誰でもわかるリノベ用語集186
■勝手口
「勝手口」とは、「台所の出入り口」のことで、玄関とは別のものも指します。玄関を清潔に保つことを目的にしたり、洗濯物を取り込むなどの利便性を考えて勝手口を利用することもあります。また、他の意味としては茶室で亭主が出入りする口も茶道口や勝手口と言われています。
各辞書・辞典からの解説
「勝手口」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「勝手口」とは、1つ目の意味が「台所の出入り口。また、台所に行く入り口」、2つ目の意味が「茶室で亭主の出入りする口。茶道口」となっています。
(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「勝手口」とは「玄関とは別に設けられた台所等の出入口」のことで「表玄関を清く保つために設置される」こともあると説明されています。
(3)「日本大百科全書」より
「日本大百科全書」において「勝手口」とは、以下のような文章で説明がされています。
「住宅において、玄関とは別に設けられた台所の出入口。表玄関の清潔さや厳しさを保持しようとすればするほど勝手口の使用頻度は高くなる。ここからごみが搬出され、洗濯物が出し入れされる。御用聞きのほか、近隣の人たちの通用口として、あるいは子供たちの出入口としても利用される。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「勝手口」とは、「玄関とは別に設けられた台所などの出入り口」のことであるとおわかり頂けたと思います。