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「固定資産税」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「固定資産税」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集059

■固定資産税

「固定資産税」とは、固定資産である土地・家屋・償却資産に対して課される物税のことです。これは従来の地租・家屋税に代わるもので、昭和25年(1950)創設されました。

各辞書・辞典からの解説

「固定資産税」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「固定資産税」とは、「固定資産、すなわち土地・家屋・償却資産に対して課される地方税」のことであると説明があります。「その資産所在の市町村が課す税であるが、特別区の区域内では東京都が課する」ものです。固定資産税の歴史としては「従来の地租・家屋税に代わるもので、昭和25年(1950)創設」されました。

(2)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「固定資産税」とは、「固定資産、すなわち土地・家屋・償却資産に対して課される物税」のことであり、基本的には「市町村が所有者に課する地方税」にあたります。「都の特別区においては都によって課され、大規模償却資産については道府県により課される」ものです。
意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様といえます。

(3)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「固定資産税」とは、以下のような文章で説明がされています。
「固定資産、すなわち土地、家屋その他の償却資産を課税対象として、その所有者に課する普通税。原則的には固定資産所在の市町村が課税する。昭和二五年(一九五〇)に従来の地租、家屋税に代わるものとして創設。」

(1)〜(3)と合わせてみると、固定資産税とは「固定資産、すなわち土地・家屋・償却資産に対して課される物税」であることがおわかり頂けたと思います。