「戸建てリフォームを検討中だが、リフォームに関する知識がなくて不安」と感じていませんか?
今回は、戸建てリフォームの内容と、リフォーム前にまずは知っておきたいことをご紹介しますので、リフォーム検討の参考にしてください。
戸建てのリフォームで、どこをどう変えられるのか?
戸建てのリフォームは、全面的フルリフォームと、部分的リフォームがあります。
まずは、戸建てのリフォームにはどのようなものがあるのか、みていきましょう。
和室とリビングをつなげて広いLDKにする
リビングの隣にあった和室との壁をなくし、LDKにすることで、広い空間を手に入れることができます。
和室とリビングというような組み合わせに限らず、元々2部屋に分かれていた隣同士の部屋の壁を壊して1つの部屋にすることで、間取りを変えることができます。
部屋の壁や床を貼り替える
お部屋の床や壁を貼り替えるだけで、部屋の雰囲気が大きく変わります。
キッチンのリフォーム
今まで使用していたキッチン全体を取り替えて、新しいキッチンを設置します。
どのようなタイプのキッチンを選択するかで、配置方法が変わるので、お部屋にあった形や色、タイプを決めましょう。
洗面所のリフォーム
洗面ボウルや鏡、洗面台などを取り替えます。
洗面ボウルの形や、鏡の大きさ、洗面台のデザインなどの選択により、使いやすく、おしゃれな空間にすることができます。
トイレのリフォーム
トイレ自体を新しく取り替えます。
最近のトイレには、タンクレストイレというタンクのついていない省スペーストイレもあります。
新しいトイレを導入するだけではなく、汚れてしまった壁紙や床なども取り替えすることができ、居心地の良いトイレを実現できます。
お風呂場のリフォーム
お風呂場そのものを新しくしてしまう方法や、浴槽だけ取り替える方法があります。
また滑りにくい床や、手すりを採用したり、浴室暖房を入れたりなど、選択肢は様々です。
玄関のリフォーム
玄関のドアを新しくしたり、玄関の収納を増やしたり、照明のデザインを変えたりします。
毎日使う玄関だからこそ、使い勝手をよくするために、今の玄関に足りないことを考えて、どうリフォームしたらよいのか計画してみましょう。
外観のリフォーム
外観リフォームには、外壁をリフォームする、屋根をリフォームするなどがあります。
どちらを施工するにしても、「塗装をする」もしくは「取替を行う」の2択から選択になります。
戸建てリフォーム前に知っておくべきこと
戸建てリフォームをしようと考えている場合、その前に知っておきたいことがあります。
リフォーム後に後悔しないためにも、チェックしておきましょう。
戸建てリフォームにはできること、できないことがある
戸建てリフォームは、リフォーム内容によっては、できること・できないことがあります・
【増築】
増築をする場合、住宅の建築面積の上限を超えないか、確認が必要です。
というのも、住宅の建築面積は、敷地ごとに建蔽率と容積率が決められており、制限があるためです。
増築が可能かどうかは、リフォーム業者などに調べてもらいましょう。
【間取りの変更・窓の増設】
建物の構造によっては間取り変更がどの程度可能か変わってきます。
家がどのような工法で作られているかにより、理想の間取りへ変更できるのかどうか決まるため、一度リフォーム業者へ相談しましょう。
ちなみに、木造軸組工法で建築されている場合、大胆な間取り変更も可能です。
住まいの現状把握をしよう
本当にリフォームすべき箇所はどこか?を見つけるためにも、まずは住まいの現状を把握しましょう。
そもそも築年数はどれくらいなのか、過去に、住まいのどの箇所をリフォームや補修したことがあるのか調べ、家を建てた時の図面などを用意しておくと、リフォーム業者へ相談する際もスムーズです。
また、今の住まいに対して不満な点を明らかにしましょう。
その不満な点が、今の住まいの改善点であり、リフォームすべき箇所です。
不満点が明らかになれば、具体的にどういった工事が必要かも明確になるため、普段「ここがもっとよくなればいいのに!」と思っている箇所を洗い出しましょう。
リフォームの優先順位を決めよう
リフォームすべき箇所が明らかになった後、つぎは予算の問題です。
たくさんリフォームしたい箇所があるということは、それだけコストもかかります。
本当に優先順位が高いリフォーム箇所はどこなのか?家族での話し合いが重要です。ちなみに、優先順位が高い箇所としては、家族が強く望んでいる場所はもちろん、リフォームをしないとさらに家の老朽化が進んでしまう箇所なども、優先順位は高めに設定しましょう。
まとめ
戸建てリフォームの内容や知っておくべきことは整理できましたか?
リフォームすべき箇所は、住まいの現状をきちんと把握し、予算内で抑えられるように優先順位を設定しましょう。
家族全員が満足のできるリフォームを目指して計画をすることが大切です。