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「イニシャルコスト」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「イニシャルコスト」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集175

■イニシャルコスト

「イニシャルコスト」とは、初期費用、初期経費のことです。ああらしく事業を開始する際に、備品や車両などを導入し、実際に稼働するまでの間に必要となる経費のことを言います。建築業においては、ダンプや平ボディーなどもこのイニシャルコストに含まれます。

一方、コストなどを表す際によく耳にするランニングコストは、維持費用という意味があります。備品などを維持していく上で必要不可欠な費用のことです。

各辞書・辞典からの解説

「イニシャルコスト」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「イニシャルコスト」とは、「技術開発費や機械・設備の導入費など、製品開発から製造開始までの当初にかかる費用」のことであると説明されています。つまり、初期費用、初期投資、初期経費のことです。

(2)「ASCII.jpデジタル用語辞典」より
「ASCII.jpデジタル用語辞典」において「イニシャルコスト」とは「コンピューターやシステムを新規導入する際に必要となる経費」のことであると説明があります。「初期費用」とも言います。

(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「イニシャルコスト」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建物を建築するため、または設備を設置するために必要な諸費用の総計。建物竣工後の維持管理費用や、設備設置後の運転・修理費用などは含まれない。」

(1)〜(3)を合わせてみると、「イニシャルコスト」とは、「初期費用」のことであるとおわかり頂けたと思います。