誰でもわかるリノベ用語集592
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■ロードヒーティング
「ロードヒーティング」とは、路面を加熱して凍結や融雪を防止する施設のことです。北海道や山間部など、気温の低い地域で利用されています。
ロードヒーティングの特徴は、地面にパイプを埋め込んでいることです。地面の雪を溶かしたり凍結を防いだりするために、温水を循環させるパイプを埋設して路面を加熱させています。地域によってはパイプの代わりに電熱線を使っています。
ロードヒーティングは石油式、ガス式、地下水式、電気式の4種類です。最も普及しているのは石油式で、全体の8割で使用されています。日本にあるロードヒーティングのほとんどは石油式と電気式です。
ロードヒーティングは車両用道路で使われていましたが、最近ではバリアフリーに対応するために市街地の歩道でも使われています。また、トンネルの出口や橋の入口など、凍結の起こりやすい場所でも使用されています。
ロードヒーティングのメリットは除雪の必要がないことです。温水や電気の力で雪や氷を溶かせるので、豪雪地帯でも安心して利用できます。
一方で、ロードヒーティングにはデメリットもあります。1つ目のデメリットはロードヒーティングのある場所とない場所の差が大きいことです。ロードヒーティングのある道路では雪が溶けていますが、ない場所では雪が積もっています。
車の出し入れをする際に、段差が生じることもあるでしょう。段差が原因で車が破損するケースもあります。また、費用が高いので維持するのが難しいという問題もあります。
(参考:アットホーム「ロードヒーティングとは」)
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