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まるでコンクリート。ペンキだけで壁をモルタル風に仕上げる

壁をコンクリートの打ちっぱなし風にする方法としては、壁紙を使う方法とペンキを塗る方法の2種類があります。壁紙の場合には形に合わせて切って貼る必要があるなど隅の方が上手くいかない場合がありますが、ペンキを利用した場合には隅まできれいにコンクリート打ちっぱなし、モルタル風の壁にすることができるメリットがあります。

“モルタル風塗料の選び方”

 

 
 
 
 
 
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モルタル風ペンキの選び方としては質感と色合いです。通常のペンキは表面を保護することを目的として塗膜を作るもので、細かい粒子によってフラットになり艶が出るようなものです。
ツルツルにすることで保護性を得ることができますが、モルタル風にする場合には表面をザラザラにする必要があります。このためモルタル風ペンキと呼ばれるものは粒子が比較的粗く作られており塗ることでザラザラとした仕上がりにすることができます。
より強くすることでゴツゴツしたブロック塀のようなコンクリートを表現することができますし、サラサラとした質感は出来たてのコンクリートの壁を表現することができるものです。
また色合いも白い場合には新しく、灰色に近い場合には古い印象を与えることができるもので、質感と色合いのバランスを選んでペンキを選ぶことが思ったようなモルタル風の表面に仕上げることが出来ます。

 

“ポイントは塗り方にあり”

 
 
 
 
 
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モルタル風塗料を上手に塗るには、ペンキの塗り方がポイントになります。広い面積の場合にはローラーで塗り、隅や小物を塗るさいにはハケを使うことで満遍なく塗ることができます。
また事前に素材へのペンキの食いつきを良くするためにシーラーを塗るなどの下地処理も大切です。塗り方は他のペンキと同じですが、モルタル風に仕上げるには、ひと手間が必要です。塗った時点でもモルタル風の場合にはコンクリートのような質感がありますが、塗布後に専用の液剤を布やスポンジに染み込ませて塗ることによって、よりザラザラとした質感にすることができます。
この方法は普通の塗料でも出来るもので塗料が乾く前にスポンジなどで叩くことで表面をザラザラとした質感にすることができますが、コンクリート風にする場合には専用のモルタル風塗料を使うことで、簡単に誰でも表面をモルタル風にすることができます。

 

“小物に塗ってもお洒落”

 
 
 
 
 
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ペンキを使うメリットはあらゆる場所に塗ることができるもので、対応している素材が多いことです。ベースとなる素材としては、さまざまでプラスチック、木まであらゆるものに塗ることができます。
このため本格的なリフォームから、ちょっとしたインテリアを整えるための小物までさまざまなものに塗ることが可能です。 例えば木箱なども塗ることができるので、見た目がコンクリート風の箱を作ることができます。屋外に設置する場合にはUV保護のペンキを塗って保護することで色褪せるといったことを起こさなくすることができますし、ベースがプラスチックであれば耐水性もあるので鉢植えをするさいの鉢に使用することも可能です。
身近にある小物をコンクリート風にすることで部屋の印象を変えることができますし、周囲がタイルの場合にはモルタル風にすることで違和感を与えなくすることができます。 モルタル風にする事で落ち着いた色合いにする事が出来ますが、壁紙でモルタル風にするよりもペンキを使った方が、塗る場所を選ばないのであらゆる場所で使うことができますし、綺麗に仕上げる事も可能です。
このためリフォームから、ちょっとした小物にペンキを塗る事でアクセントとしても使うことができるメリットがあります。