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DIYとは?まずそろえたいドリルドライバー

DIYとは?まずそろえたいドリルドライバー

DIY(Do It Yourself)「なんでも自分でやろう」という意味で、日本では日曜大工と同じような意味で使われています。プロに頼むよりも安く、そして楽しいものですから、DIYのグッズが並ぶホームセンターは大盛況!多くのお客さんで賑わっています。

その一方で「やってみたいけれど難しそう」と尻込みしている人に必要なものは、難しそうな作業を楽にしてくれる道具です。ここではDIY初心者におススメしたいドリルドライバーの選び方を紹介するとともに、メーカーの特徴とおすすめの機種をあげています。

ドリルドライバーとは

穴を開けるドリルと、ネジを締めるドライバーが一つになったものがドリルドライバーです。よく似た電動工具に、インパクトドライバーがありますが、これはより強力な締め付けを可能にするものですから、DIY用途ならばドリルドライバーで十分です。

ドリルドライバーをDIY初心者におススメする理由は、DIYで最も使用する頻度が高い電動工具だからです。

これがあれば、組み立て式の家具で一番苦労するネジ締めの手間が楽になり、机や棚程度なら自作も可能です。カット済みの材料に下穴を開けて、ネジを締めるという作業ができるようになります。

ドリルドライバーの選び方

いざ、購入するとなるとドリルドライバーの売り場には色々なモデルが並んでいます。

どれを買ってよいのか、わからなくなってしまうでしょう。そんな場合に頼りになるのは、メーカー名です。有名ブランドのものを購入しておけば、間違いはありません。

メーカーでDIY用品を選ぶメリットとは

ドリルドライバーに限らず、電動工具で大切なのは信頼性です。「ブランド品=高価なだけ」と思いがちですが、ハードな環境で使われて、信頼を勝ち得たてブランドになったメーカーばかりです。
 
組み立て式の家具くらいならば、安価なものでも十分です。しかし本格的にDIYにハマってしまった場合、安価なものではパワーがないとか、使える時間が短いといった不満が出てきますし、そんな場合に買い替えるのでは不経済です。

少々高価ですが、ドリルドライバーは、有名メーカーのものをおススメします。プロも愛用する「マキタ」、「ハイコーキ」、DIY用途のものが得意な「リョービ」の3大メーカーから選ぶとよいでしょう。
 
加えて、バッテリーの互換性でもメーカーは大切です。電動工具のオススメは、どこでも使え、取り回しに優れたバッテリー(充電)式なのですが、同じメーカーのものでそろえれば、充電器とバッテリーを使いまわすことができます。つまり予備バッテリーを購入する必要もありませんし、バッテリーなしのモデルも選ぶことができますから経済的です。
 
マキタの特徴とおすすめの一台

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マキタは1915年に創業の老舗電動工具メーカー、60%という高い国内シェアを占めているほか40カ国以上に営業拠点を持つ世界的に有名なブランドです。
 
DIY初心者にもおすすめのドリルドライバーは「DF030DWX」、小型で軽量、パワフルという申し分のない性能を持っています。DF030DWXはマキタ「10.8V シリーズ」とバッテリーを共有できるのもうれしいところ。その次に購入する電動工具は、マキタの10.8V シリーズ「バッテリーなし」を選べばよいです。
 
ハイコーキの特徴とおすすめの一台

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少し前まで「日立工機」の名前で知られていたハイコーキは、日本で最初に電動モーターを製造した日立の血を引くメーカーだけに、モーターの性能の高さには定評があります。
 
ハイコーキでおすすめのドリルドライバーは、「FDS14DGL」です。DIY用に開発された製品ですが、高い性能を持っています。加えてハイコーキが力を入れている、14.4Vバッテリー仕様のシリーズと互換性があるのもよいです。ハイコーキで14.4Vバッテリーを使うモデルなら、プロ用を購入してもFDS14DGLのバッテリーは活用できますし、逆もまた可能です。
 
リョービの特徴とおすすめの一台
リョービは、1968年から電動工具を手がけるブランドです。コストパフォーマンスが高いDIY用のものを得意にしています。ホームセンターで見かける電動工具で、最も目立っているブランドはリョービではないでしょうか。
 
おすすめのドリルドライバーは「BD112」、マキタやハイコーキで紹介したモデルの7割くらいの価格という手ごろさが魅力です。それでいて最大トルクはマキタ・DF030DWXを上回りますから、性能としては充分でしょう。ただハードな使用や取り扱いに若干の不安が残るのため、DIY上級者には物足りないかもしれません。

次にそろえるDIYの工具はこれ!

DIYとは?まずそろえたいドリルドライバー

ドリルドライバーがあれば家具の組み立てがグッと楽になります。しかし組み立てはDIYの入り口、次には材料の切り出しから自分でやりたくなるに違いありません。となると、必要になってくるのが、直線を切るのに適した「丸ノコ」や曲線も切ることができる「ジグソー」です。

 またDIYで完成した家具の表面を磨きたいとなると、必要になるのが紙やすりをかけてくれる「サンダー」です。これは無垢フローリングのメンテナンスにも役に立つ、使い勝手のよい電動工具です。また研磨機と兼用の「サンダポリッシャ」を購入すれば、愛車のボディ磨きにも使えます。

まとめ

「不器用だから組み立て式の家具が苦手」という女性がいましたが、よくよく話を聞いてみると、ネジがかたくて締められないとのことでした。それは不器用なのではなく、力がないだけで、手だけでの組み立ては男性でも大変です。

 彼女に必要なのは、器用さではなくドリルドライバーです。一本あれば組み立てが楽しくなり、DIYの世界へまっしぐら!となるかもしれません。実用性だけでなく、趣味を広げるのにも最高の道具がドリルドライバーです。DIYをするなら、ぜひそろえてみてはいかがでしょうか?