(事例:LDKは約23.5帖の贅沢空間!)
ライティングレールは、おしゃれなカフェなどで見かけることも多い、レール型の照明設備です。
レールの中に専用のアダプタをつけることで、さまざまな照明器具を付けることができ、部屋の照明環境を簡単に変えることができるので、一般家庭でも設置する方が増えています。
ライティングレールは、照明器具以外でもレールに取り付けられるアタッチメントがあれば直接電源を取るとることもでき、ちょっとしたものを吊り下げることのできるフックなども取り付けられます。
レール上を自由に移動できるハンギングフックを取り付けることで、空中に飾るグリーンなどを楽しむことができます。
ライティングレールにフックを付けてみよう
おしゃれな照明システムのライティングレールですが、これにフックを付けるのはとても簡単です。
ライティングレール専用のフックのアタッチメントが用意されているので、これを使えば照明用のアタッチメントと全く同じようにライティングレールに取り付けることができます。
フックのアタッチメントはDIYショップなどでも売られていますし、ネット通販で購入することもできます。その際に注意していただきたいのは、ライティングレールによって違うアタッチメントが使われている場合があることです。
アタッチメントを購入する際には、自分の家のライティングレールのメーカーと型番が対応しているかどうかを確認してからにしましょう。
ライトだけじゃないライティングレールの活用法
ライティングレールに取り付けられるのは、照明器具だけではありません。そのライティングレールに合ったアタッチメントであれば、物を掛けられるフックやAC100ボルトの電源を付けることもできます。
照明を付ける場合にも、ケーブルの長いペンダントランプを取り付ける際に、フックにかけることで高さを調整することもできます。
フックには、グリーンをハンギングしたりして、部屋のインテリアを立体的に変えることができますが、あまり重いものは危険ですので、ライティングレールの耐荷重を考えて飾るものを選びましょう。エアープランツやドライフラワーならかなり軽いので、束にして吊り下げておくのもきれいです。
どんなフックが付けられるの?
ライティングレールに付けられるフックは、汎用性のあるシンプルな物が用意されています。10個で1,500円くらいですので、気軽に購入できるのもうれいしいです。
フックを付けることで、ライティングレールは単なる照明器具でなく、3次元的なインテリアのベースとなります。
専用のフックには、天井や壁に固定するフックに吊り下げるように作られたハンギングバスケットであれば、ほとんどのものを使用することができます。ワイヤーなどを使えば、本当に多彩なものを空中に配置することができるでしょう。
フック以外にもこんなものが付けられる
ライティングレールに付けられるものには、フック以外にもAC電源やBluetoothのスピーカーなどがあります。
ダイニングに設置されたライティングレールに電源があれば、ちょっとした電気製品を使いたい時に、床にケーブルを這わせなくても頭上から取ることができ、足を引っかけることもなく安全です。床に置くと邪魔になるスピーカーも、頭上に設置することで、床は広いままに音楽を楽しむことができます。
IoTが進んでいくのに伴い、今後はさらに多様なものがライティングレールに取り付けられるようになっていくでしょう。
ライティングレールにフックを付ける時の注意点
(事例:くつろぎのカフェスペース)
ライティングレールは照明をセットするために作られた器具ですので、それ以外のものを取り付けるにあたっては注意しなければならないことがいくつかあります。
フックにかけるものの重さに耐えられるかどうか、コンセントを設置する場合は使用する電気器具のワット数がライティングレールの制限までに抑えられるかなどです。
せっかくのライティングレールを使う上で、大きな問題が起きないように注意しなければなりません。
重さに注意
ライティングレールにフックを付けて使用する場合に、大きな問題になるのは重量です。
もともとライトを付けることしか考えられていないので、それほど重いものをライティングレールに吊り下げることは想定されていません。5kg程度までは耐えられるとするライティングレールが多いですが、ものによって違いますので説明書などで確認しておきましょう。
工事で設置する場合は、施工業者と相談して、ある程度重いものに耐えられるように施工してもらうことも可能です。
コンセントを付ける時はワット数に注意
ライティングレールには、フック以外にコンセントも付けることができます。部屋の中の壁電源がないところで電気製品を使いたい場合にはとても便利ですし、延長ケーブルのように床の上を這わせることがないので、見た目もよく、足に引っかけたりする危険も少なくなります。
延長ケーブルと同様にワット数の制限があります。スイッチ一つに対して、1,500ワットまでというのが目安です。これを超えて使い続けていると、発火などの事故にもつながりますので、注意しましょう。
まとめ
(事例:コラベルタイルがアクセント)
ライトのインテリアとしての見た目のおしゃれさと、照明の位置替えが簡単にできる実用性から、ライティングレールが初めから導入されているお部屋が増えてきています。
ライティングレールによるインテリアの自由度アップは、ちょっとした模様替えをするよりずっと簡単に部屋の雰囲気を変えることできます。
せっかく設置されているライティングレールですので、フックやコンセントなども使って、有意義に使っていきましょう。