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「レインズ」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「レインズ」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集036

■レインズ

「レインズ」とは、「Real Estate Information Network System」の頭文字を取った「REINS」のことであり、日本語では「不動産流通標準情報システム」と言われます。物件の大小に限らず情報交換をスピードアップし、広域化させることが目的です。

各辞書・辞典からの解説

「レインズ」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「不動産用語辞典」より
「不動産用語辞典」において「レインズ」とは、「不動産流通標準情報システム」の略のことであると説明されています。具体的には「Real Estate Information Network System」です。レインズは、国土交通大臣から指定を受けた他不動産流通指定機構が運営しているものです。現在、東日本、中部、近畿、西日本の4機構が存在しています。

(2)「ブリタニカ国際大百科事典」より
「ブリタニカ国際大百科事典」において「レインズ」とは、「首都圏不動産流通機構」のことです。レインズの目的は「宅地や建物の情報の登録や、提供を行うこと」であり、「コンピュータを駆使した情報機能を持つ組織」として1990年5月に設立されたものです。「物件の大小にかかわらず、情報交換のスピードアップと広域化」を促進することができます。

このレインズシステムは建設省と不動産流通近代化センターによって1986年3月に仕様が定められ、88年には13流通機構で導入がはじまりました。

(1)(2)と合わせてみると、「レインズ(REINS)」とは「Real Estate Information Network System」の略で「不動産流通標準情報システム」のことであるとおわかり頂けたと思います。