新型コロナウイルス感染症の広がりをきっかけにして、在宅勤務をする方が増えるようになりました。長時間の在宅勤務を快適に行うには、テレワークにふさわしい椅子を選ぶことも重要です。
おすすめの在宅勤務用の椅子としてデスクチェアが挙げられますが、どのようなメリットがあるのかを知らない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、デスクチェアの特徴や正しい選び方について紹介します。この記事を一読すれば自分に合ったデスクチェア選びのアイデアが見つかるでしょう。
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デスクチェアとは
デスクチェアとは事務仕事やパソコンを使用するときに使う椅子で、一人で座れるように設計されています。体の向きを瞬時に変えられるようにキャスターが付いており、高さも机やテーブルに合わせて調整可能です。
肘掛け付きと肘掛けのないタイプの2種類から、目的や用途に合わせて好みのタイプを選びましょう。また座面にはクッションが備わっており、長時間の作業でも疲れを感じないように設計されています。
デスクチェアの魅力
デスクチェアの魅力のひとつは、首や腰の負担が軽減できることです。背もたれや腰当てが付いているので、作業中も適正な姿勢を保てるでしょう。
もうひとつの魅力は、作業に集中できることです。デスクに合わせて椅子の高さを合わせられるので、椅子への意識も減らせるでしょう。パソコンを使用するときでも、画面が見やすい位置で作業できます。
自分に合ったデスクチェアを選ぶ方法
デスクチェアにはさまざまなタイプがあるので、自分に合ったものを選びましょう。目的や用途に合わないデスクチェアを選ぶと、作業効率も悪くなり仕事に影響を与えることも。ここでは、自分に合ったデスクチェアを選ぶ方法を4つ紹介します。
デスクチェアのタイプを知る
デスクチェアにはさまざまなタイプがあるので、まずはどのようなタイプがあるのかを知っておきましょう。主なデスクチェアとして以下の3つがあります。
・事務椅子タイプ
デスクチェアの中でも一番シンプルなデザインなのは事務椅子タイプです。一番の魅力はコストパフォーマンスで、安価なモデルなら2,000円台で購入できます。
また、クッションや背もたれなどの基本的なパーツは付いているので作業に集中できるでしょう。在宅勤務を始めたので、とにかくデスクチェアをそろえたいという方におすすめです。
一方で他のタイプに比べて座り心地はあまりよくないと言われますので、質にこだわりたい方は別のタイプがよいでしょう。
・エグゼクティブタイプ
座り心地だけではなく見た目にもこだわりたい方は、エグゼクティブタイプのデスクチェアがおすすめです。背もたれや座面には本革を使用しているものも多く、高級感もあるでしょう。
また、他のタイプよりも座面が広く作られているので、長時間座っても疲れにくいというメリットもあります。
一方で価格については他のタイプよりも高価なので、予算内で購入できるかの検討も必要かもしれません。
・エルゴノミクスタイプ
エルゴノミクスとは人間工学という意味があり、エルゴノミクスタイプのデスクチェアは人間工学に基づいてデザインされているという点が特徴と言えます。
背中に背もたれがフィットするように設計されており、長時間の作業でもストレズを感じにくいでしょう。普段から腰痛や首痛などを抱えている方にはおすすめしたいデスクチェアです。
ロッキング機能の有無をチェックする
デスクチェアのタイプを把握した後は、実際に自分に合うデスクチェアを探しましょう。自分に合ったデスクチェアを見つけるためのポイントのひとつにロッキング機能の有無があります。
ロッキング機能とは椅子の背もたれに寄りかかったときに倒れる機能を指しており、ロッキング機能のあるデスクチェアなら長時間の作業でも腰を痛めにくいとされます。ロッキング機能には背もたれだけが倒れるタイプとデスクチェア全体で倒れるタイプがあります。腰に負担を掛けたくない方は、後者のタイプがおすすめでしょう。
材質をチェックする
ロッキングチェアをチェックした後は、椅子の材質をチェックしましょう。座面や背もたれにはさまざまな素材が使われていますが、メッシュタイプの材質なら通気性に優れているので長時間の作業でも快適です。
柔らかい材質が好みの方は、布タイプもおすすめです。背もたれが布製のデスクチェアなら、座ったときに体全体を包み込むような感触も味わえます。
まとめ
家で仕事をする機会も多くなる傾向の中、椅子は重要なアイテムのひとつです。背もたれやキャスターが付いたデスクチェアなら、体への負担も少なく作業ができるでしょう。
自分に合ったデスクチェアを探すときは、前もってどのようなタイプがあるのかを把握します。その後、ロッキング機能の有無や椅子の材質をチェックしましょう。自分に合ったデスクチェアを購入すれば集中しやすくなり、作業効率アップも期待できます。
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