洗面台のリノベーションをすることで、おしゃれな雰囲気を作り、より使いやすい洗面所へと変えることもできます。
しかし、そうは言っても、「洗面台をリノベーションするとどのくらいの費用や工事期間がかかるのかわからない！」、「洗面台リノベーションによるリスクもあるのではないか？」と不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、洗面台のリノベーションの費用や工事期間、注意点をご紹介します。洗面台のリノベーションを現実的に検討するために必要な情報をしっかり把握しておきましょう。
洗面台のリノベーション。その費用と工事期間は？
洗面台のリノベーションに憧れはするけれど、現実問題として気になるのは費用や工事期間でしょう。
洗面台ひとつでも、様々な内容の商品があるので、代表的なパターンごとに費用や工事期間をご紹介します。
ユニット洗面台の交換
ユニット洗面台であれば、交換をするだけで洗面台をリノベーションすることも可能です。
また、洗面台の交換と共に壁紙や床材もリノベーションする方が多く、一般的な費用としては20万円未満で工事ができるとされます。
また、ユニット洗面台の交換であれば、数時間もあれば完了するため、床や壁などの内装工事も含めると、1日で工事が完了するでしょう。
スタンダード洗面台の交換
スタンダードタイプの洗面台の交換と、壁や床の張り替えなども併せてリノベーションする場合、費用目安としては20万円〜50万円ほど必要でしょう。ユニット洗面台と比べると、スタンダードタイプの洗面台は価格が高めのため、その分、費用も多くかかる傾向です。
工事期間としては、1日〜3日ほどかかり、工事中は洗面台が使えないことも踏まえて計画を立てるようにしてください。
ハイグレードの洗面台の交換
ハイグレードの洗面台の交換、及び壁や床の張り替え、そして同時に収納棚なども追加すると、費用は50万円以上必要でしょう。
ハイグレードの洗面台を導入すると、それに見合うような内装や収納棚なども備えるリノベーションになることが多いので、費用もかさんでしまうようです。
工事期間は、3日ほど必要であり、洗面台が使えない期間も発生します。
（参考：洗面台交換・洗面脱衣所リフォームの費用相場や施工事例、業者の口コミを大公開！）
洗面台リノベーション工事の注意点
リノベーションした洗面台でトラブルが発生しないように、注意も知っておきましょう。
洗面ボウルは使いやすいサイズや形を選択する
洗面ボウルのサイズや形は、洗面台の使いやすさも左右します。
例えば、洗面ボウルのサイズが小さいと、水はねが頻繁に起こったり、水がすぐに溢れてしまうなどのデメリットもあります。
また、奥行きや深さのない形をした洗面ボウルを選択した場合には、水はねが起きやすいだけではなく、洗濯物を手洗い・つけ置き洗いするなどの洗面台で行いたい作業もしにくくなってしまうでしょう。
デザイン性にこだわりすぎると、機能面が劣るため、デザイン性と機能性の両方を考慮して洗面ボウルを選択しましょう。
収納棚の高さには気をつける
洗面台の天井の高さに合わせて洗面台の収納棚を選んだ結果、天井近くの収納スペースに手が届かず、使えないスペースができてしまうケースもあります。
収納付きの洗面台を選択する場合には、その高さや使い勝手の検討も忘れずに行いましょう。
洗面所のレイアウトと洗面台のサイズを考慮する
洗面所のレイアウトを考えて洗面台を導入しないと、例えば洗面台と洗濯機の間に隙間があいてしまい、掃除の手間が増えてしまうなどの不都合もあり得ます。
また、反対に広めの洗面台を導入したことで収納スペースがなくなってしまうケースもあるため、洗面所の計画的なレイアウト設定と適切な洗面台の選択が大切でしょう。
洗面所の広さや、どこに何を置くべきか等を事前に測り、洗面台や収納棚、洗濯機などが綺麗な配置になるように、計画をしましょう。
ちなみに、洗面台の幅としては、一般的に60cm、75cm、90cm、150cmなどがあります。
洗面台の高さに注意する
洗面台の高さが自分の身長と合わないと、洗面台はとても使いにくくなりがちです。
低すぎると深めに屈まなければなりません。高すぎると、今度は水を手ですくう際に、水が腕をつたってこぼれてしまったり、ひじが洗面台に当たって不便になるなど、デメリットも発生します。
洗面台の高さの目安は、身長÷2と言われているので、家族の身長も考慮しながら高さを決めましょう。
まとめ
洗面台のリノベーションについて、費用や工事期間、注意点をご紹介しました。
洗面所は毎日身だしなみを整える重要なスペースです。だからこそ、費用や工事期間などの現実的な部分を考慮しつつ、デザイン性や使いやすさも取り入れて、最適な洗面台を選んでリノベーションしましょう。
