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「プレハブ」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「プレハブ」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集101

■プレハブ

「プレハブ」とは、「あらかじめ工場で部材を作っておき、現場でそれを組み立てる建築構法」のことです。この方法によって建てられた建物それ自体も「プレハブ」と呼ぶことがあります。設置に時間がかからず、建材も減らせるというメリットがあります。

各辞書・辞典からの解説

「プレハブ」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「プレハブ」とは、「あらかじめ工場で部材を作っておき、現場でそれを組み立てる建築構法」のことであると説明されています。また、その構法による建物のことも「プレハブ」といいます。

(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「プレハブと」とは「あらかじめ部材を工場で生産・加工し、建築現場で加工を行わず組み立てる建築工法」のことで、「使用する建材や、設置に要する時間的なロスを徹底的に軽減できる」というメリットがあります。一方で、「規格化され融通が利かない構造や、耐久性の低さ」があるという点はデメリットです。プレハブの中でも、規模の小さいものは「仮設小屋」と呼びます。

(3)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「プレハブ」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建築物の部材を規格化してあらかじめ工場で作っておき、現場で組み立てる工法。またその建築物。特に、建築現場などで仮設の事務所や倉庫として用いる簡易な建物。」

(1)〜(3)を合わせてみると、「プレハブ」とは「あらかじめ工場で部材を作っておき、現場でそれを組み立てる」建築方法や、この方法によって建てられた建物自体を呼ぶことがおわかり頂けたと思います。