ニューヨークから生まれたブルックリンスタイル。インテリアを完成させるために、あと一押し欲しいと思っていませんか?
最後の一押しに必要なのが、部屋の中心に来るカーペットです。
カーペットは、インテリアのバランスを整え、空間を作る役割をしてくれます。ソファーとテーブルだけの空間にカーペットを敷くことで、何もなかった空間に意味を作り出してくれます
インテリアの最後の一押しに、今回はブルックリンスタイルのカーペットのご紹介です。
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カーペットは色味、素材感、柄を重視して選ぶ
カーペットやラグの選び方は、色味、素材感、柄を重視して選んでみましょう。
インテリアを作り始めたばかりの人は、先に商品を選びがちです。でもちょっと待ってください。まずは、インテリアのイメージをはっきりさせていきましょう。最初は全体の色味を選び、それから素材感、柄と選んでいきます。
例えば、ダークカラーとして濃い茶色を選んだら、次は素材をウールや綿、リネンなどを考えます。最後好きな色柄を選んでいきましょう。
色味の考え方
インテリアをよくする方法として、色配分比率があります。インテリア全体の色合いを、3色に大別して組み合わせる方法です。カーペットの色味は、メインカラーやアクセントカラーとして合わせていきます。
インテリアに取り入れる色の割合は、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%を目安にしてみましょう。
例えば、ブルックリンスタイルに合うダークカラーの色合いであれば、
- ベースカラー:薄いグレーや白
- メインカラー:濃いグレーや茶色
- アクセントカラー:緑 など
という風に合わせていきます。カーペットは、メインカラーorアクセントカラーにあたるので、茶色やグレー、グリーンなどを選ぶと良いでしょう。
しかし、あくまでも全体の色味に合わせてそろえていきましょう。
色柄と素材
カーペットは長い歴史があり、その分色柄や素材が工夫されてきました。カーペットを選ぶ際は、実物を1度見ることをオススメします。
新しい素材や技法が生み出され、今でも様々なカーペットがあります。ウールやコットンなどの天然素材から、レーヨン、ポリエステルなど化学製品まで、幅広い素材で織られています。さらに糸の太さや織り方により様々な使い方ができます。
同じように見えるカーペットも、自分の好みや、カーテン、ソファーなどの他の布製品との兼ね合いもあるので、実物を1度見ることをオススメします。
インテリア事例
ブルックリンスタイルのインテリアで、カーペットを取り入れた事例を見てみましょう。
たくさんの事例を見ておくと、自分の作りたいインテリアイメージがより鮮明になり、色合いの組み合わせや家具選びもはかどるでしょう。
ブルーがすてきなデニム調のラグ
デニム素材のラグを使ったカーペットです。デニム特有のブルーが似合っています。デニムは、作業着に使われるほど丈夫な繊維ですので、床のカーペットにも用途が合っています。
幾何学模様がすてきなラグ
大きな幾何学模様が特徴のカーペットを、上手に取り込んでいます。ブルーの色合いがソファーとマッチして、アクセントカラーになっています。
幾何学模様がすてきなカーペット
幾何学模様のカーペットがマッチするインテリアです。このパターンのカーペットは、北欧スタイルに良く見られますが、ブルックリンスタイルに取り入れてもすてきです。
濃いブラウンのカーペット
黒に近い茶色のカーペットが、ソファーやローテーブルとマッチしています。壁のブルーグレー色もインテリアにマッチしていてすてきです。
カーペットを選ぶ際の注意点
イメージが固まったら実際にカーペットを選んでみましょう。ただし、その前にいくつか注意点があります。
- カーペットにも寿命がある
- カーペットのお手入れ方法を知る
- 実店舗で購入する際のチェックポイント
上記の3点を確認しておきましょう
1.カーペットにも寿命がある
カーペットにも寿命があります。快適に使うには2年を目安に買い替えを検討しましょう。
3畳ほどの製品であれば、¥3,000~¥10,000前後の製品は、短期間で使いつぶすものと考えましょう。¥10,000~¥18,000の製品で1~3年が目安でしょう。
また、季節ごとに模様替えを行いたいときは、低価格帯の製品でも問題なく3~4年は使えますし、しばらく使うなら中価格帯の製品でもよいでしょう。
高級品と呼ばれるカーペットやラグは、クリーニングを繰り返して使います。一生物といえますが、クリーニング費用も高額です。購入の際は注意しましょう。
カーペットにも寿命があることを理解し、用途に応じて選んでみましょう。
2.カーペットのお手入れ方法を知る
安価なカーペットといえど、キレイは保ちたちところです。お手入れ方法を知り、できるだけ長く持たせましょう。基本は、掃除機を掛けてホコリを吸い出します。毛足の短い製品は粘着ローラーをしようしてもかまいません。
汚れがひどい場合は専用洗剤を使う方法があります。ただ、専用洗剤は使い方を誤るとシミや色抜けの原因にもなります。ここのあたりは注意しておきましょう。
お手入れ方法を知り、できるだけ長く持たせましょう。
参考:DASKIN「カーペットをきれいにおそうじする方法|カーペットをおそうじして快適に過ごそう!」
3.実店舗で購入する際の注意点
カーペットもインテリアの重要な一部なので実物を見て選びたいところです。
実店舗で購入する際は、以下の5点を確認しておきます。
- お店の雰囲気・スタッフの雰囲気
- 大きさの確認(メジャーや部屋の間取り)
- 使い心地
- 購入時のサービス(金額や配送料、アフターサービスなど)
- 収納時の大きさ、搬入経路の確認
特に、購入時のサービスや収納時の大きさ、搬入経路の確認を忘れがちなので注意しましょう。
まとめ
今回は、ブルックリンスタイルのカーペットについてお伝えしました。
カーペットを選ぶ際は、たくさん意識しておくことがありますが、まずは自分好みのカーペットを見付けてみましょう。インターネットの事例や実店舗で見ることをオススメします。
すてきな製品を見付けてみましょう。
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