誰でもわかるリノベ用語集201
■平面図
「平面図」とは、「物体を真上から見た図」、「建物を水平方向に切断して真上から見た図」のことです。三次元の立体や空間を平面上に示すのは、平面図のほかに立面図、断面図、透視図、等速投影図などさまざまな方法があります。これら含めて建築製図として使用されるものです。
各辞書・辞典からの解説
「平面図」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「平面図」とは、1つ目の意味が「物体を真上から見た図。投影図法で、平画面へ投影して得た図」、2つ目の意味が「建物の各階の間取りや出入り口などの配置を示すために、建物を水平方向に切断して真上から見た図」
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「平面図」とは、1つ目の意味が「 正投影法で、平画面に描かれた投影図」2つ目の意味が「 建築物の各階をある高さの水平面で切って真上から見た図。プラン。」となっています。
意味は「大辞林 第三版」とほぼ同様です。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「平面図」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建物又は区分建物の不動産登記法上の各階の形状・床面積等を示す図面の事。建物の内部構成や間取りを見るための図面。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「平面図」とは、言い方こそ異なれど、「物体を真上から見た図」、「建物を水平方向に切断して真上から見た図」のことであるとおわかり頂けたと思います。