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奥行きのあるパントリー収納を上手に活用する方法3選

コロナ禍による在宅ワークの増加や買い物頻度の低下により、食材ストックの数が増えたという人も多いかもしれません。

場所を取りがちな食材ストックをしまうための収納スペースとして、パントリー収納が人気です。パントリー収納は普段使用する食材を中心に入れておく場所なので、奥行きが深いと使いづらいという問題点があります。

そこで今回は、奥行のあるパントリーの使いづらさに悩んでいる人へ向けて、上手に活用する方法を3つご紹介していきましょう。

奥行きのあるパントリー収納は使いにくい?

そもそもパントリー収納でなくても、奥行きがあると使いにくいというのは収納全般に共通すること。しかし、その中でも特に奥行きのあるパントリー収納は使いにくいと言えます。

基本的に食材は賞味期限があるため、購入してから一定期間で使い切る必要がありますよね。目に見える場所に置かれていれば賞味期限を意識して使うのですが、奥に追いやられてしまうと存在を忘れてしまいがちです。気付いたら数ヶ月、ないしは数年賞味期限が過ぎていたなどという事態にもなりかねません。

奥行きのあるパントリー収納では、こういった事態が発生しやすいと言えるでしょう。そのため、できる限り全ての食材がパッと見てわかるように、収納の仕方を工夫する必要があるのです。以下では、奥行きのあるパントリー収納で取り入れたい活用方法を解説していきます。

活用方法1:突っ張り棒で奥行きをカバー

奥行きのあるパントリー収納で取り入れたい活用方法の1つ目が、突っ張り棒を使って使いにくさをカバーするというやり方。すでに収納スペースが足りていて、奥行きの深さを不便だと感じている人におすすめの方法です。

やり方は簡単。100円ショップなどで売っている突っ張り棒を、パントリー収納の奥に設置しておくだけです。こうすることで突っ張り棒がストッパーの役割を果たし、収納ボックスや食材が奥まで入ってしまうのを防ぐことができます。

突っ張り棒よりも奥がデッドスペースになってしまうのが難点ですが、奥のスペースはどちらにせよ使いづらいため、スペース全体の使いやすさを高めるために思い切って使わないというのも一つの選択肢です。

活用方法2:カラーボックスで収納力アップ

 
 
 
 
 
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2つ目にご紹介するのは、カラーボックスやファイルボックスを使って引き出し収納として活用するという方法。突っ張り棒のように奥がデッドスペースになることがなく、限られたスペースを最大限活用したいと考えている人におすすめの方法です。

この方法のポイントは、パントリー収納の奥行きに上手く合ったサイズのボックスを選ぶこと。また、横幅を意識することも大切です。なるべくパントリー収納のスペースを無駄なく使えるよう、しっかりと採寸してからボックスを買いに行きましょう。

ボックスを入れることで引き出しとして使うことができます。奥まで食材を入れても、引き出せば中身が確認できるため、どこに何が入っていて賞味期限があとどれくらいなのかが把握しやすいのです。このような「食材の見える化」ができるのは大きなメリット。ボックスの表面に分類ラベルを貼っておけば、さらに使いやすいパントリー収納が実現できます。

安く手軽でサイズの柔軟性が高いのはカラーボックスやファイルボックスですが、サイズさえ合えば組み上がった状態の引き出し収納を活用することも可能。使わなくなった衣装ケースを転用するというのもおすすめです。

活用方法3:扉内側の表面も収納にチェンジ!

奥行きのあるパントリー収納の活用方法で最後にご紹介するのは、扉裏を利用した収納です。上の画像をご覧いただくと、フックを活用して扉裏にクイック調味料などを上手に収納していますね。この方法は奥行きのある収納だからこそ為せる技です。

代表的なやり方は、上の画像のように吸盤でくっ付けるタイプのフック掛けを設置するという方法。クリップ付きのフックを使用することで、軽い食材であればかさばることなく吊り下げることができます。扉裏にホワイトボードやチョークボードを設置して、マグネット式の収納を取り付けるという方法も有効。フックよりも耐久性があるので、多少重さのあるドレッシングやパウチ食材でもしまっておくことができます。

まとめ

奥行きのあるパントリー収納は使いにくいと一般的に言われますが、スペースが十分にあるということの裏返しであり、使い方さえ工夫すれば有効活用することもできます。今回ご紹介した3つの方法以外にも、例えば奥に台を置いて高低差を利用する方法など、アイディア次第で使いやすくなるのです。

まずは身の回りにあるものや手軽に手に入るものを使って、収納方法を見直すところから始めてみてはいかがでしょうか。