プッシュプルハンドルという言葉を聞いたことがあるでしょうか?あまり聞き慣れない言葉ですね。しかし、プッシュプルハンドルはごく身近に存在し、生活を楽にしてくれています。今回、この記事ではプッシュプルハンドルについて紹介していきます。もしかすると、貴方の家はもうプッシュプルハンドルかもしれませんよ。
プッシュプルハンドルとは?
プッシュプルハンドルとは玄関ドアのハンドルのことで、家の中から外に出る時は軽く押すだけで扉を開けられ、外から中へ入るときは軽くハンドルを引くだけで開け閉めできます。
近年では各建材メーカーから発売されているハンドルの主流になっており、最近家を購入した人のほとんどはプッシュプルハンドルが採用されているのではないでしょうか。
プッシュプルハンドルにする利点とは?
次は、プッシュプルハンドルの利点について説明していきます。
使い方が簡単
プッシュプルハンドルの利点は使い方が簡単であることがまず挙げられます。従来のドアノブも難しく感じる人は少ないかもしれません。しかし、ドアノブを捻るという行為は難しく、結構な力が必要になります。その為、力のないお年寄りや子どもにとっては難しい動作になるのです。また、両手に荷物を抱えての捻る行為は難しいもの。
プッシュプルハンドルにすれば、捻る行為がなくなり、押す、引くだけで簡単に開閉できるのでお年寄りや小さな子どもでも簡単に使えます。また、両手が塞がっていても、家から外であれば肩で押して開けられますし、外からなら指で簡単に開けられる点も便利です。
スッキリしたデザインが多いので玄関がおしゃれに
ドア本体をおしゃれなデザインに交換をしても、プッシュプルハンドルであれば、邪魔することはないのでビジュアル面でも利点があるといってもいいでしょう。
かっこいいデザイン、可愛らしいデザインにしてもドアノブだと違和感を覚える可能性があります。しかし、プッシュプルハンドルにすれば、納得いくものも多いでしょう。また、鍵穴をカバーで隠せるタイプもあります。更に玄関ドアのデザインを追求するのであれば、検討してみるのも良いでしょう。
玄関は最初の家の顔になりますので、玄関ドアにはこだわりを持つと好印象を与えるかもしれません。
背が小さくても使える
プッシュプルハンドルはドアノブと違い、縦長の形となっているので高低に渡って届く範囲が長くなっているのが特徴です。その為、ドアノブと違って背が小さい人でも楽に操作できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
プッシュプルハンドルの相場は?
プッシュプルハンドル本体の価格は安いもので15000円程度~ですが価格のバラツキがあり、10万円を超すものまであります。
本体価格以外には、鍵交換業者の「作業代」や「出張代」が加算されます。業者の相場は10000円~20,000円ほど、業者によりことなります。この点では出張代が無料になるところもあるので事前に確認しておくと良いでしょう。
ただし、鍵を電子ロックする場合やアンティーク錠にする時は値段の幅が広くなり、上記の値段よりも高くなる可能性もあります。その為、プッシュプルハンドルにする時は鍵のこともしっかりと検討しておいた方が良いでしょう。
施工期間はどれぐらいかかるのか?
ドアノブからプッシュプルハンドルにする場合、の施工期間について見ていきましょう。
ハンドル本体のみや鍵穴を変えるだけなら数時間で終わるケースが多いです。
一方、玄関ドア丸ごとリフォームをするのであれば作業が大掛かりで複雑になるため、程度により1日から、業者によっては10日以上かかる場合もあるようです。
プッシュプルハンドルだけにするのか、玄関ドアごとリフォームするのか、またドアの状態によっても施工期間に影響するため事前に業者に何をどこまで作業するのか確認が必要になります。
まとめ
プッシュプルハンドルについて紹介しましたがいかがでしたか?あまり名前は聞きなれなかったかもしれませんが、実際使っている人は多いでしょうし利点も大きいことがわかったのではないでしょうか。
ドアノブのように捻る行為がなくなり、ちょっと押したり引いたりするだけで簡単に扉の開閉が出来るため、力のない人でも苦労することはありません。また、背の低い人でも簡単に使うことが可能です。
未だに玄関ドアがドアノブなのであれば、この機会にプッシュプルハンドルを検討してみてください。