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「プラダンボール板(ぷらだんぼーるいた)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集478

■プラダンボール板(ぷらだんぼーるいた)

「プラダンボール板」とは「ぷらだんぼーるいた」と読みます。「プラダンシート」と呼ばれることもあります。プラダンボール板とはポリプロピレン製の空中構造版のことです。

ポリプロピレンとはプロピレンガスを原料として製造される熱可塑性のプラスチックのことです。耐熱性を誇り、水に浮かぶという特徴を持っています。また、加工がしやすいのでフィルムやシートとしても重宝されています。

ポリプロピレンの主な用途として、食品用タッパーやプランターがあります。また食器洗浄機や洗濯機などの家電製品にも使われます。繊維携帯としてはカーペット、下着、オムツなどがあるのです。

ポリプロピレンを利用したプラダンボール板についても、耐久性、断熱性、遮音性などに優れています。水にも強いので、水気があっても簡単に梱包できるでしょう。

プラダンボール板は、衛生面で優れているという特徴もあります。紙製のダンボールは紙粉が発生します。ダンボールシートを裁断する際に生じる粉のことで、ダンボールに混入するケースもあるでしょう。

そのため、精密機械、薬、食品などは紙粉が混ざる可能性があるので使い無いケースもあります。プラダンボール板は紙粉が出ないので安心して梱包できます。

紙製とは異なり、繰り返し利用できるというメリットもあります。プラダンボール板のサイズはパレット付き大型コンテナのサイズからみかん箱のサイズまであり、目的や用途に合わせて自由に選べるでしょう。

・参考:モノタロウ「プラダンシート」