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お店だけでなく、お部屋にも。レールスポットライトの選び方

お店だけでなく、お部屋にも。レールスポットライトの選び方

「スポットライトは、美術館や劇場だけのものじゃないの?」そう思う方もいらっしゃるかもしれません。今やスポットライトは、ダクトレールを利用してお部屋の雰囲気づくりやカフェ・雑貨店などの店舗でも効果的に使えるものとなっています。

とはいえ普通の照明と違い、使い方や選び方に悩むのも事実です。どんなスポットライトが、どんな場面で効果的なのかはわかりづらいところでしょう。

ここでは、レールに取り付けるスポットライトの選び方をご紹介します。あなたの目的に合ったスポットライト探しをお手伝いします。

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スポットライトの効果

お店だけでなく、お部屋にも。レールスポットライトの選び方

スポットライトは、決まった位置を照らすことができるという特徴があります。部屋全体を明るくするのではなく、食卓、インテリア、机などをピンポイントで照らすことができます。

メインの照明器具とは別にスポットライトを設置することで、お部屋の雰囲気がガラリと変わることも。明と暗の境目をくっきりと分割するダイナミックな手法を使って、インテリアに別の表情をもたせるワザもあります。

上手に使えば電気代の節約もできるのがスポットライトです。LED製のスポットライトで明るくしたい所だけを照らし、大きなメイン照明に比べて電気代を安く抑える効果も期待できるでしょう。

ダクトレールに取り付けるタイプのスポットライトは数や向きを調節可能。バリエーションに富んだ使い方で、あなたのセンスを発揮できるかもしれません。

レールスポットライトの選び方~光の広がり方~

お店だけでなく、お部屋にも。レールスポットライトの選び方

スポットライトのカタログには、「ビーム角」という用語が使われていることがあります。これは光の広がり方を示す数値のことで、数字が大きいほど広い範囲を照らすことになります。

ビーム角が小さいほど狭く明るい照らし方になるとされています。一般的に、インテリアなどを強調するように照らしたい場合にはビーム角の小さいもの、空間を広く照らしたい場合にはビーム角の大きいものが推奨されています。

挟角、中角、広角と表現される場合もありますが、ビーム角の見かたと同様に光の広がる角度を示しています。部分的に狭く照らしたい場合は広角よりも挟角が向いています。

レールスポットライトの選び方~光の色味~

お店だけでなく、お部屋にも。レールスポットライトの選び方

光の形だけでなく、光の色味もスポットライト選びには大切です。暖かい雰囲気にしたいのか、すっきりとした雰囲気にしたいのかは好みの分かれるところでしょう。

【電球の色味】
電球の色味は、電球色、昼光色、昼白色の3タイプに分けられます。

電球色…ややオレンジがかった色味で、一般的に暖かさや柔らかさを感じさせると言われています。リラックスした居場所に向いているため、寝室にオススメ。食卓を照らせば、食事をおいしく見せる効果もあるとされています。

昼光色…やや青みのある色味。強い明るさで文字が読みやすく、デスクワークに向くとされています。勉強部屋やオフィスなど、集中力が必要な部屋にオススメです。

昼白色…3タイプ中、太陽の明るさに最も近いと言われる色。昼光色ではまぶしすぎると感じる方には、この昼白色が適している場合があります。

また、電球では明るさの値としてW(ワット)が使われます。数値が大きいほど消費電力が多く、明るいとされています。

【LEDの色味】
LEDの場合、発色の良さとしてRaが使われます。Raは演色性とも言い、自然光と同様の色味を100としてどのくらいの色味なのかを示す単位です。JIS規格では、長時間滞在する部屋や仕事場では80Ra以上を推奨しています。

LEDでは明るさはを示す単位はlm(ルーメン)です。こちらも数値が大きいほど明るいとされています。

どんな場所に、どんなスポットライトが向いているの?

お店だけでなく、お部屋にも。レールスポットライトの選び方

スポットライトはお部屋のデザイン性を高める効果がありますが、照明として生活の質にも影響するアイテムです。色味や明るさ、そしてライトそのもののデザインも考慮する必要があり、選び方に悩むかもしれません。

そこで、場所やシーン別に、どんなスポットライトが向いているのかご紹介します。

【くつろぎの空間】
リラックスするためには、暖色系の電球色を使ったスポットライトが効果的。メインの照明は別に用意しておいて、夜間やリラックスしたい時間にスポットライトのみに切り替える方法も良いでしょう。スポットライトの場合、光源が見えてまぶしく感じないような位置に設置することが重要です。

【インテリアを照らしたい】
お気に入りのインテリアを照らしたい場合、気を付けたいのがライトの熱。一般的に、電球はLEDに比べて高い熱が生じると言われています。もし劣化させたくない大事なインテリアであれば、LEDを選択した方が良いケースもあります。

【勉強部屋など集中する空間】
机の上など、見るものがしっかり照らせる位置かどうかを意識しましょう。レールに取り付けるスポットライトは、角度調整機能を持つものが良いでしょう。色味は一般に昼光色や昼白色が向いているとされています。

基本的に、ダクトレールを使った照明は数や位置の調整が可能です。レールの許容電力による数の制限、レールの長さや向きによる位置の限界はありますが、比較的自由度の高い照明と言えるでしょう。スポットライトのように狭い範囲を照らす照明でも、数や位置で明るい面積を増やすこともでき、様々な活用法があります。

まとめ

スポットライトは店舗だけでなく、生活空間でも使うことができます。ただ、色味や光の広がりなど、考えることが多くどのようなタイプを選べば良いのかわかりにくいかもしれません。

それでも適切なアイテムを選ぶことができれば、リラックスすることもインテリアを引き立たせることも可能な、便利なアイテムと言えるでしょう。

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