誰でもわかるリノベ用語集281
■ビーム
「ビーム」とは、梁のことです。ほかに、光や電子などの粒子が一定方向にそろった流れのこともビームといいますが、リフォーム、リノベーションにおいては梁を意味しています。屋根や上階の床の重さを支えるために、横木を添えるのが一般的で、この横木の総称です。
各辞書・辞典からの解説
「ビーム」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「ビーム」とは、1つ目の意味が「建築物の梁(はり)や桁(けた)」、2つ目の意味が「光・電子などの粒子の、一定方向にそろった細い流れ。光束。また、電波の束」となっています。
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「ビーム」とは、1つ目の意味が「 建築物の梁(はり)、桁(けた)」2つ目の意味が「光や電子の流れ。光束。電波の束」となっています。
意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。
(3)「世界大百科事典」より
「世界大百科事典」において「ビーム」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建物、橋などにおいて、屋根、床などの荷重を支持するため、あるいは柱、壁などの鉛直部材を相互に連結補強するために水平にかけ渡される部材の総称。」
(1)〜(3)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「ビーム」とは、「梁」のことであるとおわかり頂けたと思います。