誰でもわかるリノベ用語集264
■トタン屋根
「トタン屋根」とは、トタン板でふいた屋根のことです。板金と垂木を組み合わせた屋根のことで、瓦棒屋根とも言われます。現在はストレート屋根や瓦屋根が主流となり、数は減ってきていますが、材料費、施工費が安く、軽量で建物への負担が少ないなどの魅力があります。
一方で、断熱性が低く、錆びが出やすいため、定期的なメンテナスも必要です。塗装の変色や塗膜の剥離が見られたら、塗装を塗り替えることも必要になります。リフォーム、リノベーションの際にはサビ対策をすることと、耐久性にすぐれたガルバリウム鋼板への変更なども視野にいれるようにしましょう。
各辞書・辞典からの解説
「トタン屋根」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
□「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「トタン屋根」とは、以下のような文章で説明がされています。
「瓦棒屋根の事。屋根自体の傾斜が緩くても継ぎ目が少ない為、雨漏りしにくい。鉄板自体の厚みは0、4mm程度のため、定期的に塗装などのメンテナンスをしなければ、錆により破損してしまう。」
このように、「トタン屋根」とは、「トタン板でふいた屋根」のことであるとおわかり頂けたと思います。