誰でもわかるリノベ用語集304
■ペデスタル
「ペデスタル」とは、日本語で代車のことです。主に柱や彫刻、つぼなどを設置する際に使用する台車のことを指しており、もともとはローマ時代の建築における柱を乗せるための台を意味しています。建築の世界ではペデスタル型洗面器というものがあり、台が付いている洗面器のことを指しているのです。
各辞書・辞典からの解説
「ペデスタル」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「ペデスタル」の日本語訳である「台車」とは、1つ目の意味が「鉄道車両の車体を支えて走行する装置。台枠・車軸・車輪などからなる。」、2つ目の意味が「荷台に車輪と取っ手をつけた、運搬用の手押し車。建築物の梁や桁」となっています。
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「ペデスタル」の日本語訳である「台車」とは、1つ目の意味が「鉄道車両などの走行装置。車体とは別に組み立てられ、車体を支えて回転できるように取りつけられる。台わく、揺れまくら装置、車軸、ばね、車輪などからなる。」、2つ目の意味が「物を運搬するための、車のついた台。 建築物の梁、桁」となっています。
意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。
(1)~(2)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「ペデスタル」とは、「車輪と取っての付いた手押し車」のことであるとおわかり頂けたと思います。