あなたのおうちの玄関はモノに溢れていませんか?玄関は通過点で滞在時間も短いため、気に留めていない方もいるかもしれません。しかし玄関はあらゆるモノ・コトが入ってくる大事な入口なのです。玄関に靴がたくさん出しっぱなし、段ボールが置いてある。廊下に荷物が置きっぱなし。などそういった状況になっている場合は玄関の空気も淀んでいる場合が多いです。でもせっかくのリノベーションでは気持ちの良い玄関にしたいですね。そんな玄関を叶えるために今日は2つの視点からポイントをお伝えします。
一番初めに考えること
『玄関周りの収納に何を収納したいか。』がとても大事です。先日のお客さんの会話の事例をお伝えしますね。そのお客さんは靴をしまう以外にジャケットをかけるスペースが欲しいとご要望を頂きました。それ以外にゴルフバック置き場も一緒に検討しました。他にスリッパ置き場や乾いた傘の収納場所、鍵の置き場など。どういったモノが玄関周りにあると便利なのかをお客さん自身も考えることでより使い勝手の良い玄関に近づきます。
他にもお子さんがいれば学校で使う絵の具や習字道具、体操着、習い事のバックなど、他にはマスクやティッシュ、冬場のカイロ、など、それぞれのライフスタイルでそこにあると便利なモノは異なってくると思います。そういったモノたちを考えることから始めると、見た目が綺麗だけではなく機能的な玄関リノベーションに近づきます。
玄関のインテリア(カラー)の考え方
LDK同様にお好きな雰囲気で仕上げていくと良いでしょう。写真のようにナチュラルな雰囲気や、あるいは色みを濃くしていけば落ち着いた雰囲気を演出できます。色の使い過ぎは注意が必要です。写真を例にとります。扉と収納扉を合わせると全部で3色使用しています。しかし統一感があるのはなぜでしょうか?それは、玄関収納はホワイト色系で壁の色に近づけ、ナチュラルな建具は床材の色味に近く、唯一ブルーグレー色のガラス扉がアクセントで際立って見えます。床と壁に近い色を取り入れ、アクセントとして1色際立たせていることで、3色使っても統一感のある玄関周りに仕上がっています。色合いは特に全体のバランスを考えていくと上手くいきます。
まとめ
最後に玄関を個性的にしたい!と思う方にお勧めの方法を2つだけお届けします。1つ目はアクセントクロスを取り入れる。色だけでなく柄物を入れるとより個性がでやすいです。2つ目はアートを飾る。難しく考えずに、ご自身が好き!と思う作品から入れてみましょう。他にもお届けしたいことがまだまだありますが、また次の玄関の回で。今回お届けした内容をチェックしてぜひご自身のリノベーションに活かしてみてくださいね。
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