Column

庭先を便利に、木製腰掛けの縁台を取り入れてみよう

室内から庭先へのアプローチの一部として、庭の休憩場所として、あるいは露地の意匠として、縁台はいかがでしょう。

縁台は、住まいの一部として何かと便利な用途があります。室内から庭先への出入り口に置けば、ステップの代わりや軒下への物干し台の一部として、庭へ置けば、庭仕事中の休憩場所や道具置き場などに利用できます。木製や竹製でできた上質なものを露地へ置けば、庭の一部として機能します。

最近では、住宅に縁側を設けなくなりましたが、縁台を庭先や露地に置くと、室内と屋外を上手につなぐ役割を果たすこともあります。今回はこの縁台についてお伝えします。

 

 

100社を超えるリフォーム・リノベ会社の事例をまとめました! リフォーム・リノベ会社の

事例集ダウンロードはこちら

リフォーム・リノベ会社の

紹介サービスを見る

縁台とは?

縁台は、庭先や近所の露地(道ばたなど)に置いて用いられる、木製の腰掛けのことです。ゴールデンウィーク頃になると、ホームセンターに夏の準備として取りそろえられることも多くあります。

休んだりくつろいだり、井戸端会議をしたりと様々な用途に活用されます。以前、旅行に訪れた場所で、地元の方が、露地に置かれた縁台で将棋を指しているところを見かけたこともあります。

 

縁台の形

縁台に、特別決まった形はありません。あるとすれば、水平に据え付けられていて、座るのにちょうど良い高さと大きさということでしょう。

休息やくつろぎのために使われますので、大人1~2人ぐらいが座ってちょうど良い大きさのものが多くあります。

木製の製品が多くあります。庭先に置かれますので、腐らないよう樹脂製品やアルミ製品の縁台も出回るようになりました。

 

縁台の歴史

縁台がいつ頃登場したのかは不明ですが、日本では江戸時代には一般的だったようです。浮世絵にも多く登場しています。

日本に限らず、中国やインド、中東まで広く使われているので世界的に広まっています。

 

 

縁台の役割、使い方

縁台は休憩以外にも、掃き出し窓から庭へ行き来したり、軒下へ洗濯物を干したりと様々な用途に使えます。

 

縁台の使い方

縁台の一番ポピュラーな使い方は、やはり腰掛け台としての使い方でしょう。

庭で遊んだり、庭仕事のとき、ちょっと休憩するのに便利なのが縁台です。天気の良い日であれば、縁台に腰かけてコーヒーを飲むのも良いかもしれません。

縁台を掃き出し窓に設置し、室内と庭を行き来するのに使うのも便利な使い方です。

掃き出し窓の前に設置しておき、靴を履くスペースとしてや、段差をつけて出入りの踏み台替わりに使うこともできます。縁台の下は空間になっているので、そこに靴をしまっておくこともできます。庭仕事をした後、ホコリを払うのに汚れないよう、縁台が活躍します。

腰かけの用途以外に、プランターや用具を置くスペースとしても重宝します。

プランターや鉢植えなどを置いておくと、風通しがよく、植物にとってよい環境を提供することができます。また、高さを変えて立体的に演出することも可能です。

 

縁台を取り入れたデザイン

昔ながらの和風住宅には、木製の縁台が重宝します。

最近のデザイン住宅には、それなりのデザインを凝らした縁台を取り入れたいものです。

 

 

縁台を採用するポイント

縁台の採用ポイントは素材選びです。インテリアにあう製品を選びましょう。

縁台の素材は木・竹製、アルミ製、樹脂製と大きく3つに分けられます。素材ごとの特徴にあわせて、選ぶと使い勝手が良いでしょう。

昔ながらの木・竹製の縁台は、炎天下でも熱くなりにくいのがポイントです。縁台は屋外への出入りの足場としても使われます。真夏、直射日光で暖められた地面は、想像以上に熱くなっています。直射日光が当たる場所では、木や竹でできた縁台はそれほど熱くならずに使うことができます。

アルミ製の縁台は、日陰や湿気の多い場所に向きます。水に強く、丈夫で、腐らない強みを生かすのが良いでしょう。また、軽量なので動かしやすいのもポイントです。

紹介した2つの利点を合わせたのが、樹脂製の縁台です。直射日光に当たっても熱くなりにくく、水気の多い場所でも腐らないのが良い点です。ただ、製品自体が他より高価で、若干重いのが難点になります。

 

 

縁台を取り入れたエクステリア

実際にエクステリアとして縁台を取り入れた例をいくつかご紹介します。

 

・ハンドメイドの縁台とミニデッキ

 

 

まとめ

縁台は、庭先を便利にするアイテムです。

エクステリアとして上手に取り込めば、庭の利用に幅が生まれ、庭の使い勝手が大きく向上します。縁台の製品によって特徴があるので、よく検討して取り入れることをオススメします。木製縁台はすてきですが、痛みが早いという点を忘れないようにしましょう。

今回は、縁台についてお伝えしました。エクステリアを検討されている方は、是非参考にしていただければと思います。

 

100社を超えるリフォーム・リノベ会社の事例をまとめました! リフォーム・リノベ会社の

事例集ダウンロードはこちら

リフォーム・リノベ会社の

紹介サービスを見る