誰でもわかるリノベ用語集588
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■ワイドスパン
「ワイドスパン」とはバルコニー側の間口が広いタイプの間取りのことです。広さについての具体的な定義はありません。、70m2の3LDKの場合、通常のバルコニーからの間口が6mなので、7~8mの間口についてはワイドスパンと言えるでしょう。
ワイドスパンのメリットは太陽の光を取り込めることです。バルコニーの間口が広いので、通常よりも多くの光を集められます。2つ目のメリットは開放感です。通常よりもバルコニーを広く設計している場合もあり、ガーデンニングやカフェスペースとしての利用も可能です。
3つ目のメリットは間取りのバリエーションの多さです。最近の住宅では縦型の間取りが一般的ですが、ワイドスパンにすると横の間取りが長くなります。部屋を自由に配置しやすくなるので、居住性の高い間取りの設計ができるでしょう。
ワイドスパンのデメリットは全体の住戸数が減ることです。一般的なマンションやアパートよりも横幅が長くなるので、住戸数を少なめに設計しなければなりません。通常のマンションよりも販売価格が高い傾向にあります。
2つ目のデメリットは外気の影響を受けやすいことです。バルコニーからの間口が広くなると、窓の面積も増えるでしょう。窓ガラスは外気の影響を受けやすく、断熱性が悪くなります。エアコンやオイルヒーターによる寒さ対策が必要になるので、電気代が高額になるケースもあるでしょう。
3つ目のメリットはインテリアの費用がかかることです。通常よりも大きめの窓のサイズになるので、カーテンなどの費用がかかるでしょう。
(参考:アルファジャーナル「ワイドスパンなマンションって何?メリット・デメリットを徹底解剖」)
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