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「軒先」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「軒先」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集203

■軒先

「軒先」とは、軒の突き出た部分、家の前のことを意味します。建物よりも突き出しているため、雨や雪、日差しを遮ることができ、建物を守る役割を担います。とくに、ゲリラ豪雨や台風など、荒天した場合、軒の役割は重要です。軒があることで換気口や配管と外壁のつなぎ目、2階のベランダの雨戸などさまざまな部分からの雨漏りを防ぐことができます。

一戸建ての住宅の屋根で、外壁や窓、玄関よりも外側に突き出した部分を軒といい、その先端部分のことを軒先、下部分のバルコニーなどがある空間を軒下、軒の部分の下の面を軒天といいます。

各辞書・辞典からの解説

「軒先」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「軒先」とは、1つ目の意味が「軒の突き出た先の部分」、2つ目の意味が「家の前の軒に近い場所」となっています。

(2)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「軒先」とは、1つ目の意味が「 軒の先。軒端」、2つ目の意味が「軒に近い所。また、家の前」となっています。

(3)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「軒先」とは、1つ目の意味が「軒の先端の部分。のきぐち。のきば」、2つ目の意味が「軒の前にあたるところ。家の戸口の前」となっています。

(1)〜(3)を合わせてみると、辞書ごとの意味はほぼ同様で「軒先」とは、「軒の先端部分」、「家の前」という意味であることがおわかり頂けたと思います。