハーフユニットバス及び在来浴室の3種類があります。このうちユニットバスからユニットバスへの交換が、価格的にも最も安い場合が多く、およそ50万~150万円と言われています。既設のユニットバスと同じメーカーで同じサイズのものであれば、施工もしやすいく工期も2~3日前後のようですが、1日で終わる場合もあります。

在来浴室からユニットバスになりますと、浴槽の交換から劣化度合いによっては水漏れ、壁やタイルの張替えなども必要となることから、費用も60万円から150万円以上と幅が広いようです。工期は、そもそもの浴槽の取り替えなどもあるため、1週間前後となる場合が多いようです。床下や柱の劣化が激しいと、更に費用がかさんだり工期が長引いたりする場合もあります。

在来浴室から在来浴室へのリフォームについては、もともとがオーダーメイドであることもあり、費用の幅はまちまちです。単なる浴槽の交換だけであれば30万円を切る価格で済む場合もあります。浴室全体ですと、浴槽交換に加えて、例えばタイルの張替や扉の交換などに50万円以上はかかると見られています。
 

有名メーカー製品で見る最新システムバスルーム事情

お風呂をリフォームしたい!気になるその費用とは?

最近の傾向に合わせて、メーカー側でも在来浴室よりもユニットバス系の商品の方が種類もオプションも豊富のようです。例えば、リクシルのシステムバスルーム「リノビオV」は、広々とした浴槽をはじめ、お掃除しやすく手入れもしやすいマンションリフォーム用のユニットバスなどもあります。浴槽は人工大理石「ルフトーン」を使った高級感のある仕様です。ただお値段も張るようで、1418サイズだとメーカー価格で100万円以上はするようです。その他に、リクシルから集合住宅用のシステムバスルームも販売されています。

また、戸建て用として評価の高い「アライズ」は、サイズによっては80万円を切る価格で販売されています。オプションとしてハイビジョンテレビを付けられるなど、ユニットバスでありながら、リラックスのできる空間を自分なりにアレンジできるのも大きなメリットでしょう。

リクシルと並びトイレメーカーとしては国内最大のシェアを誇るTOTOも、消費者ニーズにこだわった商品を提供しています。TOTOの「魔法びん浴槽」はお湯が冷めないことでも有名で、4時間経ってもお湯の下がりはたったの2.5℃以内と、追い炊きする必要がない機能と謳われています。また、TOTOのシステムバスルームで有名な「シンラ」や「サザナ」は、魔法びん浴槽の他におそうじラクラク機能が多数備えられており、手入れのしやすさからも人気の商品となっています。
 

バスルームの広さや抗菌・防カビ仕様などの機能も豊富

お風呂のリフォームで気になるのがやはり浴槽のサイズでしょう。1218サイズや1416サイズなどの数字を見かけることが多いと思いますが、これはメーカーの統一したサイズ表記です。1218は浴室の短辺が120cm、長辺が180cmを表しています。マンションの浴室リフォームですと、広くても1418サイズまでのものが多いようですが、自由にリフォームできる戸建てなら、かなり広い1620サイズのものまであります。

また、リクシルやTOTOなどのメーカーでは、浴槽のみならず浴室全体の機能性を高める工夫がされており、抗菌・防カビ仕様など、手入れのしやすさにも定評があります。

バスルームは一度リフォームすれば、長きにわたって使用するものですから、せっかくリフォームするなら、価格だけでなく機能性も豊富に取り入れて自らの理想とする癒しの空間にアレンジしたいものですね。
 

まとめ

浴室リフォームは、内容によって価格が幅広いものになっています。せっかくリフォームするなら、価格だけでなく機能性を豊富に取り入れたリラックスできる空間に仕上げることを目指しましょう。