リノベ不動産の設計デザイナー、空間プロデューサーが、
プロの視点からお部屋に合ったアイテムをセレクト!
その名も『プロセレ』
お洒落な部屋づくりのコツ、教えます。
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もくじ
記念すべき初回を飾る!今回のプロはこの方
金子 美里(デザイナー)
東京深川生まれの江戸っ子。
美術やインテリアデザインを学んだ後、建築の道へ。
大学卒業後は建築設計事務所で住宅の設計に携わっていたこともあり、
住宅設計数は社内随一!
女性特有の感性を活かしたナチュラルテイストが得意。
いつも笑顔で!をモットーに、笑顔が溢れるこだわりの住まいをつくります。
今回のお部屋はこちら
テーマ:ナチュラル&インダストリアル
白と木でナチュラルな雰囲気を持たせつつ、コンクリート打ち放しの天井や節目の多い床材でインダストリアルな一面も。
正反対の2つの要素が入ったこのお部屋、どちらのテイストに寄せるかで雰囲気が変わりそう。
「こんなイメージです」と言いながらサラサラと
慣れた手付きでスケッチを描いてくれました。
ものの2〜3分。さすがプロ。
お客様にご提案する際は、より本格的なスケッチを描くようです。
手書きの暖かさはいつの時代も健在ですね。
それでは設計のプロ、金子セレクトをご覧あれ!
黒を効かせた無骨なテイストで統一感を
コンクリート打ちっぱなし、節の多い床の多いラフな質感を生かし、基本はインダストリアルテイストのインテリアでまとめています。
節の多いフローリングは、金子に言わせればラフ。
そう言われると、ナチュラルよりも少し無骨なテイストが似合いそう。
インダストリアルにはアイアンのブラックと、スチール系のシルバーがよく合うので、その素材を中心に選んでいきました。
使用した商品はこちら:無垢のテーブルに合う鉄脚 パートII
メインはアイアンの脚が効いたダイニングテーブル。
まるでカフェに居るような気分になれそうです。
天板には無垢材を使用することで、温かみが生まれます。
使用した商品はこちら:AN LEATHER CHAIR BROWN
テーブルに合わせて選んだダイニングチェアもアイアン脚。
こっくりとしたブラウンレザーが印象的です。
床が明るい色のフローリングなので空間がぼんやりしないよう、張り地は濃いブラウンを選びました。
この画像を見ていると、こんな色のスリッパも欲しくなりますね。
小物の色も揃えたくなるような、味のある色です。
使用した商品はこちら:【塗料】体に優しい”春風”(7色・750ml/2.5L)
使用した商品はこちら: 棚用のブラケット
濃い色のブラウンは棚板にも利用して、統一感を持たせます。
リビングやキッチンに付けるブラケットもアイアンをセレクト。
さりげない収納までセレクトするなんて、さすがプロですね。
塗料でオススメなアイテムは、“春風”。
天然由来の成分で体にも優しく、匂いも薄いのが特徴です。
お客様からも好評で、実際に打ち合わせでもご提案する機会も多いそう。
リノベ御用達アイテムの1つとも言えますね。
異素材を入れて軽やかさを演出
使用した商品はこちら:質実剛健な魅力が溢れるスチールのドクターキャビネット | DOCTOR CABINET-S GALVANIZED
アクセントとして選んだのは、シルバーのキャビネット。
アイアンを多用する中で全体的に重くならないようにと、スチールのアイテムを取り入れました。
シルバーの枠に、ガラス製の扉と棚板で、軽さや透明感も演出。
高さがあるものを選ぶことで、メリハリもつけました。
飾るように収納するとっておきのキャビネット。
何を入れるか迷っちゃいますね。
使用した商品はこちら:サブウェイタイル 光沢ホワイト
軽やかさの表現に取り入れたもう一つのアイテムは、ホワイトのサブウェイタイル。
ニューヨークの地下鉄で使われていたことが名前の由来です。
リノベアイテムの代名詞と言っても過言ではないでしょう。
入り口正面の、キッチンの壁に用いることで、アイキャッチにもなります。
光沢感のあるホワイトは、壁と同じ色でも際立ちますね。
目地はコントラストを意識するだけでなく、汚れが目立ちにくいという機能面でも、写真のような黒やグレーがオススメですよ。
小物にも統一感を意識して
使用した商品はこちら:ペンダントライト 1灯 ブラック
ダイニングテーブルに合わせて、ペンダントライトもインダストリアルを意識してアイアンのブラックを選びました。
存在感のある照明も、色を合わせると空間に馴染みます。
使用した商品はこちら:ペンダントライト ピート 真鍮 古色
更にキッチンに取り入れられそうと選んだ小ぶりペンダントライトは、古調色のレトロな風合い。
2つ〜3つ並べてリズム感を出すのがお洒落に見せるコツです。
一見、色も素材も異なる2つのライトですが、実は2つともチェーンで取り付けるようになっています。
ひとつ共通点を持たせることで、グッと全体の統一感が生まれますね。
照明は、ダイニングテーブルやイスなど大きな家具の色・素材に合わせると、お部屋全体がまとまった印象になりますよ。
使用した商品はこちら:抜群の存在感。男心をくすぐる掛け時計|D.FACE WALL CLOCK BLACK
最後にアクセントにと、こちらの時計をセレクトしました。
海外の駅を彷彿とさせるアイテム。壁掛けとは違った印象になりますね。
こちらも黒を選ぶことで、他のアイテムと馴染みます。
アイアンの統一感、恐るべし。
『プロセレ』第一弾のトータルコーディネートはこれにて終了!
建築のプロ金子流、お洒落なお部屋作りのコツ
①色をなるべく揃える(今回なら黒、ブラウン、シルバー)
②素材を変えてみる(アイアンとスチール、など)
③ポイントで違う色を入れてみる(今回ならシルバー、ブラウンのことですね)
④大きなアイテムから選ぶ(ダイニングテーブル⇨イス⇨照明.etc)
統一感のあるお部屋づくり、試してみてはいかがでしょうか?
次回の『プロセレ』には、社内随一のイケメン建築デザイナーが登場!
乞うご期待!!
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