食器棚選びは、迷いませんか?
Instagramやルームクリップで見かけるインテリアは、キッチンもリビングダイニングと一体になり、とてもオシャレですてきな空間です。キッチンをオシャレにするには、やはり食器棚選びは欠かせないでしょう。
ダークカラーでまとめたブルックリンスタイルのインテリアにも、質の良い食器棚を選びたいところです。
今回は、私がオススメするブルックリンスタイルの食器棚の選び方をご紹介します。少しでもインテリア作りの参考になればと思います。
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食器棚はインテリアと合わせよう
食器棚選びで一番大切なのは、「インテリアと合わせる」ということです。
とても単純ですが、それゆえに選び方が意外と難しかったりします。まずはイメージを固めるために、たくさんの事例を見てみましょう。たくさんの事例を見て真似することは、プロのデザイナーもやっている方法で、自分好みのインテリアを完成させる一番の近道です。
それでは、厳選したインテリアを見てみましょう。
男前のフレームキッチン
ダークカラーと木材で作られたキッチンは、ブルックリンスタイルの定番です。食器棚はシェルフを使っているので、インテリアとしても大変見栄えがします。
このインテリアを作るときは、別に「隠せる場所」を作りましょう。見せたくない物、冷蔵庫や食器、食材などを隠せる場所がないと成立させるのは難しくなります。
良質のインテリア
食器類は、手元にある方が便利です。その場合は、見えないように扉を付ける工夫が必要です。
ブルックリンスタイルの基本は、ダークカラーです。木の風合いとダークカラーを組み合わせるのがポイントになります。この写真は、把手に黒を使いアクセントにしています。広さの関係で、別にパントリーなどを設けることができないときは、このような工夫をしてはいかがでしょうか?
SUS製冷蔵庫もインテリアの一部
食器棚は隠し、見せる場所は最小限にしたパターンです。
ここでもブルックリンスタイルの基本である、ダークカラーが使われています。食器棚に組み込まれた、ステンレス扉の冷蔵庫がアクセントになって、インテリアを引き締めています。
インテリアの配色は、見える範囲で、木7:黒2:シルバー1となっており、バランスの取れた配色です。
サブウェイタイルがにあう食器棚
こちらもシェフルタイプの食器棚です。背面にサブウェイタイルを組み合わせることで、インテリアとして完成させています。どちらかといえば、DIY感がありますが、ブルックリンスタイルは元々住む人が作り上げるインテリアのため、このタイプが本流といえるでしょう。
ニューヨークスタイルのキッチン
先ほど紹介した、ブルックリンスタイルの本流を登っていくとこのような形になります。
様々な形の食器・コップが所狭しと収納(?)された食器棚です。ニューヨークを舞台にしたドラマに出てきそうな食器棚です。
食器棚の基本知識
ブルックリンスタイルの食器棚を取り入れる前に、少しだけ食器棚についての基礎知識を知っておきましょう。食器棚選びのポイントは収納力と作業性、そしてデザイン性です。
デザイン性は、ブルックリンスタイルと決まっているので、あとは収納力と作業性です。この二つを満たすような食器棚を選んでみましょう。
作業性は食器の出し入れがポイント
食器棚には作業性もポイントです。
よく使う物は、手の届く取り出しやすい位置に、あまり使わない物は上下に分けてしまっていきます。
例えば次のように収納していきます。
- 上段:使用頻度の少ない大皿やお盆など
- 中段:よく使うもの(コップ、お茶碗、取り皿など)
- 下段:使用頻度が低く、あまり使わない物(グラスなど)
上段・中段・下段と分けてみましたが、実際は使う人の身長に合わせて調整します。
目線より上が上段、腰より下が下段、その間が中間と調整してみましょう。使い勝手が良くなります。
収納力は食器をどれだけしまえるかがポイント
食器棚に必要な収納力は、どれだけ食器をしまえるかがポイントです。食器以外のものもしまえることもポイントでしょう。
食器棚には様々なものをしまいます。食器の形も様々です。それらを上手にしまうには、意外にも「余白」が大切です。十分な収納力は、食器をしまうスペースと出し入れするための余白が必要です。
例えば、インテリア性の高いシェルフ式の食器棚は、見やすく出し入れしやすいですが、見栄えを考えると食器類は複数置くことができません。そういう場合は、扉付きの食器棚を見えないところに置いて補助すると良いでしょう。
まとめ
今回はブルックリンスタイルの食器棚についてお伝えしました。
ダークカラーでまとめた食器棚は、インテリアの引き立て役になります。食器棚は見た目だけでなく、使い勝手も考慮して選んでみましょう。
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