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何をどう置くかを決めるだけで帰るたびにホッとする。映画のような憧れの玄関ホールを叶える

玄関のリノベーションを考えるとき、どのくらい収納できるのか、そんなことが先に思い浮かぶかもしれません。収納はやっぱり大事ですね。今回ご紹介する、映画のような憧れの玄関ホールもやはり収納がカギになります。

何がどのくらい必要かモノの優先順位を徹底的に考える

どうしても収納は、とにかくたくさん入るように!と考えてしまいがちです。ここで言う玄関であれば特に、靴はどんなモノが何足必要か、傘は何本あれば良いかなど、玄関に収納したいモノの優先順位を徹底的に考えること。一定の数以上になればひとつ捨てる、リサイクルする、など決めることで、使いやすさとオシャレさが融合した玄関ホールが叶います。

収納力があっても結局、隙間もなくモノを押し込んで入れてしまうと、「あれ!こんな靴あったけ」や「かかともすり減りくたびれたら靴もかわいそう」で良い運気にもなりませんね。自分がいつも気持ち良い状態で管理できる範囲を知りましょう。そこが明確になると次のステップに進めます。

映画のような憧れの玄関ホールにするために

さて、玄関に必要なモノの量が分かるとどう収納するか決まります。写真を例に進めましょう。

全てを隠す収納ではなくコート掛けやオープン収納があることで空間も広く見えます。どんなモノがどれくらいあるか分かっていれば、扉付きの収納もどの程度あれば良いか考えやすくなります。

この事例で映画のようなスタイルに見える工夫は、クッションが置いてあるベンチ。ゆったりとホッとするラグジュアリー感を演出しています。作り付けベンチであれば収納付きで機能面もプラスできます。ベンチまでつくる予算が取れない場合もスツールを置くなど靴の脱ぎ着でも活躍する家具を置かれると便利な上、雰囲気もでます。

玄関ホール全体のカラーもテーマカラーを決め、家具もカラーを合わせることで上品にまとまります。玄関ホールのイメージに合う壁付けのブラケット照明を付けるのもより一層雰囲気がでるので、施工が可能であればおススメです。

まとめ

スペースが広くないと出来ないと思いがちですが、その前にモノの優先順位です。それが分かれば限られた空間でもそこにあった方法で憧れの玄関ホールを叶えることができます。ぜひこのステップで進めてみましょう。

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ライター紹介

真栄城あさみ
インテリアコーディネーター・世界観ファンプロデューサー

300件以上の自宅・店舗プロデュース
サポート歴18年目。ロンドン→シドニー在住
オンラインにて日本のお客さまサポート中
“癒しの場を創り喜びと笑顔の輪を繋げる“をミッションに活動
Instagram: asami_maeshiro

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